イラストレーター、ミュージシャン中村佑介のオフィシャルブログ または心のおもらし。Twitterは@kazekissaまで。
by kazekissa
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Abstract Documentary Girl
今日は写真が一枚もありません。
というのも昨日は撮る暇がないくらい撮られておりました。
アダルトビデオ好きが高じてついにビデオの世界に入ってしまった
逆・電影少女(ビデオガール)状態な訳でなく、
季刊エス編集部のミポリンが、24日の東京トークライブで上映する
ドキュメンタリービデオを大阪まで撮影しに来てくれたのです。
現代は情報化社会。イラストレーターにとって絵を描く事だけでなく、
作者のイメージを守ることもこれからは大事なので、
ピカピカのフローリングにわざわざ畳を敷き、
7台あるマッキントッシュを押入れに隠し、使いなれないWindowsを出し、
トイレットペーパーにしている1万円札も普通の紙に変え、
愛人の化粧水や歯ブラシ(7本)も片付け、逆に部屋を少し散らかし、
一般的な大阪の生活感を演出しミポリンの到着を待ちます。
しかし、せっかく部屋をお披露目するので、
趣味で集めた膨大な変な形のライターやTVゲームなども披露しようと
到着したミポリンに聞いてみると、
「今は大事な時期。イメージを下げるようなことはやめた方がいいです!
今回はきっちりと仕事してるカッコイイ姿を撮りましょう!」
と吉原監督から演出面でのストップがかかったので、
パソコンを立ち上げ、アジカンのニューシングル『迷子犬と雨のビート』の
ジャケット制作の続きをはじめると、
「何やってるんですか!?そっちじゃなくって、
本業のAV探偵のドキュメントの為来たんです!」とのこと。
はてな?イメージダウンは良くないと言っていたのに、
言ってることが滅茶苦茶な気がしましたが、
目が血走っていたことと、わざわざ遠いところ来てくれたので、
それに免じて、いつも通りAV探偵業務(詳しくはユリイカでね)をはじめました。
しかしいつもの習慣も、人に見られてするのははじめてで緊張しました。
だってそうでしょう。料理人の仕事はあくまで舌に合う料理を提供することであって、
厨房での仕込みを見せることではありません。AV探偵も同じ。
その人の趣味をピンポイントに直撃するアダルトビデオを紹介することであって、
「出演者:素人」とだけ書かれた3分のサンプルビデオから、
他の出演作を調べる仕込み段階は見せるべきポイントではありません。
それでも一向にカメラを回し続けるミポリン吉原監督。
「季刊エスのSは伊達じゃねーな!」と思いましたが、
これもプレイの一環だと呑みこみ、構わず続け、無事部屋での撮影は終わりました。
つづいてはいつも行く街での撮影。
移動途中、「あぁ、そういえば今回のトークショーに
情熱大陸制作スタッフの方が来てくれるらしいよ」と言うと、
今度は監督が突然緊張し始めました。
それもそのはず。今回監督が作っているのは「情熱大陸」のパロディ。
まさかそれが製作スタッフに見られるとは思いもせず、
モノマネ番組で後ろから本物の美川憲一が出てくるような事態なのでしょう。
だからこそ喜んでくれると思って話したのに、それが失敗でした。
その後、ミポリン吉原監督はアットホームな吉竹さんのART HOUSEに行っても、
楽しいdigmeoutART&DINERの古谷マスターに会っても、
心を解きほぐすプロフェショナルの味園ビル・フランス座の石野奈緒ちゃんの前でも、
頭の片隅に"情熱大陸"のテーマソング作曲者・葉加瀬太郎さんが
体育座りして彼女の方をじっと凝視していたのか、終始緊張しっぱなし。
「さいなら~!」とそのまま足早に東京へと帰って行ってしまいました。
ドキュメントとは被写体を写しているようで、
その時、どういうものに興味があって、何を大事に思っているかという、
写っていない撮影者のその時その人自身を、最も映し出す鏡のようなものです。
さて、さすがに1枚も写真がないのも寂しいもんなので、
これまたツアーを一緒に回った飛鳥新社の沼田さんから送られてきたメールをご紹介。 本文:中村さんと沖縄に行ったそうです 沼田より
あの…沼田さん、ゲームじゃなくって実際に行ったよ!
そこで大変なことも起こったじゃない!?
という沖縄での丸秘話も飛び出るVACANTでのトークショー。
是非とも早めに来て、ビデオに写っている辱められた僕の姿、
そしてその奥に隠された、ミッキー吉野でなくミポリン吉原監督の裸の心も合わせて、
敵を討っ…楽しんで下さいね。
半分冗談半分本気。でもそれはとても勇気あること。
秋元美由ちゃんも不慣れで名前さえついてない処女作が一番素敵でした。
監督、編集がんばって。僕も楽しみにしています。かしこ。
というのも昨日は撮る暇がないくらい撮られておりました。
アダルトビデオ好きが高じてついにビデオの世界に入ってしまった
逆・電影少女(ビデオガール)状態な訳でなく、
季刊エス編集部のミポリンが、24日の東京トークライブで上映する
ドキュメンタリービデオを大阪まで撮影しに来てくれたのです。
現代は情報化社会。イラストレーターにとって絵を描く事だけでなく、
作者のイメージを守ることもこれからは大事なので、
ピカピカのフローリングにわざわざ畳を敷き、
7台あるマッキントッシュを押入れに隠し、使いなれないWindowsを出し、
トイレットペーパーにしている1万円札も普通の紙に変え、
愛人の化粧水や歯ブラシ(7本)も片付け、逆に部屋を少し散らかし、
一般的な大阪の生活感を演出しミポリンの到着を待ちます。
しかし、せっかく部屋をお披露目するので、
趣味で集めた膨大な変な形のライターやTVゲームなども披露しようと
到着したミポリンに聞いてみると、
「今は大事な時期。イメージを下げるようなことはやめた方がいいです!
今回はきっちりと仕事してるカッコイイ姿を撮りましょう!」
と吉原監督から演出面でのストップがかかったので、
パソコンを立ち上げ、アジカンのニューシングル『迷子犬と雨のビート』の
ジャケット制作の続きをはじめると、
「何やってるんですか!?そっちじゃなくって、
本業のAV探偵のドキュメントの為来たんです!」とのこと。
はてな?イメージダウンは良くないと言っていたのに、
言ってることが滅茶苦茶な気がしましたが、
目が血走っていたことと、わざわざ遠いところ来てくれたので、
それに免じて、いつも通りAV探偵業務(詳しくはユリイカでね)をはじめました。
しかしいつもの習慣も、人に見られてするのははじめてで緊張しました。
だってそうでしょう。料理人の仕事はあくまで舌に合う料理を提供することであって、
厨房での仕込みを見せることではありません。AV探偵も同じ。
その人の趣味をピンポイントに直撃するアダルトビデオを紹介することであって、
「出演者:素人」とだけ書かれた3分のサンプルビデオから、
他の出演作を調べる仕込み段階は見せるべきポイントではありません。
それでも一向にカメラを回し続けるミポリン吉原監督。
「季刊エスのSは伊達じゃねーな!」と思いましたが、
これもプレイの一環だと呑みこみ、構わず続け、無事部屋での撮影は終わりました。
つづいてはいつも行く街での撮影。
移動途中、「あぁ、そういえば今回のトークショーに
情熱大陸制作スタッフの方が来てくれるらしいよ」と言うと、
今度は監督が突然緊張し始めました。
それもそのはず。今回監督が作っているのは「情熱大陸」のパロディ。
まさかそれが製作スタッフに見られるとは思いもせず、
モノマネ番組で後ろから本物の美川憲一が出てくるような事態なのでしょう。
だからこそ喜んでくれると思って話したのに、それが失敗でした。
その後、ミポリン吉原監督はアットホームな吉竹さんのART HOUSEに行っても、
楽しいdigmeoutART&DINERの古谷マスターに会っても、
心を解きほぐすプロフェショナルの味園ビル・フランス座の石野奈緒ちゃんの前でも、
頭の片隅に"情熱大陸"のテーマソング作曲者・葉加瀬太郎さんが
体育座りして彼女の方をじっと凝視していたのか、終始緊張しっぱなし。
「さいなら~!」とそのまま足早に東京へと帰って行ってしまいました。
ドキュメントとは被写体を写しているようで、
その時、どういうものに興味があって、何を大事に思っているかという、
写っていない撮影者のその時その人自身を、最も映し出す鏡のようなものです。
さて、さすがに1枚も写真がないのも寂しいもんなので、
これまたツアーを一緒に回った飛鳥新社の沼田さんから送られてきたメールをご紹介。
あの…沼田さん、ゲームじゃなくって実際に行ったよ!
そこで大変なことも起こったじゃない!?
という沖縄での丸秘話も飛び出るVACANTでのトークショー。
是非とも早めに来て、ビデオに写っている辱められた僕の姿、
そしてその奥に隠された、ミッキー吉野でなくミポリン吉原監督の裸の心も合わせて、
敵を討っ…楽しんで下さいね。
半分冗談半分本気。でもそれはとても勇気あること。
秋元美由ちゃんも不慣れで名前さえついてない処女作が一番素敵でした。
監督、編集がんばって。僕も楽しみにしています。かしこ。
by kazekissa
| 2010-04-15 04:11
| 日記