イラストレーター、ミュージシャン中村佑介のオフィシャルブログ または心のおもらし。Twitterは@kazekissaまで。
by kazekissa
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13分半。
高校卒業の時までおしっこを漏らす癖がありました。
それはもう1日も欠かすことなく勤勉に毎日毎日漏らしていて、
既に完ぺき主義の片鱗が見えますね。
こうなると漏らしてる状態がデフォルトなので、
乾いた状態が漏らしてるということにもなるという、
何とも哲学的な少年です。
その頃、僕は2段ベッドの上で寝てたのですが、
お兄ちゃんが「雫が垂れてくるから」と家族極秘首脳会議の結果、
僕は下で寝る事になったくらい。
だから小学校の時の特技は、絵とおもらし。
卒業文集には最初のひとつしか載ってないけど、
そうそう、もうひとつあった。兄へのあだ名付け。
そのキラリと光るネーミングセンスで「豚肉(豚ではな~い~)」
「人食い人種(人は食べない~)」などなど、あ、( )内はお兄ちゃんの返しね。
それくらい太ってたんだなぁ、うちのお兄ちゃんは。
そして当時、キン肉マンに夢中だった僕はやはり
「キング・ザ・100トン(0.1トンしかない~)」という称号をあげ、
下で寝るのも慣れてきたある日、大事件が起こりました。
僕の毎日コツコツと漏らしていたおしっこでベッドの板が腐り、大分弱っていたらしく、
ミシミシ、メキメキ、ドッカーン!、「この命、マリポーサ様のために!!」とは言ってないけど、
眠ったままのお兄ちゃんが板を突き破って僕にボディプレスを決めたのです。
何てこった。空に唾を吐いたら自分の顔にかかる自業自得という意味の、
『天に唾する』ということわざがあるけど、この場合『キングザ100トンにおもらしする』だ。
もちろん、この事件もトップシークレット。
何故なら、お兄ちゃんが落ちてきたことがバレたら、
芋づる式に僕の秘密も掘り返されてしまうことになるから。
でも今考えてみたら、よく一緒に居た友達は気付いてたんだろなぁ。
だって、身体も洗わないで「いってきます」するから明らかに全身おしっこの匂いだし、
それで「よお!」なんて、気付いてないだろ的な笑顔で挨拶されたら、
「よ…よお…」と返すので精一杯だよね。
それを愛だと呼ぶのなら、ひとつの形なんだろうけど。
それが大学に行ってパタリと治ったんだよね。
ゴメン、少しサバ読んだ。やっぱり最初はちょくちょくはやっていたんだけど、
"人は人"という人間が集まった芸術大学の環境で生活する内に、
「人は人。僕は僕。おもらしはおもらし。」と自然と思えてそれで。
きっと子供の頃は怖かったんだと思う。みんな笑うだろうなぁって。
それで「なんで笑うの?」って聞いても「だって普通じゃないも~ん」と返ってくるからさぁ。
まぁ、いまだに絵やラジオやバンドやこの日記という形で、
心のおもらしは続いてるけど、臭くないから構やしない。よね?
で、何でこんな話をしたのかと言うと、
友達の知り合いが鬱で悩んでいて、僕なりに頭をひねってみたんだ。
友達の心を軽くしたいからなんだけど。
だって友達にはまだ持ってもらわなきゃいかんもんがたくさんある。
だからちょっと持ったげる。
それに、イラストの好きな子って感受性が強く繊細な子が多いから、
ここに居る人の中にも、何かしらを抱えてる子も居るんじゃないかと思ってさ。
みんな大丈夫。変な子なんて1人も居ませんよ。
それぞれの中に幸せと不幸せは確かにあるけど、人と比べるもんでもありません。
あなたは世界一不幸で、世界一幸せです。
って、新興宗教の勧誘みたいになっちゃったけど、
そんなことほんとに思ってたり、自分に言い聞かせたりしています。
「おもらしと一緒にすんな!」って、ちょっと例えが悪かったかもしんないけど、
これでも死にそうなくらいに悩んだんよ。世界は僕だからね。
今も悩みの大きさは変わらないけど、死にそうなくらいではない。
特に日本は流行の出来やすい、裏を返せば情緒不安定な国なので、
人と違うことで悩まされることも多いでしょう。ここまでよく頑張ったねぇ。
背が低かったり、お小遣いが少なかったり、胸が小さかったり、
おちんちんがホットドッグプレスに載ってた平均サイズに満たなかったり、
みんなが聞いてない音楽が好きだったり、人気ない異性が好きだったり、
いい歳してアニメが好きだったり、家庭がなかったり、
365日お漏らししていたり、このブログを読んでいたり(少なくて悪かったなぁ ほっとけ!)。
いいじゃん。いいじゃん。
まぁ、今はこの少数派に属していることも僕のアイデンティティや、
仕事においてのマーケティングとなっているので、
一般的と呼ばれる大多数の人たちに対して「普通で居てくれてありがとねー」と思うけど、
やはり生活している以上、そんな人とも関わることもあるので、
今でも無意識の圧力は感じることがあります。
そんなどうしても辛~い時は、小沢健二さんの「天使たちのシーン」に13分半耳を傾けます。
"いつか誰もが花を愛し歌を歌い 返事じゃない言葉を喋り出すのなら"いいね。
「えー、今時オザケン~?流行ってないじゃん。ダッセー」
って思ったそこのアナタ、ごめん、探してる言葉、今回はないわ。
聴いてみようと思った君、素晴らしい。何処でも何でも出来るさ。
あ、ちなみに、1stアルバムの「dogs」に入っているので、是非買ってね。
あと、うちの兄ももう痩せてるから誰か是非お嫁に行ってあげてね。
それにしても、相変わらずえらい大量のおもらしでしょう。
昨日書いた下品な日記を見えないように下げようとしてる訳じゃ決してないからね。
断じてないからね。また誰も聞いてないのに墓穴を掘ってしまった。
それはもう1日も欠かすことなく勤勉に毎日毎日漏らしていて、
既に完ぺき主義の片鱗が見えますね。
こうなると漏らしてる状態がデフォルトなので、
乾いた状態が漏らしてるということにもなるという、
何とも哲学的な少年です。
その頃、僕は2段ベッドの上で寝てたのですが、
お兄ちゃんが「雫が垂れてくるから」と家族極秘首脳会議の結果、
僕は下で寝る事になったくらい。
だから小学校の時の特技は、絵とおもらし。
卒業文集には最初のひとつしか載ってないけど、
そうそう、もうひとつあった。兄へのあだ名付け。
そのキラリと光るネーミングセンスで「豚肉(豚ではな~い~)」
「人食い人種(人は食べない~)」などなど、あ、( )内はお兄ちゃんの返しね。
それくらい太ってたんだなぁ、うちのお兄ちゃんは。
そして当時、キン肉マンに夢中だった僕はやはり
「キング・ザ・100トン(0.1トンしかない~)」という称号をあげ、
下で寝るのも慣れてきたある日、大事件が起こりました。
僕の毎日コツコツと漏らしていたおしっこでベッドの板が腐り、大分弱っていたらしく、
ミシミシ、メキメキ、ドッカーン!、「この命、マリポーサ様のために!!」とは言ってないけど、
眠ったままのお兄ちゃんが板を突き破って僕にボディプレスを決めたのです。
何てこった。空に唾を吐いたら自分の顔にかかる自業自得という意味の、
『天に唾する』ということわざがあるけど、この場合『キングザ100トンにおもらしする』だ。
もちろん、この事件もトップシークレット。
何故なら、お兄ちゃんが落ちてきたことがバレたら、
芋づる式に僕の秘密も掘り返されてしまうことになるから。
でも今考えてみたら、よく一緒に居た友達は気付いてたんだろなぁ。
だって、身体も洗わないで「いってきます」するから明らかに全身おしっこの匂いだし、
それで「よお!」なんて、気付いてないだろ的な笑顔で挨拶されたら、
「よ…よお…」と返すので精一杯だよね。
それを愛だと呼ぶのなら、ひとつの形なんだろうけど。
それが大学に行ってパタリと治ったんだよね。
ゴメン、少しサバ読んだ。やっぱり最初はちょくちょくはやっていたんだけど、
"人は人"という人間が集まった芸術大学の環境で生活する内に、
「人は人。僕は僕。おもらしはおもらし。」と自然と思えてそれで。
きっと子供の頃は怖かったんだと思う。みんな笑うだろうなぁって。
それで「なんで笑うの?」って聞いても「だって普通じゃないも~ん」と返ってくるからさぁ。
まぁ、いまだに絵やラジオやバンドやこの日記という形で、
心のおもらしは続いてるけど、臭くないから構やしない。よね?
で、何でこんな話をしたのかと言うと、
友達の知り合いが鬱で悩んでいて、僕なりに頭をひねってみたんだ。
友達の心を軽くしたいからなんだけど。
だって友達にはまだ持ってもらわなきゃいかんもんがたくさんある。
だからちょっと持ったげる。
それに、イラストの好きな子って感受性が強く繊細な子が多いから、
ここに居る人の中にも、何かしらを抱えてる子も居るんじゃないかと思ってさ。
みんな大丈夫。変な子なんて1人も居ませんよ。
それぞれの中に幸せと不幸せは確かにあるけど、人と比べるもんでもありません。
あなたは世界一不幸で、世界一幸せです。
って、新興宗教の勧誘みたいになっちゃったけど、
そんなことほんとに思ってたり、自分に言い聞かせたりしています。
「おもらしと一緒にすんな!」って、ちょっと例えが悪かったかもしんないけど、
これでも死にそうなくらいに悩んだんよ。世界は僕だからね。
今も悩みの大きさは変わらないけど、死にそうなくらいではない。
特に日本は流行の出来やすい、裏を返せば情緒不安定な国なので、
人と違うことで悩まされることも多いでしょう。ここまでよく頑張ったねぇ。
背が低かったり、お小遣いが少なかったり、胸が小さかったり、
おちんちんがホットドッグプレスに載ってた平均サイズに満たなかったり、
みんなが聞いてない音楽が好きだったり、人気ない異性が好きだったり、
いい歳してアニメが好きだったり、家庭がなかったり、
365日お漏らししていたり、このブログを読んでいたり(少なくて悪かったなぁ ほっとけ!)。
いいじゃん。いいじゃん。
まぁ、今はこの少数派に属していることも僕のアイデンティティや、
仕事においてのマーケティングとなっているので、
一般的と呼ばれる大多数の人たちに対して「普通で居てくれてありがとねー」と思うけど、
やはり生活している以上、そんな人とも関わることもあるので、
今でも無意識の圧力は感じることがあります。
そんなどうしても辛~い時は、小沢健二さんの「天使たちのシーン」に13分半耳を傾けます。
"いつか誰もが花を愛し歌を歌い 返事じゃない言葉を喋り出すのなら"いいね。
「えー、今時オザケン~?流行ってないじゃん。ダッセー」
って思ったそこのアナタ、ごめん、探してる言葉、今回はないわ。
聴いてみようと思った君、素晴らしい。何処でも何でも出来るさ。
あ、ちなみに、1stアルバムの「dogs」に入っているので、是非買ってね。
あと、うちの兄ももう痩せてるから誰か是非お嫁に行ってあげてね。
それにしても、相変わらずえらい大量のおもらしでしょう。
昨日書いた下品な日記を見えないように下げようとしてる訳じゃ決してないからね。
断じてないからね。また誰も聞いてないのに墓穴を掘ってしまった。
by kazekissa
| 2007-12-05 21:29
| 日記