イラストレーター、ミュージシャン中村佑介のオフィシャルブログ または心のおもらし。Twitterは@kazekissaまで。
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台湾旅行記1日目・前編
そして約3時間のフライトを終え、飛行機は無事台湾へ到着したものの、
右も左もわからないので、空港まで迎えに来て下さっているはずの
台湾東販の原さんを探すも、その姿はどこにも見当たりません。
出発する前にメールでやり取りしていて、「僕、こんな顔です」と頂いた写真がコチラ。 あれれ、2人いるけど、どちらでしょう?どちらにせよ、なんとも肌つやの良い、
水もしたたる良い男とはまさにこのこ…え?魚??
申し訳ございません!真ん中の方とのことでした!!
前情報では原さんは台湾でBANG!というファッション誌の編集長兼カメラマンもされていて、
音楽にも詳しい超文科系、それだけでなくこの写真から、
何とも青空の似合う、穏やかな好青年とお見受けしておりました。
すると、黒塗りの高級車の横に立っているイカツイスーツでガタイの良い、
この人だけは原さんじゃないと最初に思っていた、
十中八九マフィアであろう男性が「中村さんですか?」と声をかけてきました。
「殺される!!」と思った次の瞬間、「原です」…話が違う!! そして黒塗りの車に連れ込まれ、「父が自衛隊で昔から喧嘩ばかりしていた」や、
「こちらの温泉街でイスラエル人の同性愛者に襲われかけた。
"俺は妻も子供もいるんだ!"と言ったら"俺だっている!!"と逆切れされた」など、
どう考えても文科系どころか、超武闘派で、
「俺に逆らったら腕の骨1本とケツの穴のひとつやふたつは覚悟して下さい!」
と言わんばかりの実に友好的な発言を連発。
また、時々運転手と中国語で何やら喋っているのは
きっと僕をどこの海に沈めるかを相談しているに違いない。
「そうか、だからあの写真だったのか…」と覚悟を決め、
目を閉じてブルブル震えてるうちに、車は停車。
目を開けると、そこは想像していた港の倉庫ではなく、
世界で2番目に高いあの有名な101ビルの目の前の、超高級ホテルでした。 ダブルベッドが2つくっついた"クィーンサイズ"! 13日の金曜日でジェイソンがよく出没するシャワー!! 泡の中からマリリンモンローしか足を出してはいけないはずの浴槽!!!
あまりの豪華さに唖然としていると、
「時間になったらまた呼びに来ます」と意味深な言葉を残し、
そのまま原さ…いやマフィアの首領はどこかへ姿を消しました。
嗚呼、次のノックが終りの知らせ。しかし人生最後の部屋がこんな豪華で、
もう思い残すことは何もないと、クィーンベッドは広すぎて落ち着かないので、
とりあえず、ソファでしっくりと寝ていると、インターホンが鳴り、
約束の時間になったようです。ここまでか。(つづく)
右も左もわからないので、空港まで迎えに来て下さっているはずの
台湾東販の原さんを探すも、その姿はどこにも見当たりません。
出発する前にメールでやり取りしていて、「僕、こんな顔です」と頂いた写真がコチラ。
水もしたたる良い男とはまさにこのこ…え?魚??
申し訳ございません!真ん中の方とのことでした!!
前情報では原さんは台湾でBANG!というファッション誌の編集長兼カメラマンもされていて、
音楽にも詳しい超文科系、それだけでなくこの写真から、
何とも青空の似合う、穏やかな好青年とお見受けしておりました。
すると、黒塗りの高級車の横に立っているイカツイスーツでガタイの良い、
この人だけは原さんじゃないと最初に思っていた、
十中八九マフィアであろう男性が「中村さんですか?」と声をかけてきました。
「殺される!!」と思った次の瞬間、「原です」…話が違う!!
「こちらの温泉街でイスラエル人の同性愛者に襲われかけた。
"俺は妻も子供もいるんだ!"と言ったら"俺だっている!!"と逆切れされた」など、
どう考えても文科系どころか、超武闘派で、
「俺に逆らったら腕の骨1本とケツの穴のひとつやふたつは覚悟して下さい!」
と言わんばかりの実に友好的な発言を連発。
また、時々運転手と中国語で何やら喋っているのは
きっと僕をどこの海に沈めるかを相談しているに違いない。
「そうか、だからあの写真だったのか…」と覚悟を決め、
目を閉じてブルブル震えてるうちに、車は停車。
目を開けると、そこは想像していた港の倉庫ではなく、
世界で2番目に高いあの有名な101ビルの目の前の、超高級ホテルでした。
あまりの豪華さに唖然としていると、
「時間になったらまた呼びに来ます」と意味深な言葉を残し、
そのまま原さ…いやマフィアの首領はどこかへ姿を消しました。
嗚呼、次のノックが終りの知らせ。しかし人生最後の部屋がこんな豪華で、
もう思い残すことは何もないと、クィーンベッドは広すぎて落ち着かないので、
とりあえず、ソファでしっくりと寝ていると、インターホンが鳴り、
約束の時間になったようです。ここまでか。(つづく)
by kazekissa
| 2011-02-18 19:06
| 日記