人気ブログランキング | 話題のタグを見る


イラストレーター、ミュージシャン中村佑介のオフィシャルブログ または心のおもらし。Twitterは@kazekissaまで。


by kazekissa

ライフログ


illustration (イラストレーション) 2015年 3月号 [PR]


NOW-中村佑介画集 [PR]


きららちゃん [PR]


Blue-中村佑介画集 [PR]


中村佑介ポストカードブック「RED」 [PR]


中村佑介 ステーショナリーブック ([バラエティ]) [PR]


中村佑介2014カレンダー [PR]


イラストノートNO.26 (付録付き) (Seibundo mook) [PR]


illustration (イラストレーション) 2011年 11月号 [雑誌] [PR]


ユリイカ2010年2月臨時増刊号 総特集=中村佑介 イロヅク乙女ノユートピア [PR]


YOU [PR]


Pink [PR]


天晴~オールタイム・ベスト~(初回限定盤)(DVD付) [PR]

ブログパーツ

リンク

その他のジャンル

チェコ・プラハ1日目

という訳で無事チェコはプラハから帰国しました。
チェコ・プラハ1日目_b0102637_4495975.jpg
まずは大阪から飛行機で10時間程かけてアムステルダム国際空港まで。
なぜオランダに降り立ったからかというと、「ちょっと合法大麻を…」という訳でなく、
「ちょっと飾り窓を…」という訳でもなく、チェコはとても遠い国なので
関西空港からは一本で行けないのです。そしてそこで合流したのが、このお方。
チェコ・プラハ1日目_b0102637_4431455.jpg
いえいえ、確かに顔は濃いですが、決してヨーロッパ人の通訳さんではなく、
毎度おなじみ画集『Blue』の出版元・飛鳥新社の沼田さん

旅立ったのが結婚式翌週で妻も一緒だったので、
友人からはてっきり新婚旅行だと思われていたのですが、
何を隠そう、人生で2度目の海外(一度目は台湾)も旅行ではなくお仕事。
チェコの有名なイラストレーターであるイエジ・ボトルバさんとの合同展覧会の為だったので、
沼田さんにもついてきてもらいました。
チェコ・プラハ1日目_b0102637_5175039.jpg
しかし僕はおろか、妻も沼田さんもヨーロッパははじめてだったので、
隠しきれない不安を抱えたままチェコはプラハに降り立ちました。

チェコアニメなんかを見ていると、寒く暗い雰囲気の国というイメージがあったのですが、
まるで南国に来たのかと思うほど10月だというのにとても温かく、
空港まで出迎えて下さったチェコ大使館の方も、本物の通訳さん(日本人の方)も、
とても陽気で気さくで、いっきに飛行機で凝り固まった心も体もほぐれて、
1日目は、翌日からの展覧会に備え、ホテルにチェックインし、
通訳さんに地元の美味しいチェコ料理店を紹介してもらい、
少し歩いてそのまま夕食を食べに出かけました。
チェコ・プラハ1日目_b0102637_4592499.jpg
店に入ったところで早速アコーディオン弾きのおじいちゃんがいて、
同じくバンドではアコーディオンを担当している妻も大喜び。
僕も「あぁ、ヨーロッパに来たんだなぁ」とひとしきりテンションも上がったところで、さぁ注文。
しかしさすが地元の料理屋さん、メニューがすべてチェコ語で表記してあり、
「う~ん読めないね。あ、でもチェコで有名なものといえば…とりあえずビール!」と沼田さん。
しかし店員さんは「??」。沼田さんもう少し下を巻き「ビァーゥル」。店員さん「???」。

そこではじめてチェコ旅行ガイドブックを広げてみると、
どうやらこちらでは"Beer(ビール)"は"Pivo(ピボ)"と言うらしく、
そりゃあ「とりあえずビール」も取りあってくれないビールな訳だ。
そして本を見ながらこの調子で料理も注文。
チェコ・プラハ1日目_b0102637_510291.jpg
ようやく来た料理と、灰皿に溜まった煙草の本数が、何よりも注文までの悪戦苦闘ぶりを物語っています。
チェコ・プラハ1日目_b0102637_572141.jpg
ビー…ちがう、ピボのジョッキから、料理の何から何までチェコは大きなサイズで、
やはり文化の違いに戸惑いましたが、それだけに明日からの展覧会、
その方たちに僕の絵がどう受け止められるのかドキドキしながら就寝しました。
by kazekissa | 2011-10-11 05:18 | 日記