イラストレーター、ミュージシャン中村佑介のオフィシャルブログ または心のおもらし。Twitterは@kazekissaまで。
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御開帳
6月23日(水)発売の6枚目のニューアルバム『マジックディスク』と、
同日発売のゴッチもお気に入りのバンド・モーモールルギャバンの
メジャーデビューミニアルバム『クロなら結構です』のジャケットが
これまた仲良く本日同時に公開されました。
まずASIAN KUNG-FU GENERATIONの『マジックディスク』のジャケットがコチラ。
と思ってパカパカと広げていったら…
全体だとどうしてもこのくらい小さい表示になりますよね。
iPodでもジャケット一面しか表示されないでしょう。
つまり今回のタイトルでも指しているようにCDのCDによるCDの為のCDです。
いやぁ、それにしても時間かかりました。単純計算でいつもの6倍、それ以上。
なので、1カ月間、2日に1度寝れたら良いというペースでひたすら1枚の絵を描き続けました。
ストレスで髪の毛を掻きむしり、気付けば机の上に大量の抜け毛があった時は、
スヌーピーの髪型になってしまうんじゃないか!?とさえ思いましたが、それでも描き続けました。
そして出来上がったものは、好き嫌いのセンス関係なくしたら、
おそらく、これまでCDとそれに付随するアートワークの歴史が始まって、
一番大作のジャケットだと思います。その面ではビートルズに勝ちました。若冲にも勝ちました。
歴史的瞬間に立ち会えて我ながら感動。アジカン、こんな機会をありがとう。
CENTRAL67の木村さん、キューンレコードスタッフの皆さま、
スケジュールの面で、ご心配おかけしました。そして待って下さってありがとうございました。
そしてアジカンファンの皆さま、今回音は凄くポップだけど、
あなたたちはこんなとんでもないアイデアをメジャーレコード会社で通す
一番かっこいい姿勢としてのロックバンドのファンであること、
また歴史的瞬間に立ち会えたこと、その誇りをまたドキドキ感をすごく羨ましく思います。
トークショーでも言っておりますが、僕は彼らのファンという立ち位置にはもうなれません。
パートナーとして同じ目線にいないといけないので、そうなってはいけないとさえ常々思っております。
そんなあなたたちが時々羨ましいを通り越して、憎ったらしいたらありゃしない!
だから、ちょうど折り畳まれてレコード屋さんに並んでる状態のままでは、
女の子の顔がギリギリ見れないという八つ当たりのイジワルを仕掛けましたので、
僕の中では"6面ジャケット"ではなく、"風俗の指名パネル形式ジャケット"と呼んでおります。
ということで発売日は、ワタクシ初回版子(源氏名)ちゃんのご指名お願いしまーす。
お楽しみに。
そしてお次はモーモールルギャバン『クロなら結構です』。
僕のスケジュールの都合上、やむなく既存の絵(画集P162「彼岸花」)をジャケットに使ってもらい、
そのことをずーっと気にしていたので、今回リベンジする機会を与えてくれて、
同時に彼らのメジャービューという記念に花を添えることが出来て、本当に良かった。
モーモーのみんな、そしてこちらも待って頂いたレコード会社並びに、
事務所&デザイナー、すべてのスタッフの皆さま、どうもありがとうございました。
内容としましては、もちろん彼らの存在と音楽の世界を表現したものですが、
ちょうど僕の絵の中でも"日本少女"と指している大学の時に描いたシリーズを意識しました。
そしてその時の自分にも、また矢島くんにも負けないくらい変態的な内容にしました。
この2点がアジカンとの大きな違いですね。
そのうち非実在青少年条例にドシドシ引っかかりたい所存です。
6月23日(水)に同時発売されるこのふたつのアルバムジャケットには、
細かく見るとたくさんの共通部分をほどこしているので、
ぜひ2枚とも手に取ってじっと見てあげて下さい。
ゴッチは「モーモー好き」と一度でも言った責任として、必ず3枚買いなさいよー
さて、音楽の次は書籍関係のお知らせです。
上田早夕里著『ラ・パティスリー』、ハルキ文庫より好評発売中です。
みんなまとめてニヤニヤしながら、ぜひ読んでみて下さい。
また毎回表紙を担当させてもらっている小学館きらら6月号も発売されました。
こちらは「続・日本少女」と指してあるシリーズを意識して描きましたが、
それよりも、あれ、この色味どこかで見たことあるね。ふりだしに戻る。
by kazekissa
| 2010-05-27 23:31
| 日記