イラストレーター、ミュージシャン中村佑介のオフィシャルブログ または心のおもらし。Twitterは@kazekissaまで。
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そして盛岡で
そして盛岡に入った僕らは少し寒いので温かいものを買おうと
ホテルに隣接してあるコンビニに立ち寄りました。
パンツを買った時、沼田さんから1000円借りていたので、
「お金の貸し借りはダんメ!」と、子供のころから母親に口酸っぱく言われていた僕は、
すぐさまATMを探しました。けれど、ナイ、ナイ。。。
お金もないので何も買わずホテルにチェックイン。
が深夜3時ころ、やっぱりお腹がすいてきた僕は、
ひとりホテルを抜け出し、ATMのあるコンビニ探しの旅に出ました。
グルグルと3kmくらい歩いたでしょうか、遠くには雪の被った岩手山が見え、
白い息を吐き、大きな川を越えて10件ほど当たったけれど、すべてナシ。
結局、お腹が空いたまま眠ったので、次の日はすっきり起きて、
遅刻せずに済みましたが、沼田さんは前日の日記を参照。
その地方が契約している銀行の都合もあるとは思いますが、
たぶん岩手の人は深夜にお金を下ろす必要がないのでしょう。
きちんと夜寝て、朝起きる。そんなことが当たり前のように皆出来ていた時代を思い出しました。
その頃は携帯電話もメールもありませんでした。つまり時間に余裕があったのですね。
そしてもっとたくさんの余裕を産む為に開発された便利な機械の数々に甘えてしまい、
僕らは逆に、躊躇もせず時間をなくしてしまったのかもしれません。
というようなことが、ふかわりょう著『無駄な哲学』に書いてありました。
これからはもっと時間を作って、本を読もうと思いました。
あ、そういうことだね。
としんみりするようなことを書いてしまいましたが、
盛岡の風が心をピシっとしてくれたことプラス、
あまりにも前日の日記が"おしっこ"とか"うんこ"とか"パンツ"とかだったので、
こんな風にバランスを取った次第です。が、らしくないので、ここからは飛ばしていきましょう。
そして、僕らは足早にさわや書店本店・フェザン店へ。
案内されたトークショー会場は、フェザンというショッピングビルのイベントスペース。 2階席どころか3階席までもある豪華なステージに、
思わず「アリーナ!」と叫んで、やっぱりカレーが熱過ぎて、
楽屋からステージに出ることをキャンセルして、
和田アキ子さんに「プロ意識が足りない!」と一括されそうでしたが、
それはかつてのX JAPANの話で、僕は何JAPANでもありませんので、
素直にトークショーをはじめました。
会場には実に200人くらいの方が集まってくれて、
盛岡の寒い気候も例え話じゃない程あったかく、
仙台から2度目の真理藻ちゃんの司会も円滑で、
あっという間に1時間楽しい時間は過ぎて行ってしまいました。 続くサイン会では、9歳の妹にお金を借金して画集を買ってくれた女の子。
ありがたくも、可愛らしいお話ですね~
「隣で欲しいものはない」とシビアな目をしていた妹銀行の金利は
一体何%なのかが気になるところですが、
他にも、「あて名はこれにして下さい」と言ってきた41才の男性が手に持っていたのは、
メール画面に写る「太郎くん 花子さん 結婚おめでとう!」という文字。
お友達へのプレゼントかと思ったら"太郎くん"とはその方で、
ずっと付き合っている"花子さん"という彼女からのメールらしく、
そこではじめて逆プロポーズされてしまったみたいで、
「てへへ…どうやら僕、結婚するみたいです。。。」と照れたらっしゃいました。
こちらもおめでたくも、可愛らしいお話。愛らし~
もちろん名前は仮名ですけどね。 そんなこんなで無事サイン会も終り、ほっとしていると、
今回、素晴らしいチケットやポスター、ステージ作りをしてくれた
芸大在学中のバイトの子のひとりと真理藻ちゃんの目と目の間に火花が散りました。
確か内藤VS亀田はあくる日のはずだったし、
単に盛岡の空気が乾燥してるせいかなと思っていましたが…
熊本のミポリン(こう書くと"浪速のプレスリー"みたいですね)はさすがに冗談でしたが、
真理藻ちゃんは本当に小さな女の子で、身長が150cmなく、
僕は心の中で"歩く合法児童ポルノ法"と呟いている程です。
背の大きな女性からすると羨ましい話かもしれませんが、
いつかの日記で書いたように、真理藻ちゃんの今憧れている女性はモデルの平子理沙。
大きなかばん(実際は普通の大きさ)にはいつも彼女のビューティブックが入っております。
つまり身長が小さいことを気にしているのですね。
だから自分より小さそうな女の子を見つけると、
誰かれ構わず、"背比べ"という名の道場破りを挑むのです。
そして今回目を付けられたのが、そのバイトの子。
一回戦、真理藻ちゃんが買ったのですが、レフリーからのボディチェック。
おーっと!何と真理藻選手、2cmのシークレットシューズを履いていたようです!!
そして2ラウンド目開始早々に、シューズを脱いだ真理藻選手のボディにいいのが入り、
あえなく、チーン… 互いの健闘をたたえ、握手し、そのままバイトの子たちと僕らは仲良く、夕食を食べに行ったのですが、
「あんな小娘(年齢と背)に…!!」とメラメラ、真理藻選手の気持ちは収まっておりませんでした…
しかし彼女ももう26才。背比べ界の現役としては決して若い年齢とは言えません。
彼女自体も「次の試合で負けたら引退」と宣言しておりました。
バイトの子たちが腕力の話になった、その時です。
真理藻選手の目がピカッと光りました。
それは暗闇を割く落雷のようで、バイトのもやしっこ太田くんなんて、
ピカチュウ現象で失神してしまう程の強い光でした。
そしてゴングが鳴り響きます この戦いでは真理藻選手の勝利。バイトの子の腕は倒れる方向にある焼き肉の鉄板に
勿論ジューッと押しつけられて、いませんでした。良かったね真理藻ちゃん。
そんな女同士の闘いを横目に、楽しそうに酒を酌み交わす書店員さんと沼田さん。 「これが時間かぁ」とぼーっと眺め、僕らは秋田へと向かうのでした。
さわや書店のみなさま、来てくれたみんな、
暖かい岩手の時間をどうもありがとうございました。 「真面目な振りと不真面目な素振り」(写真・真理藻)
ホテルに隣接してあるコンビニに立ち寄りました。
パンツを買った時、沼田さんから1000円借りていたので、
「お金の貸し借りはダんメ!」と、子供のころから母親に口酸っぱく言われていた僕は、
すぐさまATMを探しました。けれど、ナイ、ナイ。。。
お金もないので何も買わずホテルにチェックイン。
が深夜3時ころ、やっぱりお腹がすいてきた僕は、
ひとりホテルを抜け出し、ATMのあるコンビニ探しの旅に出ました。
グルグルと3kmくらい歩いたでしょうか、遠くには雪の被った岩手山が見え、
白い息を吐き、大きな川を越えて10件ほど当たったけれど、すべてナシ。
結局、お腹が空いたまま眠ったので、次の日はすっきり起きて、
遅刻せずに済みましたが、沼田さんは前日の日記を参照。
その地方が契約している銀行の都合もあるとは思いますが、
たぶん岩手の人は深夜にお金を下ろす必要がないのでしょう。
きちんと夜寝て、朝起きる。そんなことが当たり前のように皆出来ていた時代を思い出しました。
その頃は携帯電話もメールもありませんでした。つまり時間に余裕があったのですね。
そしてもっとたくさんの余裕を産む為に開発された便利な機械の数々に甘えてしまい、
僕らは逆に、躊躇もせず時間をなくしてしまったのかもしれません。
というようなことが、ふかわりょう著『無駄な哲学』に書いてありました。
これからはもっと時間を作って、本を読もうと思いました。
あ、そういうことだね。
としんみりするようなことを書いてしまいましたが、
盛岡の風が心をピシっとしてくれたことプラス、
あまりにも前日の日記が"おしっこ"とか"うんこ"とか"パンツ"とかだったので、
こんな風にバランスを取った次第です。が、らしくないので、ここからは飛ばしていきましょう。
そして、僕らは足早にさわや書店本店・フェザン店へ。
案内されたトークショー会場は、フェザンというショッピングビルのイベントスペース。
思わず「アリーナ!」と叫んで、やっぱりカレーが熱過ぎて、
楽屋からステージに出ることをキャンセルして、
和田アキ子さんに「プロ意識が足りない!」と一括されそうでしたが、
それはかつてのX JAPANの話で、僕は何JAPANでもありませんので、
素直にトークショーをはじめました。
会場には実に200人くらいの方が集まってくれて、
盛岡の寒い気候も例え話じゃない程あったかく、
仙台から2度目の真理藻ちゃんの司会も円滑で、
あっという間に1時間楽しい時間は過ぎて行ってしまいました。
ありがたくも、可愛らしいお話ですね~
「隣で欲しいものはない」とシビアな目をしていた妹銀行の金利は
一体何%なのかが気になるところですが、
他にも、「あて名はこれにして下さい」と言ってきた41才の男性が手に持っていたのは、
メール画面に写る「太郎くん 花子さん 結婚おめでとう!」という文字。
お友達へのプレゼントかと思ったら"太郎くん"とはその方で、
ずっと付き合っている"花子さん"という彼女からのメールらしく、
そこではじめて逆プロポーズされてしまったみたいで、
「てへへ…どうやら僕、結婚するみたいです。。。」と照れたらっしゃいました。
こちらもおめでたくも、可愛らしいお話。愛らし~
もちろん名前は仮名ですけどね。
今回、素晴らしいチケットやポスター、ステージ作りをしてくれた
芸大在学中のバイトの子のひとりと真理藻ちゃんの目と目の間に火花が散りました。
確か内藤VS亀田はあくる日のはずだったし、
単に盛岡の空気が乾燥してるせいかなと思っていましたが…
熊本のミポリン(こう書くと"浪速のプレスリー"みたいですね)はさすがに冗談でしたが、
真理藻ちゃんは本当に小さな女の子で、身長が150cmなく、
僕は心の中で"歩く合法児童ポルノ法"と呟いている程です。
背の大きな女性からすると羨ましい話かもしれませんが、
いつかの日記で書いたように、真理藻ちゃんの今憧れている女性はモデルの平子理沙。
大きなかばん(実際は普通の大きさ)にはいつも彼女のビューティブックが入っております。
つまり身長が小さいことを気にしているのですね。
だから自分より小さそうな女の子を見つけると、
誰かれ構わず、"背比べ"という名の道場破りを挑むのです。
そして今回目を付けられたのが、そのバイトの子。
一回戦、真理藻ちゃんが買ったのですが、レフリーからのボディチェック。
おーっと!何と真理藻選手、2cmのシークレットシューズを履いていたようです!!
そして2ラウンド目開始早々に、シューズを脱いだ真理藻選手のボディにいいのが入り、
あえなく、チーン…
「あんな小娘(年齢と背)に…!!」とメラメラ、真理藻選手の気持ちは収まっておりませんでした…
しかし彼女ももう26才。背比べ界の現役としては決して若い年齢とは言えません。
彼女自体も「次の試合で負けたら引退」と宣言しておりました。
バイトの子たちが腕力の話になった、その時です。
真理藻選手の目がピカッと光りました。
それは暗闇を割く落雷のようで、バイトのもやしっこ太田くんなんて、
ピカチュウ現象で失神してしまう程の強い光でした。
そしてゴングが鳴り響きます
勿論ジューッと押しつけられて、いませんでした。良かったね真理藻ちゃん。
そんな女同士の闘いを横目に、楽しそうに酒を酌み交わす書店員さんと沼田さん。
さわや書店のみなさま、来てくれたみんな、
暖かい岩手の時間をどうもありがとうございました。
by kazekissa
| 2009-12-01 14:02
| 日記