イラストレーター、ミュージシャン中村佑介のオフィシャルブログ または心のおもらし。Twitterは@kazekissaまで。
by kazekissa
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パンツの穴
現在、大垣書店・京都駅前店で開催中の展覧会『中村佑介の世界展』は
7月5日までの1ヶ月間と、期間を非常に長く頂いているため、
ちょうど折り返し地点である19日に作品追加やお色直しをしてきました。 Tシャツなどのグッズも追加されたし、
23日にはジャケットを手掛けたアジカンとモーモールルギャバンのCDも同時発売されるので、
一度来てくれた方もまたぜひ遊びに来て下さい。
これまでの展覧会で一番良いカタチになっております。
その大仕事を手伝ってくれたのは、京都の友人である悠一くんとユカチ、
以前も紹介した作家の山原晶子ちゃん(ポストカード▼9種販売中!)、 そして奈良から学校帰りに見に来てくれた高校生のおしり、いや、しおりちゃんを半強制的に。 まずは配置や作業分担を相談して… 4枚のパネルを合体させて…何が出来るかな~♪ 前にあるものを移動させて…(さすが美大出身者の手際の良さ!) ASIAN KUNG-FU GENERATION『マジックディスク』の6メートルにもなる巨大ジャケットでした~
このサイズで6面を全体を一望出来る機会はそうないと思いますので、
印刷で潰れてしまう細かい部分もぜひじっくりと見て頂けると幸いです。
他にもたくさんの新しい絵が追加展示されています。
それは来てくれる方の楽しみの為に取っておきましょう。
さて、ここにいるみんなは実は2年前のに大阪堀江ARTHOUSEで開催した
似顔絵展『PORTRATION』に参加してくれて、そこからの付き合いになります。
カフェバイト大学生だった悠一くんは、今では立派な中学校の先生になり、
晶子ちゃんは大学を卒業し、勉強と作品制作を、
高校1年生でまだ夢がおぼろげだったしおりちゃんも、
3年生になり、芸大合格を目指し日々デッサンを頑張っているようです。
そんなみなの成長した姿に感動しながら、
では、僕はこの2年間に何が大きく変っただろうと、考えていました。
そうだ、画集『Blue』の47都道府県ツアーを周ったのだ。
そして、心理的に成長したこと、変わったことは数多くあれど、
物理的にパンツの枚数が多くなったのだ!
それは単純に家に帰れなかったので、旅先でパンツを買って、
たまに帰った僕ん家のタンスからはパンツが溢れかえり、
一人バブル状態、パンツの原料が石油だったら、
70年代以来の第3次オイルショック(通称:第一次パンツショック)が起こり、
住民が僕の家へ押し寄せてくる勢いでした。
あぁ、これだけ「パンツ、パンツ」と連呼しているので、
Googleでドキドキしながら「パンツ」と検索をかけたインターネットしたての中学生が、
間違えてこの記事にたどり着いてしまい、絶望する可能性が危惧されますが、
ご安心ください。23日に発売されるモーモールルギャバンのミニアルバム
『クロなら結構です』には女性物のパンツ(通称:パンティ)をしっかり描いておりますので、
君はそちらをご購入したまえ。いつだってあなたの味方です。
そして旅を終え、最近は家でずっと仕事をしていたのですが、
家事をする暇がないほど忙しいことに加え、雨続きの天候で洗濯がまったく出来ず、
ついにあれだけあったパンツも底を尽きてしまいました。
残るパンツはタンスの奥に残るこの1枚。
それはゴムがもう収縮性0でビロンビロンに伸び、
お尻の部分も何故かポッカリ穴が空いていて、
(たぶん度重なるオナラが突き破ったか、サイン会で座り過ぎた為)
ものを捨てるのはあまり好きではないので、
「引越しの時の雑巾としてでも使おう」と取っていたもの。
そしてまた雨降りで洗濯が出来ないまま、
京都展覧会の模様替え当日を迎えてしまいました。
女性のパンツ(通称:パンティ)には装飾性という目的もあるけど、
男性のパンツは、"潔癖で文化的な現代人として、
おしっこやうんこの汚れからズボンを守る"というシンプルな本来の目的のみ。
いわばグラディウスやツインビーのバリアのようなもの。
その点でこの1枚残ったパンツはその機能を全く果たさない。
う~ん…これを履くべきか、今履いているパンツを3日目に突入させるべきか、
そのどちらをも選択せずにノーパンで行くべきか…自分会議が急遽開かれた。
「今日は神聖な搬入日であるぞ!」
「そうだそうだ!しかも搬入を手伝ってくれるのは友達だけじゃなく、
女性や書店員さんたちも含まれているじゃないか!」
ここで今履いているのをそのまま"3日目突入作戦"は却下されました。
残るは2枚、ひとつはノーパン作戦なので正確には1枚、もっと言えば0.5枚。
「しかしお言葉ですが、その1枚の特におしりの部分は穴が空いて、
皮膚とズボンが接着している為、ウンコなどすれば
その時点で即GAMEOVERなのであります!大佐!!」
「フフフ…この人生という強制スクロールのシューティングゲームに、
コンテニューなどは存在しない。
だからこのパンツを履くことは、もはや布でもなく単なる見栄でしかないが、
同時に、今の僕に残された獣(ノーパン)ではなく人間である唯一の証明、
いやヒトとしての誇りなのだ!」
そう意を決して、僕は見せかけだけのバリアをまとって、
京都へと旅立ったのでした。
「とくと目に焼き付けよ、俺の生きざまを!あの世で会おーぜ!バイバイ!!(←悟空)」
「大佐ーーっ!!」
そして京都に到着した訳ですが、
「大阪から京都までタクシーと新幹線なんて、やっぱり大先生は違いますね!」
とあっこに言われ、「ま、まぁね!」と答えながらも、
こんなことで内心ヒヤヒヤしていたとは
そこにいる誰も知る由はなく、テキパキと作業は進んで行きました。
パンツに穴が開いていても、大切なものだけはしっかりと落さずに、
今後とも歩いていきたい所存です。
YOU-1、あっこ、ユカチ、しおりちゃん、本当にどうもありがとう。 ヒヤヒヤ…
7月5日までの1ヶ月間と、期間を非常に長く頂いているため、
ちょうど折り返し地点である19日に作品追加やお色直しをしてきました。
23日にはジャケットを手掛けたアジカンとモーモールルギャバンのCDも同時発売されるので、
一度来てくれた方もまたぜひ遊びに来て下さい。
これまでの展覧会で一番良いカタチになっております。
その大仕事を手伝ってくれたのは、京都の友人である悠一くんとユカチ、
以前も紹介した作家の山原晶子ちゃん(ポストカード▼9種販売中!)、
このサイズで6面を全体を一望出来る機会はそうないと思いますので、
印刷で潰れてしまう細かい部分もぜひじっくりと見て頂けると幸いです。
他にもたくさんの新しい絵が追加展示されています。
それは来てくれる方の楽しみの為に取っておきましょう。
さて、ここにいるみんなは実は2年前のに大阪堀江ARTHOUSEで開催した
似顔絵展『PORTRATION』に参加してくれて、そこからの付き合いになります。
カフェバイト大学生だった悠一くんは、今では立派な中学校の先生になり、
晶子ちゃんは大学を卒業し、勉強と作品制作を、
高校1年生でまだ夢がおぼろげだったしおりちゃんも、
3年生になり、芸大合格を目指し日々デッサンを頑張っているようです。
そんなみなの成長した姿に感動しながら、
では、僕はこの2年間に何が大きく変っただろうと、考えていました。
そうだ、画集『Blue』の47都道府県ツアーを周ったのだ。
そして、心理的に成長したこと、変わったことは数多くあれど、
物理的にパンツの枚数が多くなったのだ!
それは単純に家に帰れなかったので、旅先でパンツを買って、
たまに帰った僕ん家のタンスからはパンツが溢れかえり、
一人バブル状態、パンツの原料が石油だったら、
70年代以来の第3次オイルショック(通称:第一次パンツショック)が起こり、
住民が僕の家へ押し寄せてくる勢いでした。
あぁ、これだけ「パンツ、パンツ」と連呼しているので、
Googleでドキドキしながら「パンツ」と検索をかけたインターネットしたての中学生が、
間違えてこの記事にたどり着いてしまい、絶望する可能性が危惧されますが、
ご安心ください。23日に発売されるモーモールルギャバンのミニアルバム
『クロなら結構です』には女性物のパンツ(通称:パンティ)をしっかり描いておりますので、
君はそちらをご購入したまえ。いつだってあなたの味方です。
そして旅を終え、最近は家でずっと仕事をしていたのですが、
家事をする暇がないほど忙しいことに加え、雨続きの天候で洗濯がまったく出来ず、
ついにあれだけあったパンツも底を尽きてしまいました。
残るパンツはタンスの奥に残るこの1枚。
それはゴムがもう収縮性0でビロンビロンに伸び、
お尻の部分も何故かポッカリ穴が空いていて、
(たぶん度重なるオナラが突き破ったか、サイン会で座り過ぎた為)
ものを捨てるのはあまり好きではないので、
「引越しの時の雑巾としてでも使おう」と取っていたもの。
そしてまた雨降りで洗濯が出来ないまま、
京都展覧会の模様替え当日を迎えてしまいました。
女性のパンツ(通称:パンティ)には装飾性という目的もあるけど、
男性のパンツは、"潔癖で文化的な現代人として、
おしっこやうんこの汚れからズボンを守る"というシンプルな本来の目的のみ。
いわばグラディウスやツインビーのバリアのようなもの。
その点でこの1枚残ったパンツはその機能を全く果たさない。
う~ん…これを履くべきか、今履いているパンツを3日目に突入させるべきか、
そのどちらをも選択せずにノーパンで行くべきか…自分会議が急遽開かれた。
「今日は神聖な搬入日であるぞ!」
「そうだそうだ!しかも搬入を手伝ってくれるのは友達だけじゃなく、
女性や書店員さんたちも含まれているじゃないか!」
ここで今履いているのをそのまま"3日目突入作戦"は却下されました。
残るは2枚、ひとつはノーパン作戦なので正確には1枚、もっと言えば0.5枚。
「しかしお言葉ですが、その1枚の特におしりの部分は穴が空いて、
皮膚とズボンが接着している為、ウンコなどすれば
その時点で即GAMEOVERなのであります!大佐!!」
「フフフ…この人生という強制スクロールのシューティングゲームに、
コンテニューなどは存在しない。
だからこのパンツを履くことは、もはや布でもなく単なる見栄でしかないが、
同時に、今の僕に残された獣(ノーパン)ではなく人間である唯一の証明、
いやヒトとしての誇りなのだ!」
そう意を決して、僕は見せかけだけのバリアをまとって、
京都へと旅立ったのでした。
「とくと目に焼き付けよ、俺の生きざまを!あの世で会おーぜ!バイバイ!!(←悟空)」
「大佐ーーっ!!」
そして京都に到着した訳ですが、
「大阪から京都までタクシーと新幹線なんて、やっぱり大先生は違いますね!」
とあっこに言われ、「ま、まぁね!」と答えながらも、
こんなことで内心ヒヤヒヤしていたとは
そこにいる誰も知る由はなく、テキパキと作業は進んで行きました。
パンツに穴が開いていても、大切なものだけはしっかりと落さずに、
今後とも歩いていきたい所存です。
YOU-1、あっこ、ユカチ、しおりちゃん、本当にどうもありがとう。
by kazekissa
| 2010-06-21 18:24
| 日記