人気ブログランキング | 話題のタグを見る


イラストレーター、ミュージシャン中村佑介のオフィシャルブログ または心のおもらし。Twitterは@kazekissaまで。


by kazekissa

ライフログ


illustration (イラストレーション) 2015年 3月号 [PR]


NOW-中村佑介画集 [PR]


きららちゃん [PR]


Blue-中村佑介画集 [PR]


中村佑介ポストカードブック「RED」 [PR]


中村佑介 ステーショナリーブック ([バラエティ]) [PR]


中村佑介2014カレンダー [PR]


イラストノートNO.26 (付録付き) (Seibundo mook) [PR]


illustration (イラストレーション) 2011年 11月号 [雑誌] [PR]


ユリイカ2010年2月臨時増刊号 総特集=中村佑介 イロヅク乙女ノユートピア [PR]


YOU [PR]


Pink [PR]


天晴~オールタイム・ベスト~(初回限定盤)(DVD付) [PR]

ブログパーツ

リンク

その他のジャンル

こんなのはじめて

47都道府県に行くも憶えるも人生ではじめての体験なのですが、
僕は齢32つにして未だ体験していないものがもうひとつありました。
そういうのが苦手だった友達も、就職して先輩や上司なんかに
「人生勉強だ!」と最初は無理やり連れて行かれ、
今では進んで後輩を連れて行ってやるような年齢なんです。

そのはじめての瞬間は三重県に行った時に訪れました。
「ここでいいんじゃない?」と沼田さんが指さしたのは韓国のお店でしたが、
人に聞いた通り、本で見たとおり、その女性は「お客さんはじめて~?」と聞いてきて、
慣れた手つきで水分をつけ、僕のものを優しく包んでくれました。
「もう大人なんだから、これくらい出来なきゃダメよ」と言われ、
その後も色々なことを話して、「三重に来た時はまたウチに寄ってね~」と
お土産に韓国のりまで頂いて、その店を後にしました。
今度は僕が誰かを連れて行ってあげよう。
こうして人は大人になっていくんだなぁ、
と衣服についた少々の残り香がする度に、そう思うのでした。

そんな三重四日市で訪れた韓国家庭料理『新羅』でのお話。
あれれ、なんか誤解受けちゃった?
だってもうお肉がなくてもそれだけでご飯3杯くらい行けちゃう程の
"エバラ焼き肉のタレ"だけで十分な日本のシンプルな焼き肉とは違い、
豚肉をごま油につけて、にんにくと辛みそをのせて、レタスやエゴマの葉に包んで食べる。
誤解を受ける曖昧な表現の日本語よりも難しい韓国風焼き肉。
健康的で美味しくてしかも安い。韓国をまたひとつ好きになりました。
近鉄四日市駅すぐなので、三重の方はぜひ。

あくる日、いつものように沼田さんとホテルのロビーで待ち合わせ。
44県目にしてはじめて遅刻しなかったけど、寝不足風の僕を見て、
「また部屋で仕事して寝てないんですか?でもついにやりましたね。
さすが焼き肉も巻けるようになった大人ですものね」と言ってくれましたが、
実はそんな風に、中国に続き韓国づいてしまった僕は、
昨夜あの後、映画『誰にでも秘密がある』をDVDで観て、
銀縁眼鏡のチェジウがあまりにも可愛過ぎて一睡も出来なかっただけなのです。
こんなのはじめて_b0102637_16564062.jpg
しかし女性の美を描き出す前に、そのように身体に取り入れる作業も仕事といえば仕事、
「…はい」とだけ答えておきました。

そしてサイン会会場であるシェトワ白揚四日市書籍館へ移動。
こんなのはじめて_b0102637_16393612.jpg
同じく眼鏡がトレードマークの兄弟お笑いコンビ"勝又"が四日市出身だったことは知っていましたが、
こんなのはじめて_b0102637_16395066.jpg
かのジョニー・デップや、
こんなのはじめて_b0102637_1641649.jpg
ノエビア化粧品のCMでもお馴染みの鶴田一郎先生までもが三重在住だったとは驚きました。
やはり全国津々浦々、また三重も来てみないとわからないものですね。
でも鶴田先生は仕事択んで下さい!
こんなのはじめて_b0102637_1651541.jpg
奇しくも同日、シェトワ白揚2階で行われていたトレーディングカード大会の盛り上がりのも負けないほど
おかげさまの大盛況のうちサイン会は無事終了し、
来てくれた方に勧められた三重名物のトンテキ屋に行くも、
分厚いお肉に目もくれず、沼田さんははじめて頂いたファンレターを読みふける姿を見て、
春も近付き、花よりだんごとはよく言いますが、
若い僕らはだんごよりもやはりお花だなぁと思う今日この頃です。
こんなのはじめて_b0102637_16554036.jpg
三重の皆さま、シェトワ白揚四日市書籍館スタッフの皆さま、
ほんとうにどうもありがとうございました。
by kazekissa | 2010-03-14 16:52 | 日記