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今を生きて

ASIAN KUNG-FU GENERATIONの2013年2月20日(水)発売の
ニューシングル『今を生きて』のCDジャケットが公式サイトなどで発表されました。



イラストで表現している詳しい内容につきましては、
発売日まで曲を聴かずに楽しみにしている方もいらっしゃると思いますので、
それを待って、また質問があれば詳しくお答えします。
ただ、このシングルの表題曲「今を生きて」は、2月23日(土)公開の
映画『横道世之介のEDテーマとして特別に書き下ろされた1曲ですので、
今回のジャケットイラストも背面までまたがる2面イラストとして、
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの世界観と、
映画『横道世之介』のストーリーを詰め込みました。

制作にあたって、参考の為に一足早く見せて頂きましたが、
とても繊細なテーマを、主人公・横道をはじめとしたあっけらかんとしたキャラクターを通し、
力強く、明るいタッチでまとめられており、それこそ映画のポスターにもなっている
太陽のような作品です。仕事のことを忘れ、最後まで見入ってしまいました。

ですので、ぜひ、映画館でエンディングまで見て、感じて、
もう一度ジャケットを広げて見返して、そんな風に楽しんで頂ければ幸いです。


話は変わり、先週末の土曜日は福山(広島県)の啓文社ポートプラザ店で、
日曜日は名古屋(愛知県)の星野書店近鉄パッセ店で
ポストカードブック『RED』発売記念サイン会でした。
お越し下さった皆さま、ほんとうにどうもありがとうございました。
福山、名古屋ともに久々の100名超えという参加人数を聞いて、
前日はひるんでしまいましたが、皆さまよくお話しして下さったので、
楽しんでいるうちに、気付いたら終わっていた。そんな印象でした。

やはりCDジャケットを描いているせいか、良く聴かれるのが音楽の話。
話が長くなるといけないので、いつもその時たまたま思いついたものを答えていましたが、
僕の青年期には、ほんとうはこんな音楽を熱心に聴いておりました。
http://www.otonami.com/what/0073.htm
…長いでしょう(笑) 他の執筆陣と比べても10倍くらいの文章量。
これでも足りないくらいでしたので、またサイン会に参加する予定のある方は、
一度目を通しておいて頂ければ助かります。

ほんとうにたくさんの方とお会いしたので、こちらも紹介しきれない程ですが、
今日はその中でひとつだけ素敵なお話しをピックアップ。
20代中ごろの女性ファンの方から誕生日も近いということもあり、
サイン会中にプレゼントを頂きました。
b0102637_1262755.jpg
『夜は短し歩けよ乙女』の文庫版と、『RED』の表紙絵が描かれた手作りのチョコレート。
ホワイトチョコレートにつまようじで下書きをして、チョコレートペンで描いたとのこと。
まずはこの精密さと再現度に驚かされたのですが、もっと驚いたのが彼女のご職業。
こんな技術を持っているからには、てっきりお菓子屋さんやケーキ屋さん、
または同業者であるイラストレーターやデザイナーなのかなと問うと、
「いいえ、パチンコ屋の店員です」と言われました。

はじめそれを聞いた時は、せっかくの技術がおそらく活かせないだろう職業なので、
勿体ないなぁと正直思いましたが、その後、サインを描きながら、
彼女のお話しを聞いているうちに、目からうろこがポロポロ落ちる思いでした。

彼女は出身地である沖縄にいた時、テレビ番組『秘密のケンミンSHOW』が好きで
よく見ていて、いつしか「地方って良いなぁ。。。」と憧れを募らせ、愛知県に移住されたそうです。
そこで、お金を溜めて、いつかは第一希望である長野県に引っ越したいとのこと。
つまり、彼女にとって特技や仕事は人生の目標ではなく、
好きな土地での暮らしこそが大切なことなのです。

僕も時々、忙しさのあまり、仕事こそ人生の目標と思い込んでしまいます。
するとなんとなく、仕事相手である出版社やテレビ局、レコード会社をはじめとした
大企業が集中している東京のイメージが浮かんできて、
こうしてサイン会で訪れるまで、他の県のことは忘れてしまったりします。

だからといってもちろん「イラストはあくまで仕事と割り切ってドライに描いている」
ということもないので、余計にいっぱいいっぱいになって、心の余裕がなくなり、
せっかく家族や友人たちがいるからという理由で
イラストの仕事には不向きな大阪で暮らしているのに、
(打ち合わせが出来ない/印刷の確認に時間がかかる 等)
こんな風なプレゼントを周りの人に出来ていないなぁ、イカンなぁと、
彼女のシンプルで素敵な生き方に、ハッと目が覚めたような思いでした。
彼女もまた未来ではなく、過去ではなく、どこでもないここで、
きちんと「今を生きて」いるんだなぁと、映画の横道世之介のことを思い出しました。

次はどこで会えるのだろう。それが何年後かに彼女の憧れの長野だったら
それはほんとうに素敵なことだなぁと思いました。
コチラがご本人のブログ。チョコレートの制作過程が載っております。
そして僕もこれからサイン会で訪れる知らない町が、もっと楽しみになったのでした。
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中村佑介ポストカードブック『RED』 発売記念サイン会ツアー

参加条件は、下記各書店にてポストカードブック『RED』あるいは、
画集『Blue』を下記、各書店で購入した方に限ります。電話予約も受付中。

■1月26日(土)@福岡 (13時~)
場所:ジュンク堂書店福岡店
福岡県福岡市中央区天神1-10-13 メディアモール天神B1~4F 
Tel:092-738-3322

■1月27日(日)@熊本 (※トーク13時~/サイン14時~)
場所:長崎書店
熊本県熊本市中央区上通町6-23
Tel:096-353-0555

■2月2日(土)@岩手 (13時~)
場所:さわや書店フェザン店
岩手県盛岡市盛岡駅前通1−44 
Tel:019-625-6311 受付開始日:12月11日(火)

■2月3日(日)@宮城 (13時~)
場所:ジュンク堂書店仙台本店
宮城県仙台市青葉区中央4-1-1  仙台イービーンズ 3・5・6・7F 
Tel:022-716-4511 受付開始日:12月8日(土)

■2月9日(土)@北海道(札幌) (12時~)
場所:三省堂書店札幌店
北海道札幌市中央区北五条西2-5 JRタワー札幌ステラプレイス5F
Tel:011-209-5600

■2月10日(日)@北海道(旭川) (13時~)
場所:ジュンク堂書店旭川店
北海道旭川市一条通8丁目108番地 フィール旭川1~5F
Tel:0166-26-1120
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by kazekissa | 2013-01-24 03:26 | 日記

金テレビ、土ラジオ、日サイン

いよいよ本日、1月18日(金)23:30~日本テレビ系列で、
長期にわたって密着して頂いたドキュメント番組『未来シアターが放送となります。
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と言っても、30分番組中で取り上げられる時間は10分ほどなのですが、
自宅でイラストを描いているの最中の姿を撮影されたのは今回がはじめてで、
おそらく今後もこのような機会はないと思います。

というのも、やはり仕事にはひときわ丁寧に望みたいので、
後ろに誰かがいると、集中力が散漫になり、いつもの線が描けなくなるのです。
だからよくインタビューなどで載っている仕事風景などは、
あくまで描いているポーズを取っている写真で、
実はペンは動いていなかったり、本番用の紙じゃないものだったりします。
取材カメラだけではなく、両親にも、妻にも、友人も見せたことはありません。
レア度で言うと、最近話題になっていた、ダイオウイカ並です。
そんなもんで、もちろん僕も見たことがないので、
今回の放送はほんとうに楽しみです。

長期取材のドキュメント番組というのも今回がはじめてです。
これまでも、数々のドキュメント番組撮影の依頼がありましたが、
やはりテレビは「海外ではじめて大きなライブを開催!」や、
「はじめての主演の映画に挑戦」など、ドラマとして大きな引きがないと難しいらしく、
依頼の際に「今後何か大きな動きはありますか?」と聞かれ、
ペンを持つ右手以外まったく動きのない仕事をしている僕は、
「仕事の合間、深夜にコンビニに行くくらいですかねぇ…」と答え、
いつも企画の時点でポシャッってしまっていました。
だから、視聴者としては好きなものの、
ドキュメント番組に出演することは諦めていたところ、
「未来シアター」のお話しが来た時も、
「またポシャるんだろうなぁ…」と思っておりました。

そこで、これまでにあったそんな経緯と、
それでもイラストレーターという職業を世間に広めたいという熱意を、
スタッフの方にお話ししたところ、「わっ…かりました!任せて下さい!!」と
思いもよらぬ答えが返ってきました。

それでも、やはり仕事場でのはじめての撮影は緊張しました。
今回のディレクターであり、撮影者でもある飯塚さんが来るまでの時間、
なんとか自分で緊張をほぐそうと、いつもの自分になろうと、
BGMに、前回の記事で紹介したフリッパーズギターをかけていたところ、
飯塚さん到着。「音楽、消しますか?」と聞くと、
「そのままで良いですよ。ずっと撮っていますので、
自分のタイミングでいつでも描きはじめてください」と返ってきました。

この飯塚さん、忍者の血筋じゃないかと思う位、存在感を消すのがうまく、
撮影から5分もすると、てっきりいつも通りひとりで仕事していると
思いこんでしまい、いつもの仕事の合間のエロ画像収集資料集めをはじめると、
「中村さん」と後ろから声が聞こえてきて、ハッとした程でした。
深夜2時、1日目の撮影が無事終わった帰り際、
飯塚さんは玄関で靴をはきながら、「僕もはじめて買ったCDはフリッパーズギターでした」と
言い残し、宿泊先のホテルへと帰られました。
そういう時の青春期の音楽の共有は言葉を飛び越えて、
何もかもが理解し合えた気分になります。飯塚さんはほぼ僕と同い年でした。
次の日からはもう、一切緊張することなく無事1週間の密着が終了しました。

そんな撮影だった「未来シアター」は、番組的には「金曜ロードSHOW!」の後の後。
今日は『地球が静止する日』の上映だそうですが(これも楽しみ)、
ほぼ同じ部屋で右手しか動いていないという僕の方が
よほど静止しているシュールな映像だと思います。
線を描くときは息も止めているくらいですので。

それでも飯塚さんをはじめとしたスタッフの皆さまのご理解と編集での演出、
また、現在発売中のスピリッツ最新号でコラボレーションした柏木由紀さんや
サイン会に参加して下さった方々、三省堂ルクア大阪店さまの撮影のご協力もあり、
何とか動きのある映像にも仕上がっていると思います。

ということで、今晩23:30から未来の映画館で上映される
SF超大作『ほんとうに地球が静止した日』。ぜひご覧ください。


「未来シアター」スタッフの皆さま、撮影に協力して下さった皆さま、
ほんとうにどうもありがとうございました。


追伸/関西の方は明日19日(土)18:00~放送されるMBSラジオ『ラジオ30'sで、
広島、愛知の方は土日のサイン会でお会いしましょう。
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by kazekissa | 2013-01-18 18:14 | 日記

さよならパステルズバッジ、こんにちはポプシクルバッジ

タイトルの前半は、かつてシンガーソングライターの小沢健二さんと
現在はcorneliusとして活動している小山田圭吾さんのユニットである
フリッパーズギター1st ALBUMの代表曲タイトルです。



歌詞はこのように英詞なのですが、フリッパーズギターも影響を受けた
イギリスのTHE PASTELSというバンドの缶バッジを洋服から外して、
引き出しにしまい、明日へ進む。ものすごく大雑把にいえば、
そのような前向きな曲で、高校時代、僕はこの曲が大好きで、
コードひとつ知らないのに、ストラップなしで歩きながらギターを弾く練習をしていました。
いまだに地下鉄に乗ると、「向こうの車両からお二方が、
この疾走感のある曲を歌いながらやってくるのではないか!?」
そう錯覚することもあります。ちなみに学校の廊下の角からは
もちろん『ハイスクール!奇面組』が出てくることを期待していました。

フリッパーズギターの活動は1989年からのわずか3年ほどで、
僕が好きになった頃には、もうとっくに解散していたのですが、
それから10年くらいは、どんな音楽を聴いてもフリッパーズギターに戻って来てしまう。
まるで動物学者が「鳥の雛は初めて見たものを親と思い込む」と指摘した"刷り込み"の様に、
青春時代に聴く音楽は、より強烈に記憶と結びついてしまうものです。
僕も例外ではなく、パステルズバッジではなくフリッパーズバッジを外せないまま
刻々と年月だけが過ぎてゆきました。

それからしばらくして、大学に入った頃、
そのフリッパーズギターの影響を受けたバンドが続々とデビューしました。
今もアニメ界で活躍されているRound Tableやロッキーチャック、
カジヒデキさんやホフディラン、Cymbalsやadvantage lucyやSwinging Popsicle、
関西でもボビーズロッキンチェアーやboys & girls togetherなどなど数えきれない程。
純和風フォークのイメージが強い曽我部恵一さんのバンド・サニーデイサービスも
インディーズの頃は、フリッパーズギターのような英国風音楽でした。

でも似ていれば似ている程、「結局フリッパーズだよなぁ」と
後ろ向きな音楽との付き合い方をしていた頃、
その中で唯一、CD屋でみかけても名前がごつそうという理由だけで、
聴いていなかったバンドの曲が、ラジオから流れてきました。
それがGOMES THE HITMANです。



ファブリーズのCMでピエール瀧さんとの夫婦役も記憶に新しい
モデル、女優の西田尚美さんが出演しているこのPV曲「夜明けまで」もそうですが、
デビューしたてのGOMES THE HITMANはどちらかというと、
フリッパーズギターというより、小沢健二さんや、日本の古いポップス、
また海外のシンガーソングライターに強く影響を受けたような音楽性で、
日本語の歌詞をとても丁寧に綴り、歌う。そんな誰もが出来そうで、
周りにはなかなか見当たらなかった姿をすぐに好きになりました。
僕も楽器をはじめた頃でしたので、コード譜が載っている
GOMES THE HITMANの歌詞カードを見て歌うのに夢中になり、
いつの間にかフリッパーズギターのことは忘れてしまっておりました。

GOMES THE HITMANの歌詞は、松本隆さんやさだまさしさんのように、
風景とストーリーがきちんと設定されているので、それを聴いていると、
絵が描きたくなってきました。もちろん芸術大学に在籍していたので、
毎日絵は描いていたものの、それはあくまで課題であって、
それ以外のものを自然と描きたくなったのは久しぶりの気持ちでした。
そしてその気持ちは続き、僕は音楽を聴きながら絵を描く人、
つまり、CDジャケットを描くイラストレーターとなっておりました。

ただ、いまだにふと心残りに思っていたことは、
僕はCDから3000円の定価以上のものを頂いたのに、
その方たちに恩返しできていないということでした。
そしてその機会がついに巡ってきたのです。
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これは1月19日(土)に表参道GROUNDで開かれる
『POPS Parade Festival -the Anniversaries-』というイベントの予約特典で
プレゼントされる出演者の似顔絵バッジを描かせて頂いたのです。

出演者の山田稔明さん(GOMES THE HITMAN)、HARCOさん、Chocolat & Akitoさん 、
杉本清隆さん(ex.ORANGENOISE SHORTCUT)、risette、Bertoiaという6組の計13名。
ちょうど僕が大学の頃から、絵を描きながら熱心に聴いていたミュージシャンの方々でしたので、
ほんとうにしあわせな時間の中、制作しました。それぞれの吹き出しから出ている言葉を集めると、
本イベントの主催サイトである"ポプシクリップ"となります。イベントの詳細は以下になります。

POPS Parade Festival -the Anniversaries-』

【日 程】2013年1月19日(土) open 16:00/start 16:30
【会 場】表参道GROUND(旧表参道FAB) 地図はコチラ
【出 演】Bertoia、Chocolat & Akito、HARCO、risette、
      杉本清隆(orangenoise shortcut) 、山田稔明(GOMES THE HITMAN)
【料 金】前売 3,800円(+1drink)/当日 4,300円(+1drink)
【予 約】コチラからか、ローソンチケット(Lコード:79948)
【備 考】入場は整理番号順となります。
【お問い合せ】http://www.popsicleclip.com/お問合せ/
【詳 細】公式サイトからご確認ください。

Bertoia 『Snow Slide』

my bloody valentineに代表されるシューゲイザーといいう音楽ジャンルですが、
その中でもBertoiaの透明感のあるヒリヒリとした曲は、気付けば心が低温火傷してしまいます。

Chocolat & Akito 『扉』

カジヒデキさんのプロデュースでデビューした元・モデルのショコラさんと、
その旦那さまである、GREAT3の片寄明人さんのユニットの最新曲。
ご夫婦の距離感と音楽性が見事に結びついたピースフルな扉の向こうです。

HARCO 『世界でいちばん頑張ってる君に』

スズキ・アルトのCMソングだったので、おそらくこの曲が一番有名ですが、
例えば、YUKIさんの名曲『夏のヒーロー』もHARCOさんの楽曲です。
マルチプレイヤーとしてGOING UNDED GROUNDのキーボードや、
COILのドラムなど、サポートとしてのお仕事も多数されています。

risette 『水玉のエチュード』
risetteはこの中でも特にネオアコースティックやスウェディッシュポップ、
ソフトロックなど、海外の音楽を純度の高いまま昇華したグループなのですが、
コナミのアーケード音楽ゲーム「pop'n music」への楽曲提供でも広く知られています。

orangenoise shortcut 『桜リタルダンド(feat.櫛引彩香)』

杉山さんの曲もこのorangenoise shortcutというユニットとして
『pop'n music』でよく使用されていたので、聴いたことがある方が多いかもしれません。
杉山さんもドラムやパーカっションで数々のバンドのサポートでお見かけします。

山田稔明 『hanalee』
GOMES THE HITMANのボーカル・ギターである山田稔明さんソロの代表曲"ハナリー"。
ソロになった山田さんの音楽は、アメリカのシンガーソングライターやフォークミュージックなど
これまで以上にビターで味わい深い珈琲のような音楽になっております。


いかがでしたか?知らないアーティストの聴いたことない曲も
あったかもしれません。でもとても良いでしょう。僕の好きな方たちです。
しかし残念なことに僕はちょうどその日に広島でサイン会があり、
泣く泣く参加することができませんので、関東方面の方で、
1曲でも「好きだな」と思う方がいましたら、ぜひ僕の代わりに、
新しい音楽との出会いの場へ足を運んでみて下さい。

そんな中から、またあの頃の僕のように、このバッジをつけて、
しばらくして引き出しにしまい、自分の道を歩み出す人が出てきたら、
とても素敵だなぁと思います。バッジにはそんな力があるんだなと、
感謝の気持ちとともに、久しぶりに『さよならパステルズバッジ』を聴きながら
書いた日曜日の日記でした。ありがとうございます。
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by kazekissa | 2013-01-13 21:39 | 日記

受験生の皆さまと、かつて受験生だった皆さまへ

今週月曜日に発売され、2度目のAKB48の柏木由紀さんとの
コラボレーショングラビアが掲載されている週刊ビッグコミックスピリッツ
今回もたくさんの反響を頂き、たいへん嬉しく思っております。
これを機に当ブログに訪れて下さった方、はじめまして。
そして手に入れて下さった皆さま、どうもありがとうございます。
お礼に、本誌では小さかったグラビアの元イラストを公開しておきます。
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この描き下ろしイラストに込めたテーマについては、
本誌で詳しく語っておりますので、割愛させて頂きますが、
技術的な挑戦としては、どうしても特徴を出す為に、
正面が多い似顔絵というものを、真横から描いてみようというものでした。
綺麗な耳の形、すらりと長く伸びる首など身体的特徴もありますが、
少し垂れているのに強い意志を感じる目と眉が印象的な方だと思いました。

これを見て気になって下さった方は、週刊誌ですが合併号なので
来週末くらいまでは書店にはあると思いますので、ぜひご覧ください。
グラビア以外にも、付録のミニカレンダーとポスター、
付録往復書簡や制作過程も掲載されております。詳細はコチラ


さて、おめでたい初日の出イラストでしたが、
ここを見てくれている方の中にもたくさんいらっしゃる受験生にとっては、
1月といえば、そんなめでたい気分で落ち着ける暇もなく、
受験勉強が大詰めで、たいへんなことでしょう。
僕も高校3年生の冬は、芸大といえど一般教養のテストもあったので、
美大予備校に行くまでの、また帰りの電車の中では
漫画雑誌を読む暇もなく単語帳をぺらぺらとしていました。
そして、「元旦くらいは…」と初詣に行っても、持って帰ってくるのは合格祈願のお守り。
いつも頭の片隅でささやいてくるもう一人の自分と闘っている気分でした。

青春といえば、部活動や恋愛にスポットが当たりがちで、
それをしていない者は、横目に羨ましく思うこともありますが、
そんな受験勉強も立派な青春だったんだなぁと、今の僕は思います。
なぜなら、働かなくちゃいけない大人になれば
好き嫌いは置いといて、そんなたくさんの勉強する時間はもう取れないのです。
かけがえのない時間にかわりありません。

とは言え、画集『Blue』のあとがきにも書きましたが、
その時期にいる当事者にとっては、輝かしいものには感じらませんし、
この思い出話も、暇つぶしにはなれど、励みにはならないと思いますので、
応援の意味を込めて、来月号の小学館「きららの表紙を描きました。
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「がんばれ!」と3日間思い続けて描きましたので、受験が終わるまでの期間、
携帯電話の待ち受けにして、へこたれそうな時や、緊張した時など、
これを見て情念を受け取って頂ければ幸いです。


また受験の息抜きといえばラジオ
よく、サイン会でも「仕事中はどんな音楽を聴かれますか?」という質問を受け、
もちろんCDジャケットを描くときは、その音楽を聴きますが、
色塗り中は実はずっとAMかポッドキャストを聴いています。
そして受験勉強をしていた頃によく聴いていた番組が「MBSヤングタウン」。
通称"ヤンタン"と言われ、いまでも明石屋さんまさんと笑福亭鶴瓶さんが
それぞれパーソナリティを担当している土曜日と日曜日は
番組として残っていますが、当時、関西のお笑い好きの若者はみんな聴いていて、
同時に関西の若手芸人の登竜門的番組でもありました。
のちに東京へ出て「ごっつええ感じ」になったあのダウンタウンのお二人と
タレントのYOUさん(当時アシスタント)の出会いも、このヤンタン木曜日担当でした。
その後しばらくして、木曜日のパーソナリティはFUJIWARAのお二人と、
まだ大阪城で路上ライブをしていた頃のシャ乱Qのつんくさんに。
もちろんプロデューサーでもなく、バンドとしてもヒット曲も1曲もない状況でしたので、
藤本さんが「ぜんぜん売れへんなぁ~」とつんくさんの事をよくからかっていました。
その後、状況は逆転しましたが、最近、FUJIWARAのお二人も東京のテレビで
よくお見かけするようになり、あの頃のリスナーとして嬉しい気持ちになります。

そしてなんと、その思い出深いMBSで、ついにラジオパーソナリティをさせて頂きました。
番組名は『ラジオ30s'』。2週に渡る合計2時間の対談番組です。
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放送は今週末の1月12日(土)19日(土)17:59~19:00MBS(AM1179kHz)にて。
radikoを使って携帯やパソコンでもお聴きになれます。詳細は公式サイトをご確認ください。

そのお相手をして下さったのが、関西の人気コントグループ・GAG少年楽団の福井俊太郎さん。
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ヨシモトに所属しているのにも関わらず、プロフィールの尊敬している芸人の欄には、
"ネプチューン"と書き、(ネプチューンは柏木由紀さんと同じワタナベエンターテインメント所属)
好き過ぎて、テレビの一発ギャグコーナーで「は~らだたいぞうです!!」と
丸パクリ完コピするというツワモノ。しかしもちろん泰造ではない名前の俊太郎は、
あの詩人・谷川俊太郎さんから来ており、そのコント職人としての繊細な一面も垣間見せます。

そもそも、この『ラジオ30's』は関西で活動する30代の2名が
初対面でお互いのこれまでをインタビューをすると言う趣旨の番組なのですが、
さすが芸人さん、はじめてお会いするとは思えないほど、
1時間いじって頂きました。そして1時間いじり返してきました。
収録でしたので、どこまでがカットされるかは蓋を開けるまでわかりませんが、
初対面とは思えないほど、楽しく和やかな雰囲気は伝われば幸いです。
声の低い福井さんと、声の高い僕ですので、耳障りとしても聞きやすいと思います。
関西の方はぜひお聴き逃しなく。
そして関西以外の方も18日は未来シアターお見逃しなく。


最後に、こちらも対談がCINRA.netにて公開されました。http://www.cinra.net/column/complexbunka/sailorfuku02-1.php
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こちらのお相手は、数々の音楽誌や、CINRAでもずっと『フジワラノリ化論』という
コラムを連載されていたライター・武田砂鉄さん。
収録は12月24日のクリスマスイブ、新横浜サイン会のすぐ後で、
ずっと武田さんの作品の読者でしたので、お会いできてほんとうにうれしかったです。
『コンプレックス文化論』という連載コーナーの第4回で、一見名前はややこしそうですが、
性格や性癖がどう仕事に繋がっているかという、下ネタの長~い言い訳になっております。
僕がなぜセーラー服を描いてきたのか、これもサイン会などでよく聞かれる質問で
非常に困ってしまいましたが、書店では答えられないこんな理由がありました。

とはいえ、さすがの武田さん、最終的には非常に感動的にまとめて下さっておりますので、
どうぞ最後まで辛抱強くお読みください。「きらら」のイラストは主人公が女の子でしたので、
こちらはぜひ悶々としている男の子に読んでもらいたい内容です。
セーラー服が登場すると言う共通点もありますが、どちらも嘘偽りのない青春の姿でしょう。
11日には其ノ3も公開されます。お楽しみに。


以上、受験生の皆さまと、かつて受験生だった皆さまへのエールでした。
やがて心の新年も明けますこと、心よりお祈りしております。
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by kazekissa | 2013-01-10 16:26 | 日記

柏木由紀×中村佑介 コラボグラビア第2弾

CINRA.netナタリーでもニュースとして取り上げて頂きましたが、
AKB48・柏木由紀さんとのコラボレーショングラビアが
再び掲載されたビッグコミックスピリッツ(2013年6・7合併号)が、
いよいよ本日、1月7日(月)に340円(税込)で発売されました。
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おかげさまで2012年度のスピリッツAKBグラビア大賞を獲得した
前回(2012年7月16日号)の作品が柏木さんのプロフィールだとすると、
今回はそれプラス、白黒はっきりとしたお人柄や、
ソロ活動や未来に向けての不安と希望という相反するものを、
真夏と真冬のモチーフを使って作品にしました。

他にも今回は前回を上回る多数の作品が掲載されており、その中の1点がコチラ。
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お馴染みの画集『Blue』の表紙も、再現度もさることながら、
柏木さんが演じると、こんなにも緊張感があって艶やかな世界に。
それぞれの絵に込めた意味や制作過程は本誌でご確認ください。

また今回はお年玉付録として、ミニカレンダーポスターもついてきます。
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ミニカレンダーは1~7月までの計8ページで、CDジャケットと同じ大きさですので、
2月6日発売の柏木由紀さんのソロデビューシングル『ショートケーキ』や、
お気に入りのCDの別ジャケットとして挟んでお使い頂けたら幸いです。

さらに、サインつきイラストポスターや、 特製テレホンカードなど
応募プレゼントも企画されておりますので、
ぜひともお早めに全国の書店、コンビニでお買い求めください。
週刊誌ですので、売り切れや発売期間にご注意ください。

なお、この描き下ろしイラスト制作風景や、
柏木由紀さんのグラビア撮影の模様
1月18日(金)23:30~に日本テレビ系列で放送される
ドキュメント番組未来シアターにて取り上げられます。
僕自体、仕事の絵を描く姿は、テレビはおろか、
人に見せるのはこれが初めてですので、 併せてご覧頂ければ幸いです。

それでは、またコンビニ・書店で、テレビで、イベントでお会いしましょう。
関西の方はラジオもあるかも。それはまた次回。
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by kazekissa | 2013-01-07 01:55 | 日記

ズッコケ寄り道男道

あけましておめでとうございます。

お正月気分も抜けて来た今日この頃、
まずはじめに、久々の紅鶴でのトークライブのお知らせです。
平日ですが夜遅めで、フードメニューもございますので、
会社帰り、学校帰りなどにぜひ寄り道、お待ちしております。

2013.1.22tue
トークライブ『中村佑介の本日休業
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忙しすぎるイラストレーター中村佑介が、心の休みを取るべく
言いたい事を言いっ放しの裏講演会的無責任イベント!!


【日時】1月22日(火) 開場19:00 / 開演19:30
【出演】中村佑介 / B・カシワギ
【入場料】¥1,000- (1drink別)※19時から当日券のみ
【会場】大阪・なんば紅鶴
〒542-0074 大阪府大阪市中央区千日前2-3-9 味園ビル2F
(南海なんば駅より南海通り東へ180m 各線日本橋駅より120m
各千難波駅より徒歩5分 同ビル内に駐車場完備)
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寄り道と言えば思い出すのが元旦の話。

今年は久々に実家に帰り、母親からもらったお年玉で、
まずは新しいズボンを買いに行きました。
ズボンの丈直しが1時間かかるとのことで、
そういえば新横浜サイン会に来て下さった方から、
サンリオショップなるものがあるとの情報を頂いたことを思い出しました。

大阪にもあるだろうと少し探すと、心斎橋筋商店街で、
なんと以前はディズニーショップだった場所がサンリオショップに。
食物連鎖のセオリー通り、ネズミが猫に食べられてしったようです。

はじめは色の勉強の為にと、サンリオの商品を調査していくにつれ、
どんどんリトルツインスターズ(通称:キキララ)にはまってしまい、
妻からのクリスマスプレゼントもキキララのスノードームでした。
そういえば個人的な去年の文房具グッドデザイン賞もキキララのクロッキー帳でした。
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ほかにもキティちゃんverマイメロディverもあり、
画学生にはお馴染みのあのクロッキー帳を最大限に活かした
色遣いと遊び心とのあるデザイン、秀逸です。

そういえば僕のイラストカレンダーは、7日(月)発売のビッグコミックスピリッツに
付録でつくものの、僕自体が使う今年のカレンダーをどうしようか迷っていたので、
やはりキキララのカレンダーを買うことに。
他に何かグッズはないかなぁ。。。と探していたところ、
その時かかっていた店内BGMが凄く好きな感じで、
その場で歌詞から検索をかけて調べてみると、
ジャニーズのアイドルグループ・関ジャニ∞の「ズッコケ男道」という曲でした。
もしかしたら何かしらキャラクターとのタイアップがあったのか、
それくらいまったく無知だったのですが、去年末あたりに
テレビやラジオから流れる良いなぁと思う楽曲で、
関ジャニ∞のものが多かったので、タワーレコードに行くと、
ちょうどBEST盤があったので購入。
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他の収録曲もジャケット通りカラフルで、かつてのドリフターズを思い出させるような
コミカルな個々のキャラクター性と、演歌や民謡を取り入れた音楽性が結実した
非常にクオリティの高い1枚でした。他のオリジナルアルバムも買ってみようと思います。
1点、親近感を感じざるを得ない渋谷すばるさんの現在の髪型(マッシュルームカット)ですが、
僕が言うのも何ですが、アイドルとして、また女性ファンとしてはどうなのかと心配になります。
しかし、そんな余計な親心も含めてのアイドルという文化なのかもしれませんね。
末永く見守って行こうと思います。


音楽といえばもうひとつ、小説「青春ぱんだバンド」(小学館)の
表紙を描いたをきっかけに、去年ズッポリはまってしまったのが、さだまさしさん。
昨年1年はほぼ、さだまさしさんの曲とMC集しか聴いていなかったほど。
そんなさださんの生誕60周年を記念した記念本「さだぴあ」を
同じくタワーレコードで発見したので、それも購入。
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長年、ぴあの表紙イラストを手掛けられた及川正通さんとさだまさしさんとの対談が、
お二方とも現役感バリバリのピリリとした空気が感じられ、面白かったです。
そしてちょうどズボンが出来あがったようなので、取りに行って帰宅。


そんな風にズボンという目的地へ一直線に向かう旅のつもりが、
いつだって思い出すのは寄り道から生まれた出会いのことばかり。
今年も仕事を通して、サイン会ツアーを通して、ライブを通して、
人との出会いこそを大切に、新しいズボンで歩いて行こうと思います。
本年もお付き合いの程、よろしくお願い致します。
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中村佑介ポストカードブック『RED』 発売記念サイン会ツアー

参加条件は、下記各書店にてポストカードブック『RED』あるいは、
画集『Blue』を下記、各書店で購入した方に限ります。電話予約も受付中。

■1月19日(土)@広島 (13時~)
場所 : 啓文社ポートプラザ店
広島県福山市入船町3-1-25 天満屋ハピータウンポートプラザ店1階
Tel:084-971-1211

■1月20日(日)@愛知 (13時~)
場所:星野書店近鉄パッセ店
愛知県名古屋市中村区名駅1丁目2−2 近鉄パッセ8F 
Tel:052-581-4796 受付開始日:12月15日(土)

■1月26日(土)@福岡 (13時~)
場所:ジュンク堂書店福岡店
福岡県福岡市中央区天神1-10-13 メディアモール天神B1~4F 
Tel:092-738-3322

■1月27日(日)@熊本 (※トーク13時~/サイン14時~)
場所:長崎書店
熊本県熊本市中央区上通町6-23
Tel:096-353-0555

■2月2日(土)@岩手 (13時~)
場所:さわや書店フェザン店
岩手県盛岡市盛岡駅前通1−44 
Tel:019-625-6311 受付開始日:12月11日(火)

■2月3日(日)@宮城 (13時~)
場所:ジュンク堂書店仙台本店
宮城県仙台市青葉区中央4-1-1  仙台イービーンズ 3・5・6・7F 
Tel:022-716-4511 受付開始日:12月8日(土)

■2月9日(土)@北海道(札幌) (12時~)
場所:三省堂書店札幌店
北海道札幌市中央区北五条西2-5 JRタワー札幌ステラプレイス5F
Tel:011-209-5600

■2月10日(日)@北海道(旭川) (13時~)
場所:ジュンク堂書店旭川店
北海道旭川市一条通8丁目108番地 フィール旭川1~5F
Tel:0166-26-1120
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by kazekissa | 2013-01-05 12:36 | 日記