イラストレーター、ミュージシャン中村佑介のオフィシャルブログ または心のおもらし。Twitterは@kazekissaまで。
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台湾旅行記0日目
去年、日本全国47都道府県サイン会ツアーを達成したのも束の間、
はじめて日本以外の台湾で、展示とサイン会が出来ることになったのは嬉しいものの、
パスポート申請をしなければいけません。
そう、僕は仕事だけでなくプライベートでも海外ははじめてだったのです。
しかし、このブログタイトルにもなっている、僕の暮らす大阪の阿倍野区には、
運の良いことにパスポートセンターの分室があり、
しかもそれはいつも良く行く「&(アンド)」というファッションビルの中なので、
「いつも通り自転車ですぐチョチョイのチョイだな~」などと楽観的に考えていました。
まずは区役所にパスポート申請に必要な戸籍謄本をもらいに行きます。
現在の実家は兵庫県にあるので、もしかしたら本籍地は
大阪の阿倍野ではなくそっちかもしれないけど、
これまた阪急電車でチョチョイのチョイだな~ととりあえず確認してみると、
なんと僕の本籍地は父の実家である東京都にありました。
ここからが大変、仕事もあるし時間もないし、
さすがにその為だけに新幹線に乗ることは出来ないので、
すぐさま東京の区役所に送付願いを郵送し、
その戸籍謄本は有難いことに意外とすぐ届いたのですが、
予定より3日遅れのスケジュールで、5日後からは北海道のサイン会なので、
例え無事パスポートが申請出来ても受け取れません。
その日は仕事で徹夜だったのですが、そのままパスポートセンターへと自転車を飛ばしました。
もう阿倍野で暮らしはじめて10年以上経ちますが、
「&」までの道のりがこんなに遠く感じたことはありませんでした。
そして、息を切らして整理券を取り、僕の順番が回ってきました。
すると必要書類をかばんから出す前に、係のお姉さんから思いも寄らぬ言葉が。
「失礼ですが外国の方ですか?」
寝不足と焦りで、呂律が周っていなかったからだと思うのですが、
今まで声が高いので、電話などで女性と間違われることはあったものの、
一体何人に間違われたのだろう…?
「いえ、日本人です」と戸籍謄本を渡し、申請は済み、
北海道から帰ってきて、無事パスポートを受け取りました。
そして数週間後、いざ関西空港からはじめての海外・台湾へ。
搭乗時間を待っていると、おそらく台湾へ帰る中国人の方から
「Your hair style is very cool!!(お前の髪型、超カッコイイ!!)」と言われ、
日本ではなかなか受け入れられないこのセンスがわかるとは、
さてはビートルズ好きの、なんて趣味の良いオジサンだろうと嬉しくなり
「very 謝謝!!(超ありがとう!!)」とお礼を行って、
いよいよ飛行機に乗り込みます。座席につき、「時間も長いし音楽でも聴こう」と
前についているモニターをいじって、向こうの音楽のPVを色々択んで見ていると、
謎が解けました。
猪哥亮という伝説のコメディアンのようです。
そういえば、昔映画で見たサモハン・キンポーもコレだったし、 中国のオジサンの間では、割とスタンダードな髪型のようで、
だから褒めてくれたんだなぁ、と納得しました。
でも係のお姉さん、僕はやっぱり日本人ですよ!!(つづく)
はじめて日本以外の台湾で、展示とサイン会が出来ることになったのは嬉しいものの、
パスポート申請をしなければいけません。
そう、僕は仕事だけでなくプライベートでも海外ははじめてだったのです。
しかし、このブログタイトルにもなっている、僕の暮らす大阪の阿倍野区には、
運の良いことにパスポートセンターの分室があり、
しかもそれはいつも良く行く「&(アンド)」というファッションビルの中なので、
「いつも通り自転車ですぐチョチョイのチョイだな~」などと楽観的に考えていました。
まずは区役所にパスポート申請に必要な戸籍謄本をもらいに行きます。
現在の実家は兵庫県にあるので、もしかしたら本籍地は
大阪の阿倍野ではなくそっちかもしれないけど、
これまた阪急電車でチョチョイのチョイだな~ととりあえず確認してみると、
なんと僕の本籍地は父の実家である東京都にありました。
ここからが大変、仕事もあるし時間もないし、
さすがにその為だけに新幹線に乗ることは出来ないので、
すぐさま東京の区役所に送付願いを郵送し、
その戸籍謄本は有難いことに意外とすぐ届いたのですが、
予定より3日遅れのスケジュールで、5日後からは北海道のサイン会なので、
例え無事パスポートが申請出来ても受け取れません。
その日は仕事で徹夜だったのですが、そのままパスポートセンターへと自転車を飛ばしました。
もう阿倍野で暮らしはじめて10年以上経ちますが、
「&」までの道のりがこんなに遠く感じたことはありませんでした。
そして、息を切らして整理券を取り、僕の順番が回ってきました。
すると必要書類をかばんから出す前に、係のお姉さんから思いも寄らぬ言葉が。
「失礼ですが外国の方ですか?」
寝不足と焦りで、呂律が周っていなかったからだと思うのですが、
今まで声が高いので、電話などで女性と間違われることはあったものの、
一体何人に間違われたのだろう…?
「いえ、日本人です」と戸籍謄本を渡し、申請は済み、
北海道から帰ってきて、無事パスポートを受け取りました。
そして数週間後、いざ関西空港からはじめての海外・台湾へ。
搭乗時間を待っていると、おそらく台湾へ帰る中国人の方から
「Your hair style is very cool!!(お前の髪型、超カッコイイ!!)」と言われ、
日本ではなかなか受け入れられないこのセンスがわかるとは、
さてはビートルズ好きの、なんて趣味の良いオジサンだろうと嬉しくなり
「very 謝謝!!(超ありがとう!!)」とお礼を行って、
いよいよ飛行機に乗り込みます。座席につき、「時間も長いし音楽でも聴こう」と
前についているモニターをいじって、向こうの音楽のPVを色々択んで見ていると、
謎が解けました。
猪哥亮という伝説のコメディアンのようです。
そういえば、昔映画で見たサモハン・キンポーもコレだったし、
だから褒めてくれたんだなぁ、と納得しました。
でも係のお姉さん、僕はやっぱり日本人ですよ!!(つづく)
by kazekissa
| 2011-02-18 18:55
| 日記