イラストレーター、ミュージシャン中村佑介のオフィシャルブログ または心のおもらし。Twitterは@kazekissaまで。
by kazekissa
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水もしたたるイイ女
12日(土)、朝。寄らせてもらった紀伊国屋書店の下にあるモスバーガーで朝食を済ます。
モスバーガーといえば新鮮な厚切りトマトが代名詞なのに、
トマト嫌いの沼田さんはその経営方針を全否定するようなまさかの「トマト抜いて下さい」だの
「オニポテのオニだけのセットってないんですか?」だのと、終始言葉攻め。
モスバーガーのmを、あのMと取り違えてる。ってもういいか。
(どうでもいいけど、オニポテってオニオンリングとポテトフライのことなんだけど、
まるで鬼のようにポテトが山盛りされてるのを想像してニヤニヤしたけど、
どうせ朝のローテンションで「そうですね…」と流されるだけだろうから、言うのやめた。)
朝食後、トークショー・サイン会まではまだ時間があったので、
「せっかく来たんだから」と3人で琵琶湖まで散歩。
トークショーの司会はいつも季刊エス編集部のユミちゃん、ミポリン、さなぴょんで回してるんだけど、
各自のスケジュールや希望でどこへ着いて行くか決めております。
そして今回の旅のお供・ミポリンは、「わたし草津行きた~い!温泉入りた~い!」と
ここ滋賀を択んだのですが、その草津は群馬にあるんですね。
それを前日まで知らず、温泉旅館を調べようとしてやっと住所を見て気付いたそうです。
大学を卒業し、映画配給会社を何社か受け、何社も落されたミポリンは、
「やはり国公立と言えど芸大卒は馬鹿にされる」が口癖ですが、
このエピソードを聞くと、単にもっと手前の問題じゃないかと言いたい気持ちを抑え、
今は飛鳥新社でバリバリ楽しそうに働いているので、これ以上何も言うまい。
そして歩いて10分、琵琶湖に着きました。ほんと広~い いつまでも「草津温泉…草津温泉…」とふてくされているミポリンに、 「そんなに水に入りたいんだったら」と沼田さんが彼女の頭部を、僕が両足を持って
「せ~の」でドボーンと琵琶湖に突き落とす計画でしたが、
その日の滋賀の気温からいって命に係る水温だったので、
計画は急遽中止となりました。しかし沼田さんはその名残か、
「ほ~ら!ほ~ら!」と水をパシャパシャかけてきました。 ですが僕もミポリンも常にメールで会話する覚めた現代っ子なので、
「やったなー!キャハハ」「コラ待て~!エヘヘ」とは行かず、
この後沼田さんはこんな感じになっちゃいました。チーン ご、ごめんよ~ 飛び込むから!僕が飛び込むから許して!!
で、時間になったので、今回のトークショー・サイン会の会場へ向かう途中、
電車の中で「中村さんですか?トップランナー見ましたよー」と何人かに声をかけられ、
嬉しくもテレビの影響力を痛感し、「これはもう信長書店には行き辛いな~」と心が折れそうになるも、
「いや、これで行くからこそ、より男らしいんじゃないか!」と気持ちを固め、
いざ!と、会場であるHYPER BOOKSかがやき通り店へ。(※アダルト商品は取り扱っておりません)
ここのお店、本の他にも、CDやDVD(※アダルトは取り扱っておりません)、
文房具や雑貨(※アダルトは取り扱っておりません)まで、実に多種多様な商品があり、
5時間くらい遊べそうな感じで、沼田さんに「中村さん、後にして下さい」と言われるほどでした。
お近くの方は是非~
そしてトークショーがはじまります。 会場には100名以上のお客さんが、集まって下さいました。ミポリンの司会も今回で3回目。
回を増すごとに上手くなって、もう少し上手くなったら勿論潰しにかかろうと思っているのですが、
滋賀の方はですねぇ、やはり関西なので笑い声が多かったのと、
この日はやたら面白い質問をする人も多かったですね。
だから代わりにこのお店で買った面白グッズを差し上げましたよ。
みなさん、どうもありがとうございましたー
そしてサイン会も無事終わり、足早に次の目的地へ移動。
金沢までは特急で3時間くらいあり、暇になったのか沼田さんは心霊話をはじめました。 ミポリンはその手の話が大の苦手のようで、ずっと耳を塞いで「あああ~」と言っていたのですが、 「大丈夫、大丈夫、ミポリンに話してるんじゃないよ。
ずっとアナタの右肩にいる女性と話してるんだよ」と空中を見ながら超一流の意地悪を披露。
もちろん例の爆笑。ミポリンはおしっこを漏らしておりました(たぶん)。
何かと水に縁がないね!ドンマイ、ミポリン!!
神さまも幽霊も信じてる人がやはり見えるみたいで、
ちなみに僕はどちらも信じてはおりませんが、
ミポリンに至っては、信じてるけど全部友達の友達の知り合いから聞いた話で、
見たことはない、とのこと。どないやねん、でも不幸中の幸いとはこのことかと思っていると、
その時、ふと列車の窓際に何かが落ちているのを見つけ、よく見るとそれは片方のピアスでした。 「クリスマスも会えないなんてどういうことよ!ケンジ(仮名)なんてもう知らないっ!!」
と麗子(仮名)は彼に去年の誕生日に貰ったピアスを捨てて行ったのでしょう。
(もちろん、曇りガラスには"バカ"の2文字)
そんな空想話をしていると、恋愛に冷静なミポリンは「寒~!」と小馬鹿にした様子。
そして乗り換えの駅につき、電車を降りた時のこと…!
「忘れた」と手ぶらのミポリンが唖然とした顔で立ちすくんでいました。
そう、旅行用かばんを棚の上に残したまま、降りた列車は次の駅へと向かい、
遠くの赤いランプが小さくやがて消えました。
きっと見えないものを信じ過ぎて、空想話の麗子(仮名)を馬鹿にした報いを受けたのでしょう。
僕らはすぐに駅員室に向かい次の駅に電話をかけてもらい、
追いかけるように向かいました。そして無事かばんは見つかったのですが、
使用前・使用後のひとりの人間の表情の変化をお楽しみください。
しかし、次の特急までは1時間、コンビニもない駅で不服そうに一服しながら時間を待つ僕ら。 安藤忠雄じゃないよ やれやれ…そして再びミポリン(テンションの違い!) あまりに上機嫌だったので「ここだ!」と思い、例の「オニポテって…」の話をしたのですが、
やはりあまり受けませんでした。
その夜、久しぶりに実家の母に電話をしました。
金沢編につづく
モスバーガーといえば新鮮な厚切りトマトが代名詞なのに、
トマト嫌いの沼田さんはその経営方針を全否定するようなまさかの「トマト抜いて下さい」だの
「オニポテのオニだけのセットってないんですか?」だのと、終始言葉攻め。
モスバーガーのmを、あのMと取り違えてる。ってもういいか。
(どうでもいいけど、オニポテってオニオンリングとポテトフライのことなんだけど、
まるで鬼のようにポテトが山盛りされてるのを想像してニヤニヤしたけど、
どうせ朝のローテンションで「そうですね…」と流されるだけだろうから、言うのやめた。)
朝食後、トークショー・サイン会まではまだ時間があったので、
「せっかく来たんだから」と3人で琵琶湖まで散歩。
トークショーの司会はいつも季刊エス編集部のユミちゃん、ミポリン、さなぴょんで回してるんだけど、
各自のスケジュールや希望でどこへ着いて行くか決めております。
そして今回の旅のお供・ミポリンは、「わたし草津行きた~い!温泉入りた~い!」と
ここ滋賀を択んだのですが、その草津は群馬にあるんですね。
それを前日まで知らず、温泉旅館を調べようとしてやっと住所を見て気付いたそうです。
大学を卒業し、映画配給会社を何社か受け、何社も落されたミポリンは、
「やはり国公立と言えど芸大卒は馬鹿にされる」が口癖ですが、
このエピソードを聞くと、単にもっと手前の問題じゃないかと言いたい気持ちを抑え、
今は飛鳥新社でバリバリ楽しそうに働いているので、これ以上何も言うまい。
そして歩いて10分、琵琶湖に着きました。ほんと広~い
「せ~の」でドボーンと琵琶湖に突き落とす計画でしたが、
その日の滋賀の気温からいって命に係る水温だったので、
計画は急遽中止となりました。しかし沼田さんはその名残か、
「ほ~ら!ほ~ら!」と水をパシャパシャかけてきました。
「やったなー!キャハハ」「コラ待て~!エヘヘ」とは行かず、
この後沼田さんはこんな感じになっちゃいました。チーン
で、時間になったので、今回のトークショー・サイン会の会場へ向かう途中、
電車の中で「中村さんですか?トップランナー見ましたよー」と何人かに声をかけられ、
嬉しくもテレビの影響力を痛感し、「これはもう信長書店には行き辛いな~」と心が折れそうになるも、
「いや、これで行くからこそ、より男らしいんじゃないか!」と気持ちを固め、
いざ!と、会場であるHYPER BOOKSかがやき通り店へ。(※アダルト商品は取り扱っておりません)
ここのお店、本の他にも、CDやDVD(※アダルトは取り扱っておりません)、
文房具や雑貨(※アダルトは取り扱っておりません)まで、実に多種多様な商品があり、
5時間くらい遊べそうな感じで、沼田さんに「中村さん、後にして下さい」と言われるほどでした。
お近くの方は是非~
そしてトークショーがはじまります。
回を増すごとに上手くなって、もう少し上手くなったら勿論潰しにかかろうと思っているのですが、
滋賀の方はですねぇ、やはり関西なので笑い声が多かったのと、
この日はやたら面白い質問をする人も多かったですね。
だから代わりにこのお店で買った面白グッズを差し上げましたよ。
みなさん、どうもありがとうございましたー
そしてサイン会も無事終わり、足早に次の目的地へ移動。
金沢までは特急で3時間くらいあり、暇になったのか沼田さんは心霊話をはじめました。
ずっとアナタの右肩にいる女性と話してるんだよ」と空中を見ながら超一流の意地悪を披露。
もちろん例の爆笑。ミポリンはおしっこを漏らしておりました(たぶん)。
何かと水に縁がないね!ドンマイ、ミポリン!!
神さまも幽霊も信じてる人がやはり見えるみたいで、
ちなみに僕はどちらも信じてはおりませんが、
ミポリンに至っては、信じてるけど全部友達の友達の知り合いから聞いた話で、
見たことはない、とのこと。どないやねん、でも不幸中の幸いとはこのことかと思っていると、
その時、ふと列車の窓際に何かが落ちているのを見つけ、よく見るとそれは片方のピアスでした。
と麗子(仮名)は彼に去年の誕生日に貰ったピアスを捨てて行ったのでしょう。
(もちろん、曇りガラスには"バカ"の2文字)
そんな空想話をしていると、恋愛に冷静なミポリンは「寒~!」と小馬鹿にした様子。
そして乗り換えの駅につき、電車を降りた時のこと…!
「忘れた」と手ぶらのミポリンが唖然とした顔で立ちすくんでいました。
そう、旅行用かばんを棚の上に残したまま、降りた列車は次の駅へと向かい、
遠くの赤いランプが小さくやがて消えました。
きっと見えないものを信じ過ぎて、空想話の麗子(仮名)を馬鹿にした報いを受けたのでしょう。
僕らはすぐに駅員室に向かい次の駅に電話をかけてもらい、
追いかけるように向かいました。そして無事かばんは見つかったのですが、
使用前・使用後のひとりの人間の表情の変化をお楽しみください。
しかし、次の特急までは1時間、コンビニもない駅で不服そうに一服しながら時間を待つ僕ら。
やはりあまり受けませんでした。
その夜、久しぶりに実家の母に電話をしました。
金沢編につづく
by kazekissa
| 2009-12-17 02:52
| 日記