イラストレーター、ミュージシャン中村佑介のオフィシャルブログ または心のおもらし。Twitterは@kazekissaまで。
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受験生の皆さまと、かつて受験生だった皆さまへ
今週月曜日に発売され、2度目のAKB48の柏木由紀さんとの
コラボレーショングラビアが掲載されている週刊ビッグコミックスピリッツ。
今回もたくさんの反響を頂き、たいへん嬉しく思っております。
これを機に当ブログに訪れて下さった方、はじめまして。
そして手に入れて下さった皆さま、どうもありがとうございます。
お礼に、本誌では小さかったグラビアの元イラストを公開しておきます。 この描き下ろしイラストに込めたテーマについては、
本誌で詳しく語っておりますので、割愛させて頂きますが、
技術的な挑戦としては、どうしても特徴を出す為に、
正面が多い似顔絵というものを、真横から描いてみようというものでした。
綺麗な耳の形、すらりと長く伸びる首など身体的特徴もありますが、
少し垂れているのに強い意志を感じる目と眉が印象的な方だと思いました。
これを見て気になって下さった方は、週刊誌ですが合併号なので
来週末くらいまでは書店にはあると思いますので、ぜひご覧ください。
グラビア以外にも、付録のミニカレンダーとポスター、
付録往復書簡や制作過程も掲載されております。詳細はコチラ。
さて、おめでたい初日の出イラストでしたが、
ここを見てくれている方の中にもたくさんいらっしゃる受験生にとっては、
1月といえば、そんなめでたい気分で落ち着ける暇もなく、
受験勉強が大詰めで、たいへんなことでしょう。
僕も高校3年生の冬は、芸大といえど一般教養のテストもあったので、
美大予備校に行くまでの、また帰りの電車の中では
漫画雑誌を読む暇もなく単語帳をぺらぺらとしていました。
そして、「元旦くらいは…」と初詣に行っても、持って帰ってくるのは合格祈願のお守り。
いつも頭の片隅でささやいてくるもう一人の自分と闘っている気分でした。
青春といえば、部活動や恋愛にスポットが当たりがちで、
それをしていない者は、横目に羨ましく思うこともありますが、
そんな受験勉強も立派な青春だったんだなぁと、今の僕は思います。
なぜなら、働かなくちゃいけない大人になれば
好き嫌いは置いといて、そんなたくさんの勉強する時間はもう取れないのです。
かけがえのない時間にかわりありません。
とは言え、画集『Blue』のあとがきにも書きましたが、
その時期にいる当事者にとっては、輝かしいものには感じらませんし、
この思い出話も、暇つぶしにはなれど、励みにはならないと思いますので、
応援の意味を込めて、来月号の小学館「きらら」の表紙を描きました。 「がんばれ!」と3日間思い続けて描きましたので、受験が終わるまでの期間、
携帯電話の待ち受けにして、へこたれそうな時や、緊張した時など、
これを見て情念を受け取って頂ければ幸いです。
また受験の息抜きといえばラジオ。
よく、サイン会でも「仕事中はどんな音楽を聴かれますか?」という質問を受け、
もちろんCDジャケットを描くときは、その音楽を聴きますが、
色塗り中は実はずっとAMかポッドキャストを聴いています。
そして受験勉強をしていた頃によく聴いていた番組が「MBSヤングタウン」。
通称"ヤンタン"と言われ、いまでも明石屋さんまさんと笑福亭鶴瓶さんが
それぞれパーソナリティを担当している土曜日と日曜日は
番組として残っていますが、当時、関西のお笑い好きの若者はみんな聴いていて、
同時に関西の若手芸人の登竜門的番組でもありました。
のちに東京へ出て「ごっつええ感じ」になったあのダウンタウンのお二人と
タレントのYOUさん(当時アシスタント)の出会いも、このヤンタン木曜日担当でした。
その後しばらくして、木曜日のパーソナリティはFUJIWARAのお二人と、
まだ大阪城で路上ライブをしていた頃のシャ乱Qのつんくさんに。
もちろんプロデューサーでもなく、バンドとしてもヒット曲も1曲もない状況でしたので、
藤本さんが「ぜんぜん売れへんなぁ~」とつんくさんの事をよくからかっていました。
その後、状況は逆転しましたが、最近、FUJIWARAのお二人も東京のテレビで
よくお見かけするようになり、あの頃のリスナーとして嬉しい気持ちになります。
そしてなんと、その思い出深いMBSで、ついにラジオパーソナリティをさせて頂きました。
番組名は『ラジオ30s'』。2週に渡る合計2時間の対談番組です。 放送は今週末の1月12日(土)と19日(土)の17:59~19:00にMBS(AM1179kHz)にて。
radikoを使って携帯やパソコンでもお聴きになれます。詳細は公式サイトをご確認ください。
そのお相手をして下さったのが、関西の人気コントグループ・GAG少年楽団の福井俊太郎さん。 ヨシモトに所属しているのにも関わらず、プロフィールの尊敬している芸人の欄には、
"ネプチューン"と書き、(ネプチューンは柏木由紀さんと同じワタナベエンターテインメント所属)
好き過ぎて、テレビの一発ギャグコーナーで「は~らだたいぞうです!!」と
丸パクリ完コピするというツワモノ。しかしもちろん泰造ではない名前の俊太郎は、
あの詩人・谷川俊太郎さんから来ており、そのコント職人としての繊細な一面も垣間見せます。
そもそも、この『ラジオ30's』は関西で活動する30代の2名が
初対面でお互いのこれまでをインタビューをすると言う趣旨の番組なのですが、
さすが芸人さん、はじめてお会いするとは思えないほど、
1時間いじって頂きました。そして1時間いじり返してきました。
収録でしたので、どこまでがカットされるかは蓋を開けるまでわかりませんが、
初対面とは思えないほど、楽しく和やかな雰囲気は伝われば幸いです。
声の低い福井さんと、声の高い僕ですので、耳障りとしても聞きやすいと思います。
関西の方はぜひお聴き逃しなく。
そして関西以外の方も18日は『未来シアター』お見逃しなく。
最後に、こちらも対談がCINRA.netにて公開されました。http://www.cinra.net/column/complexbunka/sailorfuku02-1.php こちらのお相手は、数々の音楽誌や、CINRAでもずっと『フジワラノリ化論』という
コラムを連載されていたライター・武田砂鉄さん。
収録は12月24日のクリスマスイブ、新横浜サイン会のすぐ後で、
ずっと武田さんの作品の読者でしたので、お会いできてほんとうにうれしかったです。
『コンプレックス文化論』という連載コーナーの第4回で、一見名前はややこしそうですが、
性格や性癖がどう仕事に繋がっているかという、下ネタの長~い言い訳になっております。
僕がなぜセーラー服を描いてきたのか、これもサイン会などでよく聞かれる質問で
非常に困ってしまいましたが、書店では答えられないこんな理由がありました。
とはいえ、さすがの武田さん、最終的には非常に感動的にまとめて下さっておりますので、
どうぞ最後まで辛抱強くお読みください。「きらら」のイラストは主人公が女の子でしたので、
こちらはぜひ悶々としている男の子に読んでもらいたい内容です。
セーラー服が登場すると言う共通点もありますが、どちらも嘘偽りのない青春の姿でしょう。
11日には其ノ3も公開されます。お楽しみに。
以上、受験生の皆さまと、かつて受験生だった皆さまへのエールでした。
やがて心の新年も明けますこと、心よりお祈りしております。
コラボレーショングラビアが掲載されている週刊ビッグコミックスピリッツ。
今回もたくさんの反響を頂き、たいへん嬉しく思っております。
これを機に当ブログに訪れて下さった方、はじめまして。
そして手に入れて下さった皆さま、どうもありがとうございます。
お礼に、本誌では小さかったグラビアの元イラストを公開しておきます。
本誌で詳しく語っておりますので、割愛させて頂きますが、
技術的な挑戦としては、どうしても特徴を出す為に、
正面が多い似顔絵というものを、真横から描いてみようというものでした。
綺麗な耳の形、すらりと長く伸びる首など身体的特徴もありますが、
少し垂れているのに強い意志を感じる目と眉が印象的な方だと思いました。
これを見て気になって下さった方は、週刊誌ですが合併号なので
来週末くらいまでは書店にはあると思いますので、ぜひご覧ください。
グラビア以外にも、付録のミニカレンダーとポスター、
付録往復書簡や制作過程も掲載されております。詳細はコチラ。
さて、おめでたい初日の出イラストでしたが、
ここを見てくれている方の中にもたくさんいらっしゃる受験生にとっては、
1月といえば、そんなめでたい気分で落ち着ける暇もなく、
受験勉強が大詰めで、たいへんなことでしょう。
僕も高校3年生の冬は、芸大といえど一般教養のテストもあったので、
美大予備校に行くまでの、また帰りの電車の中では
漫画雑誌を読む暇もなく単語帳をぺらぺらとしていました。
そして、「元旦くらいは…」と初詣に行っても、持って帰ってくるのは合格祈願のお守り。
いつも頭の片隅でささやいてくるもう一人の自分と闘っている気分でした。
青春といえば、部活動や恋愛にスポットが当たりがちで、
それをしていない者は、横目に羨ましく思うこともありますが、
そんな受験勉強も立派な青春だったんだなぁと、今の僕は思います。
なぜなら、働かなくちゃいけない大人になれば
好き嫌いは置いといて、そんなたくさんの勉強する時間はもう取れないのです。
かけがえのない時間にかわりありません。
とは言え、画集『Blue』のあとがきにも書きましたが、
その時期にいる当事者にとっては、輝かしいものには感じらませんし、
この思い出話も、暇つぶしにはなれど、励みにはならないと思いますので、
応援の意味を込めて、来月号の小学館「きらら」の表紙を描きました。
携帯電話の待ち受けにして、へこたれそうな時や、緊張した時など、
これを見て情念を受け取って頂ければ幸いです。
また受験の息抜きといえばラジオ。
よく、サイン会でも「仕事中はどんな音楽を聴かれますか?」という質問を受け、
もちろんCDジャケットを描くときは、その音楽を聴きますが、
色塗り中は実はずっとAMかポッドキャストを聴いています。
そして受験勉強をしていた頃によく聴いていた番組が「MBSヤングタウン」。
通称"ヤンタン"と言われ、いまでも明石屋さんまさんと笑福亭鶴瓶さんが
それぞれパーソナリティを担当している土曜日と日曜日は
番組として残っていますが、当時、関西のお笑い好きの若者はみんな聴いていて、
同時に関西の若手芸人の登竜門的番組でもありました。
のちに東京へ出て「ごっつええ感じ」になったあのダウンタウンのお二人と
タレントのYOUさん(当時アシスタント)の出会いも、このヤンタン木曜日担当でした。
その後しばらくして、木曜日のパーソナリティはFUJIWARAのお二人と、
まだ大阪城で路上ライブをしていた頃のシャ乱Qのつんくさんに。
もちろんプロデューサーでもなく、バンドとしてもヒット曲も1曲もない状況でしたので、
藤本さんが「ぜんぜん売れへんなぁ~」とつんくさんの事をよくからかっていました。
その後、状況は逆転しましたが、最近、FUJIWARAのお二人も東京のテレビで
よくお見かけするようになり、あの頃のリスナーとして嬉しい気持ちになります。
そしてなんと、その思い出深いMBSで、ついにラジオパーソナリティをさせて頂きました。
番組名は『ラジオ30s'』。2週に渡る合計2時間の対談番組です。
radikoを使って携帯やパソコンでもお聴きになれます。詳細は公式サイトをご確認ください。
そのお相手をして下さったのが、関西の人気コントグループ・GAG少年楽団の福井俊太郎さん。
"ネプチューン"と書き、(ネプチューンは柏木由紀さんと同じワタナベエンターテインメント所属)
好き過ぎて、テレビの一発ギャグコーナーで「は~らだたいぞうです!!」と
あの詩人・谷川俊太郎さんから来ており、そのコント職人としての繊細な一面も垣間見せます。
そもそも、この『ラジオ30's』は関西で活動する30代の2名が
初対面でお互いのこれまでをインタビューをすると言う趣旨の番組なのですが、
さすが芸人さん、はじめてお会いするとは思えないほど、
1時間いじって頂きました。そして1時間いじり返してきました。
収録でしたので、どこまでがカットされるかは蓋を開けるまでわかりませんが、
初対面とは思えないほど、楽しく和やかな雰囲気は伝われば幸いです。
声の低い福井さんと、声の高い僕ですので、耳障りとしても聞きやすいと思います。
関西の方はぜひお聴き逃しなく。
そして関西以外の方も18日は『未来シアター』お見逃しなく。
最後に、こちらも対談がCINRA.netにて公開されました。http://www.cinra.net/column/complexbunka/sailorfuku02-1.php
コラムを連載されていたライター・武田砂鉄さん。
収録は12月24日のクリスマスイブ、新横浜サイン会のすぐ後で、
ずっと武田さんの作品の読者でしたので、お会いできてほんとうにうれしかったです。
『コンプレックス文化論』という連載コーナーの第4回で、一見名前はややこしそうですが、
性格や性癖がどう仕事に繋がっているかという、下ネタの長~い言い訳になっております。
僕がなぜセーラー服を描いてきたのか、これもサイン会などでよく聞かれる質問で
非常に困ってしまいましたが、書店では答えられないこんな理由がありました。
とはいえ、さすがの武田さん、最終的には非常に感動的にまとめて下さっておりますので、
どうぞ最後まで辛抱強くお読みください。「きらら」のイラストは主人公が女の子でしたので、
こちらはぜひ悶々としている男の子に読んでもらいたい内容です。
セーラー服が登場すると言う共通点もありますが、どちらも嘘偽りのない青春の姿でしょう。
11日には其ノ3も公開されます。お楽しみに。
以上、受験生の皆さまと、かつて受験生だった皆さまへのエールでした。
やがて心の新年も明けますこと、心よりお祈りしております。
by kazekissa
| 2013-01-10 16:26
| 日記