イラストレーター、ミュージシャン中村佑介のオフィシャルブログ または心のおもらし。Twitterは@kazekissaまで。
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夏、帰る
ご無沙汰しております。みなさんお元気ですか。
そういえば先月末に名古屋まで、毎度おなじみ季刊エス編集部の
"ミポリン"こと飛鳥亭三歩鈴師匠が落語寄席に出演されるということで、
兄弟弟子である飛鳥亭沼太おにいさんと、飛鳥亭純平の野郎で着いていきました。 その前座として、わたくしめもイラストの講演会の方を、
ちょっくら挟ませてもらうつもりが、実に2時間に延長してしまったのは、
その間、吉原亭一門の楽屋でとんでもないことが起こっていたからです。
その日の楽屋は三歩鈴師匠が久々に名古屋で寄席を行うということで
実に様々な方がお祝いとともに訪れていたのですが、
その中でも上方落語会で唯一の女流一門である海老家さゆり姉さんもいらして、
「遠路はるばる遠いところ師匠もお疲れでしょう。アチキ、マッサージが得意でヤンス!」
事件はそんな何気ない会話からはじまりました。 「お~効く効くぅ。先日ちょうど季刊エス編集の締切が終った身体に沁み渡るようじゃ~」
ウフフと笑いながらさゆり姉さんは続けます。
そして気持ちよ過ぎて三歩鈴師匠の首が尋常じゃない角度に、柳の如くもたれた瞬間、 視界にあるモノが入り「な、な、なんじゃソリャ~!?」と叫ぶ師匠の目線の先には、
純平の靴からチラリンコと靴下が覗いていただけだったのですが… よく見ると、その柄がコアラだったのです。
身だしなみにはめっぽう厳しくて有名な三歩鈴師匠でしたので、
この記念すべき日に対してのそのはしゃいだ靴下に激怒するのも仕方ありません。
しかしこれから本番だと言うのに、空気自体が悪くなっては元も子もないと思い、
さすがは気遣い落語で有名な海老家さゆり姉さん、
「な、な、名古屋が日本で一番最初にコアラがやってきたからって、純平ったら~っ!!」
とフォローするも、当の純平は本当にコアラのようなおとぼけフェイスで
「あ、姉さん、そうだったんですかー?へー」と言うもんだから
その責任は勿論、彼の兄弟子である沼太おにいさんが負ったのでありました。 沼太おにいさんはこんな時も飛鳥新社の営業でもあるという心を忘れておらず、
心の中で自社のおススメ本のタイトルを連呼して宣伝しておりました。
おつかれさまです!沼太おにいさん、くじけないで!!
結局その後も師匠のご機嫌は治ることはなく、
XjapanのYOSHIKIが「カレーが熱かったから帰る」を彷彿とさせる
「靴下がコアラだったから帰る」と言って、落語は中止になりましたが、
そんな訳で2時間に延長させてもらった僕の講演会がお客様にはご満足頂いたようで、
ホッと胸をなでおろしている次第です。
また三歩鈴師匠も「コアラじゃなくって、
靴下が"カエル"だったから"帰る"にしといたら良かった…」
と反省しているご様子なので、楽しみにして下さっていた皆さまも、
どうかお許しください、という冗談はもう置いといて、
名古屋講演会に来て下さった学生の皆さま、
トライデントデザイン専門学校の先生方、
名古屋コミュニケーションアート専門学校の先生方、
そして2日間に手伝ってくれた飛鳥新社の沼田課長、純平、ミポリン、
abcdefg*recordのさゆりちゃん、なつきちゃん、どうもありがとうございました。 今回は各学校の学生さんたちの参加ということで告知はしませんでしたが、
また近々名古屋に行く予定ですので、その時は皆さまもどうぞよろしくお願いいたします。
コアラの靴下もカエルの靴下も履いていないというのに、
こんな風にバタバタとしてるうち、夏は帰って行きました。
大好きな冬がやって来ます。
そういえば先月末に名古屋まで、毎度おなじみ季刊エス編集部の
"ミポリン"こと飛鳥亭三歩鈴師匠が落語寄席に出演されるということで、
兄弟弟子である飛鳥亭沼太おにいさんと、飛鳥亭純平の野郎で着いていきました。
ちょっくら挟ませてもらうつもりが、実に2時間に延長してしまったのは、
その間、吉原亭一門の楽屋でとんでもないことが起こっていたからです。
その日の楽屋は三歩鈴師匠が久々に名古屋で寄席を行うということで
実に様々な方がお祝いとともに訪れていたのですが、
その中でも上方落語会で唯一の女流一門である海老家さゆり姉さんもいらして、
「遠路はるばる遠いところ師匠もお疲れでしょう。アチキ、マッサージが得意でヤンス!」
事件はそんな何気ない会話からはじまりました。
ウフフと笑いながらさゆり姉さんは続けます。
そして気持ちよ過ぎて三歩鈴師匠の首が尋常じゃない角度に、柳の如くもたれた瞬間、
純平の靴からチラリンコと靴下が覗いていただけだったのですが…
身だしなみにはめっぽう厳しくて有名な三歩鈴師匠でしたので、
この記念すべき日に対してのそのはしゃいだ靴下に激怒するのも仕方ありません。
しかしこれから本番だと言うのに、空気自体が悪くなっては元も子もないと思い、
さすがは気遣い落語で有名な海老家さゆり姉さん、
「な、な、名古屋が日本で一番最初にコアラがやってきたからって、純平ったら~っ!!」
とフォローするも、当の純平は本当にコアラのようなおとぼけフェイスで
「あ、姉さん、そうだったんですかー?へー」と言うもんだから
その責任は勿論、彼の兄弟子である沼太おにいさんが負ったのでありました。
心の中で自社のおススメ本のタイトルを連呼して宣伝しておりました。
おつかれさまです!沼太おにいさん、くじけないで!!
結局その後も師匠のご機嫌は治ることはなく、
XjapanのYOSHIKIが「カレーが熱かったから帰る」を彷彿とさせる
「靴下がコアラだったから帰る」と言って、落語は中止になりましたが、
そんな訳で2時間に延長させてもらった僕の講演会がお客様にはご満足頂いたようで、
ホッと胸をなでおろしている次第です。
また三歩鈴師匠も「コアラじゃなくって、
靴下が"カエル"だったから"帰る"にしといたら良かった…」
と反省しているご様子なので、楽しみにして下さっていた皆さまも、
どうかお許しください、という冗談はもう置いといて、
名古屋講演会に来て下さった学生の皆さま、
トライデントデザイン専門学校の先生方、
名古屋コミュニケーションアート専門学校の先生方、
そして2日間に手伝ってくれた飛鳥新社の沼田課長、純平、ミポリン、
abcdefg*recordのさゆりちゃん、なつきちゃん、どうもありがとうございました。
また近々名古屋に行く予定ですので、その時は皆さまもどうぞよろしくお願いいたします。
コアラの靴下もカエルの靴下も履いていないというのに、
こんな風にバタバタとしてるうち、夏は帰って行きました。
大好きな冬がやって来ます。
by kazekissa
| 2010-09-13 12:35
| 日記