イラストレーター、ミュージシャン中村佑介のオフィシャルブログ または心のおもらし。Twitterは@kazekissaまで。
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逆イタズラ電話
僕の家電話は、実家で使っていた20年もので、
これがワインだと良かったのですが、何とも電化製品なもので、
かつての嘘偽りのない純潔な白はどこへやら、
いつの間にやら高校生のカッターシャツの襟元のような黄ばんだ色に変化し、
「ヨーコさん、メシはまだかい…?」と震えるおじちゃん役の志村けんのような
呼び出し音しか鳴らなくなっていたので、
先日ついに電話に買い換えました。
現代は一家に一台、家電話「もー!おとうさん聴かんといてよー!!」の時代でなく、
一人にひとつ携帯電話の時代で、メーカーも機種変更や新規加入をさせる為に、
最近では一度に2つのテレビ番組が見れたりと、
どんどん機能が増え、もはや電話と呼ぶには相応しくない位に色々な機能がついています。
その一方で、影が薄くなりがちな家電話業界ですが、
「だったらストイックにシンプルな電話としての機能だけを追及してるのか!?」と思いきや、
ちょっと見ないうちに、誰も頼んでいないはずなのに、
ゲームのコントローラーのようにボタンや機能がどんどん増えていたようで、
まるで、同窓会で5年ぶりにあった初恋の女の子が、
とっても残念な服装で登場した時のように、
色んな意味で声がかけられない状態。
いやいやしかし、そんな感傷に浸っていてもしょうがない。
時間は流れるものなので、着いて行こうと僕も必死にしっぽに掴まり、
見慣れないボタンをピコピコと押していたところ、
「ボイスチェンジ」なるワクワクせざるを得ない謎のボタン発見!!
こっ、これはもしや、「はじめはぁ~、友達に誘われてぇ~、遊びのつもりでぇ~」の高い声になったり、
「ハァハァ…奥さん、パンティ何色?」の低い声になったりする、
あの夢のボタンではないか!?
と想像を膨らましていたところ、ちょうど友達から電話があったので、
早速試しに使ってみることにした。
秘密の花園へ向かうスペースシャトル発射ボタンをいざ!(ポチ)
そして「声かわった~?」と聞くと、
「いつもと一緒だよ~」と若干聞き取りやすくなった声で返ってきた。
あぁ…相変わらず何とストイックな家電話業界。
真面目すぎて残念だ。まるで同窓会で5年ぶりにあった親友が、
まだあの時と同じマジックテープ式のボロボロの財布を使っていたような、
安心のような落胆のような複雑な気分。
そしてその他様々な機能にも慣れてきたある日、
セールスの電話がかかってきたので話を聞いていると、
「ところで、旦那さんはご在宅でしょうか?」と聞かれた。
…ハッ!そうだった。元々甲高い声の僕には、どの道そんなボタン必要なかったのだ。
よし、いつか"ハァハァ奥さん電話"がかかってきたら、ずっと聞いといてやろう。
僕だけが知ってる逆イタズラ電話。
これがワインだと良かったのですが、何とも電化製品なもので、
かつての嘘偽りのない純潔な白はどこへやら、
いつの間にやら高校生のカッターシャツの襟元のような黄ばんだ色に変化し、
「ヨーコさん、メシはまだかい…?」と震えるおじちゃん役の志村けんのような
呼び出し音しか鳴らなくなっていたので、
先日ついに電話に買い換えました。
現代は一家に一台、家電話「もー!おとうさん聴かんといてよー!!」の時代でなく、
一人にひとつ携帯電話の時代で、メーカーも機種変更や新規加入をさせる為に、
最近では一度に2つのテレビ番組が見れたりと、
どんどん機能が増え、もはや電話と呼ぶには相応しくない位に色々な機能がついています。
その一方で、影が薄くなりがちな家電話業界ですが、
「だったらストイックにシンプルな電話としての機能だけを追及してるのか!?」と思いきや、
ちょっと見ないうちに、誰も頼んでいないはずなのに、
ゲームのコントローラーのようにボタンや機能がどんどん増えていたようで、
まるで、同窓会で5年ぶりにあった初恋の女の子が、
とっても残念な服装で登場した時のように、
色んな意味で声がかけられない状態。
いやいやしかし、そんな感傷に浸っていてもしょうがない。
時間は流れるものなので、着いて行こうと僕も必死にしっぽに掴まり、
見慣れないボタンをピコピコと押していたところ、
「ボイスチェンジ」なるワクワクせざるを得ない謎のボタン発見!!
こっ、これはもしや、「はじめはぁ~、友達に誘われてぇ~、遊びのつもりでぇ~」の高い声になったり、
「ハァハァ…奥さん、パンティ何色?」の低い声になったりする、
あの夢のボタンではないか!?
と想像を膨らましていたところ、ちょうど友達から電話があったので、
早速試しに使ってみることにした。
秘密の花園へ向かうスペースシャトル発射ボタンをいざ!(ポチ)
そして「声かわった~?」と聞くと、
「いつもと一緒だよ~」と若干聞き取りやすくなった声で返ってきた。
あぁ…相変わらず何とストイックな家電話業界。
真面目すぎて残念だ。まるで同窓会で5年ぶりにあった親友が、
まだあの時と同じマジックテープ式のボロボロの財布を使っていたような、
安心のような落胆のような複雑な気分。
そしてその他様々な機能にも慣れてきたある日、
セールスの電話がかかってきたので話を聞いていると、
「ところで、旦那さんはご在宅でしょうか?」と聞かれた。
…ハッ!そうだった。元々甲高い声の僕には、どの道そんなボタン必要なかったのだ。
よし、いつか"ハァハァ奥さん電話"がかかってきたら、ずっと聞いといてやろう。
僕だけが知ってる逆イタズラ電話。
by kazekissa
| 2009-04-02 07:48
| 日記