イラストレーター、ミュージシャン中村佑介のオフィシャルブログ または心のおもらし。Twitterは@kazekissaまで。
by kazekissa
ライフログ
ブログパーツ
リンク
■グッズ通販
■ポストカード通販
■画集『Blue』
■檸檬通り
■セイルズ
■うたにっき
お仕事の依頼、ご意見、ご感想はコチラまで。
<家族や友人、先生>
■あっちゃん
■あっこ
■石黒くん
■薫ちゃん
■柏木くん
■景介くん
■こいちゃん
■ゴッチ
■坂本さん
■さゆりちゃん
■寿一
■田中さん
■田上さん
■土井ちゃん
■徳永さん
■奈緒ちゃん
■能町さん
■はまじ
■林先生
■林さん
■古谷さん
■真理藻ちゃん
■みほちゃん
■やっこちゃん
■山田さん
■よしっこ
<協賛>
■飛鳥新社
■ART HOUSE
■digmeout ART&DINER
■なんば紅鶴
■なんば白鯨
その他のジャンル
浅沼晋太郎さんと雷様
関西では一昨日の深夜、地響きする程の雷でした。
幼少の頃から、雷さまの正体はザ・ドリフターズのメンバーだと知っていた頭の良い僕は、
どんな夜もおへそは隠すような子供っぽいことはしませんでしたし、
普段「キャー!雷コワ~イ」なんていう女の子を見ても、
「なにカマトトぶってんねん!避雷針を舐めるな!!」と非難するだけでしたが、
一昨日のものは、さすがに落っこちてくるんじゃないかと思うほどの
音と光の乱射でしたので、窓とは反対側の方を見て寝ることにしました、一応。
枕はお腹の位置で握りしめました、もちろん。
そんな大雨がこびりついた夏を洗い流してくれたらしく、
昨日から一転、大阪は見違えるようにとても涼しい。
そしてカマトトぶってしまったこの僕も誰も見ていなかったことを良いことに、
何事もなかったような涼しい顔をして、一路、梅田NUタワーレコードへ、
『四畳半神話大系』第2巻の発売記念トークイベントを観に行きました。 出演は、監督の湯浅政明さん、主人公"私"役の声優・浅沼晋太郎さん、
そして脚本のヨーロッパ企画・上田誠さん。
前日も京都会場で同じイベントをされていて、
そこでは女の子の割合が多かったらしいのですが、
昨日の大阪会場では男の子の割合が多く、
僕も原作の森見さんも含めスタッフはほとんど男性だったので、
「同性にも好かれるものを作れたんだなぁ」と会場を見渡し頼もしくしみじみしました。
トークが進むにつれ、すりガラス越しにぼやけていたような
3人のキャラクターの輪郭がハッキリしてきます。
正直者で、淡々とした優しさの湯浅監督(仲本工事役)、
ひょうきんでサービス精神旺盛な浅沼さん(高木ブー役)、
その浅沼さんを兄のような目線で切れ味鋭い突っ込みを入れる上田さん(いかりや長介役)
の2010年に蘇った雷さまトリオの織りなすムードは、
まるでアニメの世界をそのまま引っ張り出したようで、
プロフェッショナルと人間というものをビシビシ感じました。
時間も終りに近づいてきたので、記念にと、客席の一番後から全体写真を撮ると、
後で写真を見て気付いたのですが、浅沼さんがこちらに気付きピースサインをしています。
さすが悪ふざけのプロフェッショナル。この後年下の上田さんから怒られたことでしょう。 手前にはFM802のDJの土井ちゃんと、めでたく4周年のdigmeoutART&DINER・古谷マスター。
その後、レストランでみなさんとご一緒に食事させて頂いた時も、
浅沼さんの悪ふざけはとどまることを知りません。
誰も見ていないのに鉄板にモチグマの人形を乗せて食べようとしたり、
誰も聞いていないのに、とても絵が上手かった初恋の子が、
字が下手で幻滅してしまったトホホ話。
誰も望んでいないのに、「次のDVD特典映像は中村さんと僕とで
下ネタ座談会にしましょう!」という自分で自分の首を絞めることにしかならない企画。
これにはさすがの物腰の柔らかいノイタミナのスタッフからも、
「そ、それは勿体なさすぎるので、きちんとした別の機会にしましょうよ!ネ!?ネ!!」
と丁重にお断りされておりました。 それでも屈しないこの笑顔!これが文学作品である四畳半神話大系を
あくまで明るいムードに留めてくれた浅沼さんの一番の魅力だと思います。
もうほんと大好きだ、このヒト。監督はすべてを許す仏のポーズ。
だからまたみんなで楽しいことが出来ますように。 『四畳半神話大系』ブルーレイ&DVD第3巻、10月22日発売です。
幼少の頃から、雷さまの正体はザ・ドリフターズのメンバーだと知っていた頭の良い僕は、
どんな夜もおへそは隠すような子供っぽいことはしませんでしたし、
普段「キャー!雷コワ~イ」なんていう女の子を見ても、
「なにカマトトぶってんねん!避雷針を舐めるな!!」と非難するだけでしたが、
一昨日のものは、さすがに落っこちてくるんじゃないかと思うほどの
音と光の乱射でしたので、窓とは反対側の方を見て寝ることにしました、一応。
枕はお腹の位置で握りしめました、もちろん。
そんな大雨がこびりついた夏を洗い流してくれたらしく、
昨日から一転、大阪は見違えるようにとても涼しい。
そしてカマトトぶってしまったこの僕も誰も見ていなかったことを良いことに、
何事もなかったような涼しい顔をして、一路、梅田NUタワーレコードへ、
『四畳半神話大系』第2巻の発売記念トークイベントを観に行きました。
そして脚本のヨーロッパ企画・上田誠さん。
前日も京都会場で同じイベントをされていて、
そこでは女の子の割合が多かったらしいのですが、
昨日の大阪会場では男の子の割合が多く、
僕も原作の森見さんも含めスタッフはほとんど男性だったので、
「同性にも好かれるものを作れたんだなぁ」と会場を見渡し頼もしくしみじみしました。
トークが進むにつれ、すりガラス越しにぼやけていたような
3人のキャラクターの輪郭がハッキリしてきます。
正直者で、淡々とした優しさの湯浅監督(仲本工事役)、
ひょうきんでサービス精神旺盛な浅沼さん(高木ブー役)、
その浅沼さんを兄のような目線で切れ味鋭い突っ込みを入れる上田さん(いかりや長介役)
の2010年に蘇った雷さまトリオの織りなすムードは、
まるでアニメの世界をそのまま引っ張り出したようで、
プロフェッショナルと人間というものをビシビシ感じました。
時間も終りに近づいてきたので、記念にと、客席の一番後から全体写真を撮ると、
後で写真を見て気付いたのですが、浅沼さんがこちらに気付きピースサインをしています。
さすが悪ふざけのプロフェッショナル。この後年下の上田さんから怒られたことでしょう。
その後、レストランでみなさんとご一緒に食事させて頂いた時も、
浅沼さんの悪ふざけはとどまることを知りません。
誰も見ていないのに鉄板にモチグマの人形を乗せて食べようとしたり、
誰も聞いていないのに、とても絵が上手かった初恋の子が、
字が下手で幻滅してしまったトホホ話。
誰も望んでいないのに、「次のDVD特典映像は中村さんと僕とで
下ネタ座談会にしましょう!」という自分で自分の首を絞めることにしかならない企画。
これにはさすがの物腰の柔らかいノイタミナのスタッフからも、
「そ、それは勿体なさすぎるので、きちんとした別の機会にしましょうよ!ネ!?ネ!!」
と丁重にお断りされておりました。
あくまで明るいムードに留めてくれた浅沼さんの一番の魅力だと思います。
もうほんと大好きだ、このヒト。監督はすべてを許す仏のポーズ。
だからまたみんなで楽しいことが出来ますように。
by kazekissa
| 2010-09-24 18:50
| 日記