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イラストレーター、ミュージシャン中村佑介のオフィシャルブログ または心のおもらし。Twitterは@kazekissaまで。


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あっちへカーブ。

以前、制作中なのですが、
人体のラインや人工物は法則がつかめても、
自然物を描くということに慣れることはありません。
資料を見ながら木の枝を指で辿ります。
もうこれまで何枚も描いていることだし、
ある程度、見当をつけ余所見をして、
こっちだろうと歩いて行くと、
道は思いも寄らぬあっち側へつつつっとカーブします。

自然物だって例えばその枝だったら、
より日光の受けやすい方向へ伸びているのでしょうけど、
それは本能の部分で、僕らは考えることが邪魔をして、
どうしても整った真っ直ぐや、まんまるにしようとしてしまいます。
そうですね。子供でもペンを持たせたら、
人や動物や花など、何かを描こうとします。
見たこともないような模様は
もっとふわっとした時にしか生まれないでしょう。

そのように、意識の手をぱっと離したら、
一見歪な形に見えても丸く収まることがあるかもしれませんが、
それが出来たら苦労はないし、
これが僕らの持つ優しさでもあると信じたいものです。
ちょっと話が抽象的だけど、
少し見習ってこんなところでふわっと終わってみます。
by kazekissa | 2007-10-15 18:37 | 日記