イラストレーター、ミュージシャン中村佑介のオフィシャルブログ または心のおもらし。Twitterは@kazekissaまで。
by kazekissa
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という訳で、昨日は東京まで日帰り出張してきました。
まず最初の目的はイラスト誌"季刊エス"編集部を訪れること。
大学を卒業し、イラストでもなく絵画でもなく漫画でもない、
そんな自分のふわふわとしたやりたいことを絵に記し投稿し、
はじめて受け止めてくれたのが季刊エス。
2001年あたりのこと。それから長い付き合いとなります。
勿論編集部は東京にあるのですが、編集長の天野さんは関西出身の方なので、
ご実家に帰省する際に、申し訳なくもこちらで打ち合わせをさせてもらってばかりで、
今まで編集部に行く機会はありませんでした。
そして2003年、天野編集長から画集のお話を頂きました。
僕の最初の理解者であり信頼をしている季刊エスからの画集、
断る理由など何ひとつ見つかる訳もなく、その場でお返事をしました。
一方その頃、大学時代の友人・前川景介くんは、
建築の世界から元々興味のあったデザインの世界へ足を踏み入れるべく、
単身東京へと旅立ちました。
そして立派なフリーランスのデザイナーになり現在に至ります。
画集の話を頂いて、まず真っ先に思いつくのは本には欠かせない装丁とデザイン。
僕もイラストレーターとして、たくさんの素晴らしいデザイナーさんと関わらせてもらってきたのですが、
それについては迷うこともありませんでした。
それから、この3人の長い長い闘いが始まります…
と、このような制作日誌は画集の特設サイトの方に書くとして、
3人でのおそらく顔を合わせる最後の打ち合わせの為、
飛鳥新社の季刊エス編集部へ向かったのです。
エスのイメージキャラクター「絵寿ちゃん」を描かせてもらい、
同時にそのストーリー連載を持たせてもらっていた頃、
かつて僕も投稿していた読者コーナーにとても魅力的な、
いや、まったくもって悔しくなるほどの可愛く美しい女の子の絵を発見しました。
作者はフミカさんといって、それからもよく見かけては、
横山たかしのハンカチが千切れるほどの悔しい思いを胸に、
「自分ももっともっと頑張らなくては」と励みにしたものです。
はじめて訪れた編集部には、天野さんほか数名の方が働いていらっしゃって、
名刺交換となったのですが、「はじめまして○○です」と渡された4枚の名刺すべてに、
何とその絵寿ちゃんの絵がデカデカとプリントされているではありませんか。 思いもよらぬご対面に、オラ恥ずかす~!!
嬉しげに自分の絵のカードさ持っちゃって、
一体オラ東京まで来て何しよっとか!?
のびにのびた画集に対する神さまからの天罰だと思い、
甘んじて受け、大切に保管しようと思います。
しかし、ご対面はそれだけじゃありませんでした。
何とあのフミカさんが編集部のお手伝いに来ていたのです。
僕は彼女のファンなので、「好きです。サイトも見ています!」
と言うと、「すっ、すみません!!」と謝られてしまいました。
おそらく彼女の裏の顔は腕利きのハッカーで、サイト閲覧者のパソコンにウィルスをまき散らし、
そのせいで潰れた世界中のパソコンの数は日本の人口を上回るほど…
というのは冗談で、とても謙虚な女性でした。
なので安心して、みなさんも是非ごらんくださいね。
無事画集の最終チェックや打ち合わせ、インタビュー収録も終り、
そのまま別件の会議の為、移動。
それはまだ極秘ですが、みなさんの前にお目見えするのは
まだちょっと先の来年のおはなし。面白いことになりそうですよ。
そして最終の新幹線で大阪へ帰ってきました。
東京は梅雨入りのようで、向こうは雨がざぁざぁ降っていましたが、
僕の町にはまだ雲は届いていないようです。
家の前の煙草屋のおばあちゃんは行きに寄った時「あついねぇ」と言い、
帰ってくると「おかえり、夜は冷えるねぇ」と言っていました。
東京へ行ってきたことはなんとなく内緒にしておこうと思いました。
まず最初の目的はイラスト誌"季刊エス"編集部を訪れること。
大学を卒業し、イラストでもなく絵画でもなく漫画でもない、
そんな自分のふわふわとしたやりたいことを絵に記し投稿し、
はじめて受け止めてくれたのが季刊エス。
2001年あたりのこと。それから長い付き合いとなります。
勿論編集部は東京にあるのですが、編集長の天野さんは関西出身の方なので、
ご実家に帰省する際に、申し訳なくもこちらで打ち合わせをさせてもらってばかりで、
今まで編集部に行く機会はありませんでした。
そして2003年、天野編集長から画集のお話を頂きました。
僕の最初の理解者であり信頼をしている季刊エスからの画集、
断る理由など何ひとつ見つかる訳もなく、その場でお返事をしました。
一方その頃、大学時代の友人・前川景介くんは、
建築の世界から元々興味のあったデザインの世界へ足を踏み入れるべく、
単身東京へと旅立ちました。
そして立派なフリーランスのデザイナーになり現在に至ります。
画集の話を頂いて、まず真っ先に思いつくのは本には欠かせない装丁とデザイン。
僕もイラストレーターとして、たくさんの素晴らしいデザイナーさんと関わらせてもらってきたのですが、
それについては迷うこともありませんでした。
それから、この3人の長い長い闘いが始まります…
と、このような制作日誌は画集の特設サイトの方に書くとして、
3人でのおそらく顔を合わせる最後の打ち合わせの為、
飛鳥新社の季刊エス編集部へ向かったのです。
エスのイメージキャラクター「絵寿ちゃん」を描かせてもらい、
同時にそのストーリー連載を持たせてもらっていた頃、
かつて僕も投稿していた読者コーナーにとても魅力的な、
いや、まったくもって悔しくなるほどの可愛く美しい女の子の絵を発見しました。
作者はフミカさんといって、それからもよく見かけては、
横山たかしのハンカチが千切れるほどの悔しい思いを胸に、
「自分ももっともっと頑張らなくては」と励みにしたものです。
はじめて訪れた編集部には、天野さんほか数名の方が働いていらっしゃって、
名刺交換となったのですが、「はじめまして○○です」と渡された4枚の名刺すべてに、
何とその絵寿ちゃんの絵がデカデカとプリントされているではありませんか。
嬉しげに自分の絵のカードさ持っちゃって、
一体オラ東京まで来て何しよっとか!?
のびにのびた画集に対する神さまからの天罰だと思い、
甘んじて受け、大切に保管しようと思います。
しかし、ご対面はそれだけじゃありませんでした。
何とあのフミカさんが編集部のお手伝いに来ていたのです。
僕は彼女のファンなので、「好きです。サイトも見ています!」
と言うと、「すっ、すみません!!」と謝られてしまいました。
おそらく彼女の裏の顔は腕利きのハッカーで、サイト閲覧者のパソコンにウィルスをまき散らし、
そのせいで潰れた世界中のパソコンの数は日本の人口を上回るほど…
というのは冗談で、とても謙虚な女性でした。
なので安心して、みなさんも是非ごらんくださいね。
無事画集の最終チェックや打ち合わせ、インタビュー収録も終り、
そのまま別件の会議の為、移動。
それはまだ極秘ですが、みなさんの前にお目見えするのは
まだちょっと先の来年のおはなし。面白いことになりそうですよ。
そして最終の新幹線で大阪へ帰ってきました。
東京は梅雨入りのようで、向こうは雨がざぁざぁ降っていましたが、
僕の町にはまだ雲は届いていないようです。
家の前の煙草屋のおばあちゃんは行きに寄った時「あついねぇ」と言い、
帰ってくると「おかえり、夜は冷えるねぇ」と言っていました。
東京へ行ってきたことはなんとなく内緒にしておこうと思いました。
by kazekissa
| 2009-06-18 05:12
| 日記