イラストレーター、ミュージシャン中村佑介のオフィシャルブログ または心のおもらし。Twitterは@kazekissaまで。
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夏が僕の髪を切った。
夏はまず手始めに僕の髪を切った。
いつも行っている美容院は家から歩いて1分なのに、
それだけで汗をかくような真昼間、
待合席に腰を下ろしあめちゃん食べて少し待つ。
いつものひとは忙しそうだったので、
いつもと違う男性がハサミを持つことに。
これはインタビュアーに対しても思っていたことだけど、
今まで色んな人に髪を切ってもらってわかった事は、
やはり女性は優しく、男性は攻撃的と言うこと。
接し方や性格の話ではなくエネルギーの話で、
女性の場合、その人の希望:美容師の希望が、
多くても7:3なのに対し、
男性は少なくとも半々くらいで攻めてくる。
つまり「イメチェンしてみませんか?」と言われたんね。
僕はここ10年くらい同じ髪型で変えるのも面倒臭いので、
いつもなら断るところなんだけど、
その人があまりに優しい顔で笑って、
「実は、今度結婚するんですよ」って言ったので、
信じることにしてみた。
ただいきなり変わるのは抵抗があるので、
長いスパンで最終的にグラデーションを描いて変わる方向で、
今回は少しだけ。ね。
どうやら僕の一人自己啓発セミナーも
成功の方向へ向かっているようだ。
人はいきなりは変わらないし、他人のテコでも動かない。
もし変わったように見えたなら、月島さんの言葉を借りると、
「1日で変わった人は1日で戻る」。
なので僕は技術的なことで求められた時以外は、
人にアドバイスなんてしない。
だっていつも人生や性格の事でアドバイスされて思うのは、
「おせっかいな奴だなぁ」だけだもん。
どんなにグウタラに見えても、駄目な奴に見えても、
みんなそれぞれその時を精一杯生きていると思うんね。
それなのに言ってくる奴は、
自分のコンプレックスの裏側をぶつけているか、
逆説的に「自分は出来ている」ということを証明して、
ちょっぴり悦に入りたいだけだ。
ただ10年前の僕が今の僕を見たら羨ましく思うだろう。
いや、不思議な顔をするんだろうな。
いやいや、イラストレーターになれることは
予想の範囲内だったので「あぁ、そう」って言うだろう。
自分の問題だしね。
メンバーを信用して一緒に音楽が出来ている。
メンバーを信用して一緒にラジオが出来ている。
月島さんを信用して一緒に作品を作れている。
つまり、僕のこころの部屋に誰かを招き入れ、
ものを交換出来ること。
そこで思うのは、長い時間と人のこと。
川の底で丸くなる石のようなもの。
それはそれは優しい摩擦だ。
だから昨日と今日で何も変わっちゃいない。
ただ軽くなった僕の髪を見て、
目深に被った帽子の下で君が笑っただけさ。
その瞬間、街中に夏が充満しただけさ。
いつも行っている美容院は家から歩いて1分なのに、
それだけで汗をかくような真昼間、
待合席に腰を下ろしあめちゃん食べて少し待つ。
いつものひとは忙しそうだったので、
いつもと違う男性がハサミを持つことに。
これはインタビュアーに対しても思っていたことだけど、
今まで色んな人に髪を切ってもらってわかった事は、
やはり女性は優しく、男性は攻撃的と言うこと。
接し方や性格の話ではなくエネルギーの話で、
女性の場合、その人の希望:美容師の希望が、
多くても7:3なのに対し、
男性は少なくとも半々くらいで攻めてくる。
つまり「イメチェンしてみませんか?」と言われたんね。
僕はここ10年くらい同じ髪型で変えるのも面倒臭いので、
いつもなら断るところなんだけど、
その人があまりに優しい顔で笑って、
「実は、今度結婚するんですよ」って言ったので、
信じることにしてみた。
ただいきなり変わるのは抵抗があるので、
長いスパンで最終的にグラデーションを描いて変わる方向で、
今回は少しだけ。ね。
どうやら僕の一人自己啓発セミナーも
成功の方向へ向かっているようだ。
人はいきなりは変わらないし、他人のテコでも動かない。
もし変わったように見えたなら、月島さんの言葉を借りると、
「1日で変わった人は1日で戻る」。
なので僕は技術的なことで求められた時以外は、
人にアドバイスなんてしない。
だっていつも人生や性格の事でアドバイスされて思うのは、
「おせっかいな奴だなぁ」だけだもん。
どんなにグウタラに見えても、駄目な奴に見えても、
みんなそれぞれその時を精一杯生きていると思うんね。
それなのに言ってくる奴は、
自分のコンプレックスの裏側をぶつけているか、
逆説的に「自分は出来ている」ということを証明して、
ちょっぴり悦に入りたいだけだ。
ただ10年前の僕が今の僕を見たら羨ましく思うだろう。
いや、不思議な顔をするんだろうな。
いやいや、イラストレーターになれることは
予想の範囲内だったので「あぁ、そう」って言うだろう。
自分の問題だしね。
メンバーを信用して一緒に音楽が出来ている。
メンバーを信用して一緒にラジオが出来ている。
月島さんを信用して一緒に作品を作れている。
つまり、僕のこころの部屋に誰かを招き入れ、
ものを交換出来ること。
そこで思うのは、長い時間と人のこと。
川の底で丸くなる石のようなもの。
それはそれは優しい摩擦だ。
だから昨日と今日で何も変わっちゃいない。
ただ軽くなった僕の髪を見て、
目深に被った帽子の下で君が笑っただけさ。
その瞬間、街中に夏が充満しただけさ。
by kazekissa
| 2006-06-05 17:39
| 日記