イラストレーター、ミュージシャン中村佑介のオフィシャルブログ または心のおもらし。Twitterは@kazekissaまで。
by kazekissa
ライフログ
ブログパーツ
リンク
■グッズ通販
■ポストカード通販
■画集『Blue』
■檸檬通り
■セイルズ
■うたにっき
お仕事の依頼、ご意見、ご感想はコチラまで。
<家族や友人、先生>
■あっちゃん
■あっこ
■石黒くん
■薫ちゃん
■柏木くん
■景介くん
■こいちゃん
■ゴッチ
■坂本さん
■さゆりちゃん
■寿一
■田中さん
■田上さん
■土井ちゃん
■徳永さん
■奈緒ちゃん
■能町さん
■はまじ
■林先生
■林さん
■古谷さん
■真理藻ちゃん
■みほちゃん
■やっこちゃん
■山田さん
■よしっこ
<協賛>
■飛鳥新社
■ART HOUSE
■digmeout ART&DINER
■なんば紅鶴
■なんば白鯨
その他のジャンル
魔法のペン。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのニューアルバムが発売されましたね。 僕はまだCD屋で並んでいるのを見ていないですが、
たくさんの人の手に渡るといいなぁ、時間なんてどうだっていいから。
だって音楽もジャケットも商業ベースにおいて最高のCDだから、
そんくらいもう空っぽになるくらい振り絞って抽出した100%ジュースです。
タイトルは「ワールド ワールド ワールド」と言います。
自問自答を繰り返した末の自分以外の世界への旅路、そう捉えています。
僕の場合、地球ではなく、それは君で、彼で、彼女で、
だから「YOU YOU YOU」か「ハローハローハロー」、
どっちにしようかなぁ。。。って僕が決めることじゃないし、
これがベストでしょう。だから後ろ姿なんですよ。
彼女は一体何を見てるのでしょうね、みなさん。
みなさんは一体何を見るのでしょう、地球か世界か社会か友達か恋人か家族か、
はたまた就職活動か、新学期か、明日のご飯か。
最後の方は結構現実的ですが、それでいいんだと思います。
おめでとう、ゴッチ、建ちゃん、山さん、潔さん。
うんこをしていると、電話が鳴っていました。
焦って出てきてかけなおすと、きぃちゃんでした。
きぃちゃんは大学の時の友達で、一緒に助手の仕事もしていました。
一緒にバンドもやっていました。
僕はバンド組むのはじめてなもんだから、嬉しくて嬉しくてしょうがなくって、
彼女のピアニカ(鍵盤ハーモニカ)パートを、
無我夢中でキーボードで入れまくった息継ぎ部分を考えていないデモ音源を、
忠実にスタジオで再現しようと、
顔を真っ赤にして白目剥いて酸欠状態で吹いてくれたこと、
いや顔、今でも忘れられません。
そういえば、この阿倍野へ引越してきた時、
最初の部屋はボロアパートで、トイレが廊下に面していて、
僕がうんこをしていると、トイレのドアを割れそうな程ガンガン叩き、
「いるのわかってるんやぞ~!」と借金の取立てのようにされた事がよくあり、
トイレに入るときはサディストのきぃちゃんの顔が浮かぶパブロフの犬なのです、僕は今でも。
電話は相変わらずの世間話や、愛娘で、僕の弟子でもあるネイロン(あだ名ね)の話など。
そうそう、1年くらい前に彼女(娘の方ね)に仕事用のミリペンをあげたら、
絵が上手く描ける魔法のペンだと思って、
家に帰るとちっとも上手くかけないネイロンはかんしゃくを起こしたそうです。
そして一言「ピンタロー(僕のあだ名ね)も色々大変やってんなぁ…」。
3歳児に同情される30歳児、2008年春、ぼくはげんきです…
と感傷に浸ってると、きぃちゃんが「もし、絵を描けなくなったらどうする?」と聞いてきました。
相変わらずいつでも唐突だなぁまったく。
どうするだろうね。
ここ1年で絵に対する気持ちが段々と変わってきて、
以前は絵が僕で、僕が絵だったんだけど、
そう、まさにアルバムタイトル「自分 自問 自答」ってタイトルがつきそうな程、
苦しくて仕方なく出すうんこのようなもののくせに、
それが僕だからガッチリとガードしていたんだけど、
まぁ、これは絵の内容じゃなくって、僕の気持ちだけね。
今は、何かもっとこう、口笛のような、鼻歌のような、
そんな風にして、「ハローハローハロー」と言いながら
みんなにプレゼントしたいと思っていて、
だから絵がなくても、きっと僕は生きていけるかなぁと、
面倒くさいので、↑最後の行だけ伝えました。
きぃちゃんにとってその大切なものは、
家庭であり愛する娘だと言っていました。とても立派だなぁと思います。
僕もそれが大切だと思ったとき、まだ腕が骨折していなかったら、
やっぱりそれを描けたら、歌えたらとぼんやり考え、電話をきり、仕事に戻りました。
やっぱり、魔法のペンかもよ?ネイロン。
BGM:風喫茶『椿』
たくさんの人の手に渡るといいなぁ、時間なんてどうだっていいから。
だって音楽もジャケットも商業ベースにおいて最高のCDだから、
そんくらいもう空っぽになるくらい振り絞って抽出した100%ジュースです。
タイトルは「ワールド ワールド ワールド」と言います。
自問自答を繰り返した末の自分以外の世界への旅路、そう捉えています。
僕の場合、地球ではなく、それは君で、彼で、彼女で、
だから「YOU YOU YOU」か「ハローハローハロー」、
どっちにしようかなぁ。。。って僕が決めることじゃないし、
これがベストでしょう。だから後ろ姿なんですよ。
彼女は一体何を見てるのでしょうね、みなさん。
みなさんは一体何を見るのでしょう、地球か世界か社会か友達か恋人か家族か、
はたまた就職活動か、新学期か、明日のご飯か。
最後の方は結構現実的ですが、それでいいんだと思います。
おめでとう、ゴッチ、建ちゃん、山さん、潔さん。
うんこをしていると、電話が鳴っていました。
焦って出てきてかけなおすと、きぃちゃんでした。
きぃちゃんは大学の時の友達で、一緒に助手の仕事もしていました。
一緒にバンドもやっていました。
僕はバンド組むのはじめてなもんだから、嬉しくて嬉しくてしょうがなくって、
彼女のピアニカ(鍵盤ハーモニカ)パートを、
無我夢中でキーボードで入れまくった息継ぎ部分を考えていないデモ音源を、
忠実にスタジオで再現しようと、
顔を真っ赤にして白目剥いて酸欠状態で吹いてくれたこと、
いや顔、今でも忘れられません。
そういえば、この阿倍野へ引越してきた時、
最初の部屋はボロアパートで、トイレが廊下に面していて、
僕がうんこをしていると、トイレのドアを割れそうな程ガンガン叩き、
「いるのわかってるんやぞ~!」と借金の取立てのようにされた事がよくあり、
トイレに入るときはサディストのきぃちゃんの顔が浮かぶパブロフの犬なのです、僕は今でも。
電話は相変わらずの世間話や、愛娘で、僕の弟子でもあるネイロン(あだ名ね)の話など。
そうそう、1年くらい前に彼女(娘の方ね)に仕事用のミリペンをあげたら、
絵が上手く描ける魔法のペンだと思って、
家に帰るとちっとも上手くかけないネイロンはかんしゃくを起こしたそうです。
そして一言「ピンタロー(僕のあだ名ね)も色々大変やってんなぁ…」。
3歳児に同情される30歳児、2008年春、ぼくはげんきです…
と感傷に浸ってると、きぃちゃんが「もし、絵を描けなくなったらどうする?」と聞いてきました。
相変わらずいつでも唐突だなぁまったく。
どうするだろうね。
ここ1年で絵に対する気持ちが段々と変わってきて、
以前は絵が僕で、僕が絵だったんだけど、
そう、まさにアルバムタイトル「自分 自問 自答」ってタイトルがつきそうな程、
苦しくて仕方なく出すうんこのようなもののくせに、
それが僕だからガッチリとガードしていたんだけど、
まぁ、これは絵の内容じゃなくって、僕の気持ちだけね。
今は、何かもっとこう、口笛のような、鼻歌のような、
そんな風にして、「ハローハローハロー」と言いながら
みんなにプレゼントしたいと思っていて、
だから絵がなくても、きっと僕は生きていけるかなぁと、
面倒くさいので、↑最後の行だけ伝えました。
きぃちゃんにとってその大切なものは、
家庭であり愛する娘だと言っていました。とても立派だなぁと思います。
僕もそれが大切だと思ったとき、まだ腕が骨折していなかったら、
やっぱりそれを描けたら、歌えたらとぼんやり考え、電話をきり、仕事に戻りました。
やっぱり、魔法のペンかもよ?ネイロン。
BGM:風喫茶『椿』
by kazekissa
| 2008-03-07 08:53
| 日記