イラストレーター、ミュージシャン中村佑介のオフィシャルブログ または心のおもらし。Twitterは@kazekissaまで。


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illustration (イラストレーション) 2015年 3月号


NOW-中村佑介画集


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illustration (イラストレーション) 2011年 11月号 [雑誌]


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お知らせ

中村佑介 第5回個展「Blue
待望の作品集「Blue」発売を記念して、原画やCD、書籍、漫画、エッセイ、映像などを多数展示。
期間/2009/8/8(土)-30(日)  会場/digmeout ART&DINER

8月30日(土)18:00~20:00 トークショー&サイン会
入場無料ですが、飲食店ですのでドリンク代500円のみお願いします。
会場は定員120名、電話予約での先着順となります。
Tel / 06-6213-1007(digmeout ART&DINER)
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2009年8月7日(金)『そらのへやでうたう』
会場 / 京都大会(地図はコチラ
TEL / 075-313-3999  E-mail / taikai@cafebar-taikai.com
〒615-0057京都府京都市右京区西院東貝川町30番ホワイトゴービル4F
※阪急西院駅市場道沿い西へ徒歩15分
四条葛野大路交差点南西角京都外台南向かいスーパーオートバックス西向いホワイトゴービル4F
OPEN 18:30・START 19:00
チケット/ 前売・1200円+1drink(500円) 当日・door/1500円+1drink(500円)
出演 / panama・KEEWO・村中芳・S▲ILS
ご予約は氏名・人数を明記の上、kazekissa@gmail.comまで。

■音楽ニュースサイト"ナタリー"に紹介して頂きました。やったー。どうもありがとうございます。
■僕より僕のことが詳しいファンサイトを作って頂きましたよ。どうもありがとうございます。
■平田薫ちゃんのブログ写真のセクシーさが最近度を越していて、仕事に支障をきたす。
が、どうもありがとうございます。

以上、箇条書き。失礼しました。
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by kazekissa | 2009-07-29 10:59 | 告知

横浜事件簿

ご無沙汰しております。梅雨が明けたのか明けてないのか、
それも月に隠されてしまった感が否めないですが、
僕は構わず、本の表紙をふたつ描かせて頂いておりました。

ひとつ目は仁木悦子著『仁木兄妹の事件簿』という推理小説短編集です。
仁木悦子さんとは70年代、僕らのお父さん・お母さんたちの青春時代に、
数々の児童文学ミステリーを手掛け活躍されており、
かの江戸川乱歩から「日本のアガサ・クリスティ」とまで言われた作家さんです。
作者と同じ名前の兄妹が探偵となって、数々の事件を解決してゆきます。
描くにあたって、僕も色々と仁木悦子さんのことはパイプと虫めがね片手に調べさせてもらい、
「ネタはあがってんだよー!」といい表紙が出来ました。

もうひとつは小川一水著『煙突の上にハイヒール』
こちらも短編集ですが、表題作ではOLが空を飛んだり、
また別の話ではネコ型ロボットが涙したりと、少し不思議なSFもの。
そうです、藤子・F・不二雄先生の短編が好きな方は絶対ハマると思います。
こちらは、大人向けなので、いつもより大人っぽいイラストが出来ました。
OLの色気を勉強する為、参考にDVD『働くオンナ』シリーズを穴があくほど何度も見たことは、
担当者様には内緒です。どちらもまた詳細が決まり次第、お知らせ致します。
あ、DVDには元々穴が空いていましたね。失礼。


そしてそんな中、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの恒例イベント、
みなさんの中にも行かれた方多いんじゃないでしょうか、
横浜へ"NANO-MUGEN FES.2009"をデザイナーの前川景介くんに
付き添ってもらい、観に行ってきました。
会場にはドラゴンクエスト9をやっている方をチラホラ見かけましたが、
僕は右も左もわからず、何も考えず勇者ケイスケのただただ後を着いて行くという
リアルドラクエ状態だったので、必要ありませんでした。
今年の出演者はロックに疎い僕や景介くんでも青春を支えてもらったような面子で、
参加した2日目だけでも、ベンフォールズにスピッツにユニコーン、
それだけでアジカンの懐の広さと最近の充実ぶりが伝わってきますね。
どのライブもお客さんと出演者が大きな輪となり、
その波紋は正円を描き、横浜アリーナの外まで流れ出して行きました。
そんなとてもピースフルなイベント。ゴッチのMCが終始「ありがとう」だけだったのは、
これからの重要なキーワードのような気がします。

僕は目が悪いので、打ち上げで「ゴッチがあまり見えなかったよー」と言うと、
「そうそう、俺小さいから、もう出なくてもバレないんじゃねぇ?と最近思って…ってオイ!」と
乗りツッコミされました。元気残ってんなー。
健ちゃんはハグとスマイルと「OK!」だけで外国人の方々とコミュニケーションを交わしていましたが、
ふと喫煙所で会った顔はリアル実年齢でした。おつかれさまー。
山ちゃんはどこにいても不動の山ちゃんで、
怒涛のように流れる人の波の中、黙々ときなこ餅を食べていました。
サーフ、キナコモチ、ヨコハマ。僕も分けてもらいました。ごちそうさまー。
潔は去年のNANO-MUGEN後に繰り出した湘南・鎌倉取材旅行の際、
大変お世話になったので、兄の結婚式の引き出物で作ったポストカードを渡しておきました。
関係なくって、ごめんなさいー。

その後、景介くんとも別れ、ホテルへチェックインしたのですが、
アジカンのマネージャーさんがとってくれた部屋がなぜかツインで、
それはもうほんと大変有難いことなのですが、「この気のきかせ方は…罪だなぁ」と、
広い部屋でひとりポツンと居た堪れなくなった僕は、
寝る前にある細工をして消灯しました。
気付けば朝が来て、隣のベッドに人の気配を感じた僕は、
心臓が飛び出る程ビックリして、ベッドのスプリングに5回ほどバウンドしてしました。
(すいません。面白いと思って表現を誇張してしまいました。
心臓は飛び出してませんし、バウンドは2回程度です。)
最近仕事で推理小説を読む機会が多いので、その人影に事件性を感じたり、
もしくは「誰だこのオンナ!?俺ッチ、また酔ってやっちまったかぁ…」
だったらまだいいですが、昨日寂しいからとこさえた情けないものをスッカリ忘れていたようです。
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つまりまぁ久々に旅で熟睡できたということで、
それは僕もみんなに「ありがとー」。

その後、今回は横浜中華街へはじめて足を踏み入れたのですが、
先が長くなってしまうので、その話はまた今度。


追伸・そうそう、その景介くんが作っている画集サイト、いよいよ明日更新です。お楽しみに。
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by kazekissa | 2009-07-23 12:32 | 日記

こんな夜

ちょっと話を挟みまして、画集サイトの方に
な、な、なんと、トットちゃんこと、あの黒柳徹子さんからのコメントを頂きました。
来週・再来週にはインタビュー、本の表紙・詳細なども
続々と更新されますのでお楽しみに。

上記の内容も11日のライブに来て頂いた方はご存じでしたよね。
そうエレキベース・レコ発2日目のレポート、
僕はトークショーとバンドのライブで参加しました。

まず、プライベートではよく遊んでいるのですが、
イベントでの共演は2年ぶりとなる草壁コウジさんをMCに迎え、
僕が高校生の時からすでに活躍されていた
憧れのデザイナー・イラストレーターの小田島等さんとトークショー。
自分の講演会とは少し趣を変え、笑いは少なめに、
スライドを見て過去を振り返りながら。
思えばこういう風に同じ職業の方と、しかも大先輩と、
イベントとして対談させてもらったのはこれがはじめてかもしれません。
GOMES THE HITMANの山田さんも大ファンということで、
舞台袖から熱い視線を送られていましたが、
本番中も小田島さんの深いものが垣間見え、1秒1秒驚きと勉強をさせてもらいました。
そしてこの日は、画集の外見と中身がまだバラバラで
本の状態にはなっていないものの、出来あがっていたので、
それを特別に、お客さんたちに見て頂きました。内緒だけど。
小田島さん、どうもありがとうございました。

そしてライブ一組目は、当ブログでもたびたび紹介させてもらっている
シンガーソングライターの徳永憲さん。
主に東京で活動されているのでライブも共演も僕ははじめてでしたが、
デビューした頃からずっと好きで、大学時代はよくコピーさせてもらいました。
あの頃からずっと変わらない研ぎ澄まされた針のような歌詞は、
CDのバンド演奏でも、今回のエレキギター弾き語りでも精度に影響はなく、
知らず知らずのうちにはじめて聴く人の心をも貫いていて、
イベントが終っても抜けない人は続々とCDを買っていたのが、印象的でした。
1曲目に僕の一番好きな「ブルーブルー」という曲を歌ってくれて、
ブルーのかけらもなく嬉しかったなぁ。
徳永さん、どうもありがとうございました。

次は我々S▲ILSの番です。
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久々の大阪ライブということで、MCは少なめに新曲や新アレンジをたくさんやりました。
1.絵筆は役に立たず 2.左手頂戴 3.おしりのふとん(新編曲)
4.わたしの穴(新曲) 5.かなしい顔(新曲) 6.ほんとはね

「かなしい顔」という珍しく真面目なだけの歌詞で、
レゲエ調なのにドラムレスの曲が思いのほか評判良く、
いちばん嬉しかったです。どうもありがとう。
この日はメンバー全員コスプレをしていたことに気付きましたか?
僕は青春を表現する為、白いシャツで"中学生日記"、
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あっちゃんはセクシーさを表現する為、新しいワンピースかと思いきや、実は顔で"杉本彩"、
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リーダーはノスタルジーを表現する為、帽子で"笑ゥせぇるすまん"、
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飼原さんは季節感を表現する為、水玉のシャツで夏の定番"カルピス(グレープ味)"のコスプレでした。
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うそだよ。そして、今回もデモCD集第3段を配布しました。

とてもいいアルバムになっていますので(こっちはホントだよ!)、
またお近くでライブした際には、是非もらって帰ってやって下さい。
写真はすべて1日目に出演された木漏れ日・二宮さん、どうもありがとうございました。

3組目はGOMES THE HITMANの山田稔明さんソロ。
先日発売されたソロアルバム『pilgrim』からの曲を中心に、
弾き語りかと思いきや、足元でサンプラーを踏み踏みその場で作り上げる合奏と、
まっすぐ伸びて心を包囲するような歌声に、
みんな両手を上げる間もなく逮捕されていました。
この、『歌声ポリス』! そんなことより何より、僕は怒っています!!
打ち上げの席で山田さんはニヤニヤとしながら耳元で、
「中村くん、僕ヨンジンとお好み焼き食べに行ったよ…」と挑発してきたのです。
ヨンジンとえば韓国の原田知世こと、僕が大好きな、いや、誰もが恋する歌姫。
やっぱりこのこの、『歌姫ドロボー』! す、すんません。今度ご一緒させて下さい!!
先に言っておきます。どうもありがとうございます。

そしてトリで今回の主役ことELEKIBASS
極道のごとく図太くうねるリズム隊の上で、無邪気に飛び跳ねるサカモトさんの歌声と
亀田さんのエレキギターに、会場は総立ちのアンコール×2!!
これまで見たエレキベースのライブの中で一番楽しい回でした。
ってなことで、点と点が線になり輪となった、本当に楽しい夢のような夜。
誘ってくれたエレキベース、共演してくれた徳永さん、山田さん、小田島さん、草壁さん、
CD制作を手伝ってくれた竹内くん、2日間お世話になったクラブジャングルスタッフの皆さん、
そして来て頂いたお客さま全員に、心からありがとうございました。

ピース。
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by kazekissa | 2009-07-15 20:04 | 日記

そんな夜

さる10日は心斎橋クラブジャングルで、ELEKIBASSのアルバム発売記念ライブ1日目。
僕はこの日、弾き語りでの出演で、雨が降っていたのでそんな曲をカバーしたり、
せっかくの機会なので、今まで共演したことのある仲間たちと一緒に何曲かやってみました。
セットリストは以下の通りです。
雨にぬれても(カヴァー)/話をきかせて(with 小泉ひとし)/絵筆は役に立たず/薫
左手頂戴(with 穂崎まゆみ)/雨のクロール/ほんとはね(with タイフーンミニスターズ)
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まずは最近このブログの準レギュラーである"こいちゃん"改め"ひとしちゃん"こと、
Soda fountainsから小泉ひとしクン(スーパー写真塾風)をガットギターに迎え、
coineliusのデビュー曲『足は僕の敵』ではなく
話をきかせて」というS▲ILSの曲をボサノバアレンジで演奏してもらいました。
ポップスより先にボサノバを勉強していたという最近では珍しい経歴を持つ
ひとしちゃんならではの落ち着いたプレイ、流石でした。
彼はこの日、人生初のDJもつとめておったのですが、
本来DJというのはレコードやCDをターンテーブル2台で交互に上手いこと繋いで行くものです。
ギターでは練習もなくあんなに落ち着いていたのに、
"ひとしちゃん、はじめてのおつかい"状態で緊張したのか、
事前に家で繋いできた曲と曲の再生ボタンだけを押していたので、
聴く必要のないヘッドホンを、一応モノマネ番組の審査員風にかけていましたが、
クラブジャングルの音響さんに使っていないもう1台のターンテーブルの電源は切られていました。
ひ、ひとしちゃん!ナ、ナイス・エコロジー!!
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次は、木漏れ日から穂崎まゆみクン(投稿写真風)をフルートとボーカルに迎え、
左手頂戴』というもうひとつのボサノバ曲をデュエットしてもらいました。
その昔まだバンドを組んでいない頃、この日のように僕は"Alphabet"と名乗り
ひとりでシコシコやっておったのですが、ある日レコード屋で「Trans Alphabet」という
アーティストのレコードを見かけます。友達数人しかリスナーがいなかった僕に対し、
アルファベット一門のトランス兄さんはキャリアも人気もあり、
どうやら関西在住らしく、音楽性も割と近いところにあった(と厚かましくも思っていた)ので、
僕は泣く泣く本名を名乗ることにしました。
そのトランス兄さんの妹さんが、この穂崎まゆみちゃんだったのです。
よって僕にとっては義理の姉にあたる訳ですね。
冗談が飛躍しすぎてもう訳わかんなくなってきましたが、ついてきてくださいよー。
まゆみ姉さん自体も、これまでマーガレットホープやソロ活動もされていて、
今は木漏れ日というトリオで活躍されています。
いつものS▲ILS・あっちゃんの舌っ足らずな歌い方も大好きですが、
まゆみちゃんのマイルドで大人な感じのボーカルやフルートは、
空気清浄機のように会場をマイナスイオンでいっぱいにしておりました。
ありがとうございました。
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そして最後に、先日発売されたアルバム「ワールドスタンダード」のジャケットを描かせてもらった
タイフーン・ミニスターズのおふたりクン(BOMB!風)に『ほんとはね』というナンバーを、
ドラム、ピアノ、ボーカルで元気いっぱいに演奏してもらいました。
まるで彼女たちの曲だったんじゃないかと思う程バチッとはまり、
フィナーレにふさわしい演奏、ほんとうにどうもありがとうございました。
彼女たちはインターネットラジオも制作していて、
ライブ前の収録中にゲスト出演させてもらい、
延々とおしりとパンツの話をしてきましたので、そちらも是非お聴きください。

また共演者のQuesaちゃんはピアノ1本と歌だけで深い海や空を作り上げていて、
京都とオンナの底力を見せつけられました。素晴らしい。
「左手頂戴、わたしもいっしょに歌わせて下さい!」と言ってくれたので、
思わずピアノから離さざるを得なくなった手で顔を抑え、
指の隙間から覗いてしまうようなとびっきりな『両手頂戴』という新曲を用意して、
次の機会を待とうと思います。
共演者の皆さま、来ていただいた皆さま、クラブジャングルのスタッフの皆さま、
本当にどうもありがとうございました。

そうそう、そのAlphabetと木漏れ日の二宮さんのクロスフィンガーズの、
10年以上前のカセットテープをお客さんが持ってきて下さいました。そんな夜。
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そして話は11日につづきます。
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by kazekissa | 2009-07-15 12:24 | 日記

トットちゃんとひとしちゃん

昨日は名古屋から出張中のabcdefgレコード橋本さゆりちゃんと
お好み焼きを食べて、心斎橋の裏路地にある喫茶店でジュース。
名古屋までの帰り道さぞかし暇だろうと思って、
持って行ってた『窓ぎわのトットちゃん』をあげようと、
ひとまずトットちゃんの繰り広げる奇抜なエピソードを紹介するも、
微動だにせず、ただただうんうんと頷くさゆりちゃん。
どうやら子供の頃から、一人でカセットテープに向かい音声アニメを作ったり、
両親に怒られて家をほうり出されても、
近所のおばちゃん家で飄々とお菓子を頂いていたりと、
数々の奇行を繰り返し「うちの子、リアルトットちゃんなの…」
とお母さまに心配されていたそう。やっぱり!!(失礼)
だったら必要ないなと僕はトットちゃんをそのまま自分のカバンにしまいました。
名古屋までの特急列車の窓際のさゆりちゃんは、どんなカラフルな景色を見ていたのでしょう。
そんなことを想像するだけでワクワクしてきますね。
え、寝てただけ?ズコー。相変わらず素敵な女性でした。

さゆりちゃんを見送った後は、Soda fountainsのやっこちゃんとこいちゃん、
そしてマネージャーの青ちゃんと梅田で落ち合い喫茶。
じきにセカンドアルバム発売とのことで、レコ初ツアータイトルを真剣に考えてる最中、
口を開いたこいちゃん「僕(小泉)ひとしなので、ヒートピクニック略して"ひとピク"の方向で」を、
「ピクニックなら一人でどうぞお勝手」と言わんばかりにみんなから無視され、
そもそも歴史からなかったことにしようとするこいちゃんの表情。ご愁傷様です。
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また彼がトイレに行こうとすると、緊張してるのか我慢しすぎたのか、
どうしても右手と右足が同時に出てしまい、必ず出遅れて誰かが先に入ってしまうのと、
帰宅後の足が以上に臭いのとのことで「足 is 敵!」発言。
さすがに渋谷系を目指してるだけあって、
corneliusのデビュー曲『太陽は僕の敵』を彷彿とさせますが、
その後、「お客様、トイレ開きました」と、本当に猿の惑星のように、
人間が誘導されていました。身体貼るなぁー
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帰ってくると、お次はチャックを閉めながら「服をたたんでくれる女性がいい!」と
何の脈略もなく好みのタイプを暴発。
用を足すという原始的な行為で幼児化してしまったのかもしれませんが、
すかさずやっこちゃんは物凄い柔らかな声とは裏腹の冷たい目つきで、
「おかんやん」の5文字だけでこいちゃんノックアウト。
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それ以後は呼び名が「ひとしちゃん」で統一されるという、
もう試合終了のゴングは鳴ったのにヴァンダレイ・シウバもチビるほどの
冷酷な馬乗り顔面パンチ。あのふたり、音楽以外でもいいコンビだと改めて見せつけられました。

今日は中国から凱旋帰国中のtetrapletrapの川島蹴太と会えます。嬉しいなー

先日のライブやそのほかのことは帰ってきてまたゆっくりと喋りますが、
ひとまず。ありがとうございました。それだけ伝えさせてください。
出演者の皆さま、来てくれたみなさん、クラブジャングル、そしてメンバーに心からI LOVE YOU
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by kazekissa | 2009-07-13 14:02 | 日記

Kへの手紙

カフェやレストラン、また新幹線や電車の中で
ノートパソコンを広げている人を見て「カッコイイ」と思ったことはあるかい?
なんかちょっと語尾がサニーデイサービスの歌詞みたくなっちゃったけど、
あの人たちって会議に間に合いそうにない書類を作成してるんだろうか。
それとも暇を持て余しmixiやYoutubeをぼんやり眺めているのか、
はたまた延々Windows付属のトランプゲーム"ソリティア"をしてるのか。
いや待てよ。スーツを着てるサラリーマン風だけど、
実はそれはフェイクであって、その中では女の子になりきって、
出会い系のサクラメールを打っているのかもしれない。
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この仕事は、時間が自由に設定できること、収入が思ったより良かったこと、
そして俺は大学の時は文学部で、一時期は小説家になりたいとも思っていたくらいなので、
そこそこの文才もあり、興味本位ではじめてみた。
はじめは「こんなのに引っかかるバカな奴もいるんだなぁ」なんて鼻で笑いながら
まさか男に届いてるなんて気付いていない男からのメールに返信をしていた。
その中の一人はKといって、長崎から大学進学の為上京してきて、
そのまま都内の証券会社に就職した29歳の男。
仕事はやりがいがあるが、最近彼女と別れて生活にハリがなくメールしてみたという。
さすがに長崎出身ではなく、証券マンでもなかったが
自分のそれまでの状況と酷似していたので、数十といる男の中から興味を持った。
ただ俺はそれが嫌で、30を前にして思い切って会社を辞めたものの、
特にやりたいことがある訳でもなく、貯金で食いつなぎフラフラとしていた。
そんな中、ついに大学の時から付き合っていた彼女も
「あなたとは先が見えない」という手紙を残し去っていった。
最後の言葉くらい何も文章でいうことないじゃないかと思ったが、
お互い文学部だったので、それもそうかと変に落ち着き納得した。

勿論だが俺は男なので、返信するメールには様々な女の偽名を使っていて、
ほとんどが知っているアイドル、小説の主人公、喋ったこともない同級生の名前だ。
その都度、名前に引っ張られるように自然と自分の性格も変化するのでおもしろいのだが、
女言葉を使っていても、どこまで行っても自分は自分、
この仕事に若干の後ろめたさを感じていたのも事実なので、
一番最初に、無意識に母の名前を打ってしまった時は、すぐさま打ち消した。
しばらく実家にも帰っていないが、昨日母からの電話でこんな話を聞いた。
「黒柳徹子さんは、男の子が産まれてくると思って"徹(とおる)"という名前の予定だったんだけど、
女の子だったので、それに"子"を付けて、徹子(てつこ)になったんだって。
だから"とおるこ"とも呼べるから、トットちゃんっていうあだ名なのよ!」
小学生の時家の本棚に並んでいた『窓ぎわのトットちゃん』を読んで、
それから文章の本を好きになったので、
そのエピソードは勿論知っていたが、そうかあれは父の本だったのか。
てっきり母が育児用に買ったものだとばかり思っていた。

最後まで迷ったのが、Kの相手役の名前だ。
はじめのうちは決めかねて「匿名希望さん」と名乗っていたが、
Kとメールを通し色々な話をしていると、だんだんと親近感を持つようになってしまったのだ。
まるで昔からの恋人、いや、男同士だから親友か。
違う、おそらくは1年前の自分自身を重ねていたのだろうと思う。
とは言え、事実ささやかな好意があったので、結局は嘘になってしまうのだが、
メールの中だけは、出来るだけは誠意を持って向き合いたいと思った。
だからと言って黒柳さんのようにはいかなかった。
俺の名前はドラえもんのジャイアンと同じ剛なので、"子"をつけても"美"をつけても、
女の名前になりそうにない。
一瞬、ジャイアンの妹の真っ赤なベレー帽が思い浮かんだが、
すぐさま却下されたのは言うまでもない。

そこで俺は別れた彼女の名前である「百合子」を名乗ることにした。
我ながら女々しいとは思いつつも、一番近い存在だったのにもう会えないというのは、
色んな意味で好都合だった。
百合子とKは会っていないだけで、毎日のようにたわいもないメールを交わし、
本当の恋人のように仲が良かった。
そんなある日、俺は最近の不摂生がたたったのか風邪をひいて、
パソコンを立ち上げる余裕もなく、寝込んでいた。
よく考えてみると、実家から大学に進学し、すぐに百合子と出会ったので、
一人で風邪をひいたのははじめたかもしれない。
都会の真ん中で何の当てもなく、咳をするのも一人だというのが、
こんなにも心細いものだったとは思いも寄らぬことだった。
本物の百合子が側にいた頃は「しんどいから帰ってくれ」と
追い返したことに今更ながら後悔したりもした。
あくる日、さいわい熱も引いたので、パソコンを立ち上げてみると、
数百の広告メール、「やらせてよ」や「会いたいなぁ」などのわかりやすい件名の
数重の出会い系の相手からのメールの中に、
Kからの心配そうなメールが3通入っていた。
悪いことをしたなぁという気になり、すぐさま「風邪をひいてました」と返事を書いた。
するとKから1分後にまた返信が届き、ほっとした様子だった。
本当に心配してくれていたのだなぁと嬉しくなった。
次の月、俺は友人の紹介で広告代理店に就職し、
コピーライターの仕事をさせてもらうようになった。
特に女性スタッフから「ほんとうに女性が書いたみたいな文章」と好評だった。
あたりまえだ。

一方、Kも数カ月して、同僚に好きな子が出来たらしく、
俺もずっと悪いなと思っていたので、自然と連絡を取らないようになったが、
あの風邪をひいたことをきっかけに買ったノートパソコンを持ち歩き、
今でも時々メールボックスを覗いてしまう。

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というような一連の想像も膨らんでしまいそうだけど、
昨日のこと、S▲ILSのアコーディオン・あっちゃんが
お父さんから譲ってもらったというノートパソコンの調子が悪いらしく、
メンテナンスをさせてもらい、無事使えるようになったのはいいものの、
あまり高性能なものではなかったので「でもこれで音楽を作るのは難しいよ」と言ったら、
「いいねん。ガストでノートパソコン開きたいだけやねん!」とのこと。
どうやら23歳になったあっちゃんは可愛さよりも"カッコいいオンナ"を演出したいらしく、
無意味に外出先でノートパソコンを開きたいらしいのだ。
その場所にガストを択ぶのが効果的かどうなのかは別として、
僕も東京へ出張の際は、忙しくもないのに無意味に日帰りをしたりして、
"出来るオトコ"をアピールする方なので、気持ちはよ~く理解できた。

ということで答え。外出先でノートパソコンを開いてる人はほぼ何もしていません。
そして僕はその男にそっと近づいて行って、デスクトップを見て言い放つのです!
「テメー!さては何もしていないな!!





…………ゆ、百合子さん!?」

見つめあう二人の男。

お後が宜しいようで。
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by kazekissa | 2009-07-06 21:56 | 日記

活け花

今日は構成作家やコラムニストである草壁コウジさんと打ち合わせ。
草壁さんとは昔一緒にラジオをやったり、暇をもてあましたり、
かれこれ5年ほどの付き合いになるのですが、
タイフーンミニスターズやワンノート、そして今回、画集『Blue』のデザインも引き受けてくれた
大学からの友人・前川景介くんも同様、友達と仕事を出来るって、
同じ速度で同じ方向に歩いているようで、頼もしく嬉しい。

7月11日(土)に我らが若社長サカモトさん率いるELEKIBASS
レコ初イベントが大阪は心斎橋クラブジャングルであります。
クラブジャングルといえば、僕らS▲ILSもたびたびお世話になっているのですが、
かつて出来たばかりの頃に、
草壁さんが、講演会でもお馴染みの柏木くんらとともに、
よくアングライベントを開いていた場所(ハコ)です。
SM嬢におしりに花を刺さ…ここからは自主規制させてもらいますが、
当時、クラブジャングルオーナーの笑う顔は一度も見たことがありませんでした。
その時は客の一人として「クールな人なんだなぁ…」程度に思っていたのですが、
本当はよく笑う方だと分かったのは、彼らが出なくなって、
イベントスペースからライブハウスへと移行してからのことです。
ちょっとミルク少なめ、ビターが強い気もするけれど、
そんなこんなも今ではいい青春の思い出です。

11日のライブではS▲ILSでの演奏の他に、
デザイナーでありイラストレーターの小田島等さんと、
同時期に作品集が出るようなので、トークショーをさせてもらい、
司会を草壁さんに引き受けてもらったので、その打ち合わせでした。
小田島さんといえば代表作にサニーデイサービスの一連のジャケットがあり、
大学生の頃の僕は強く感動や影響を受けました。
今回共演させてもらうGOMES THE HITMAN徳永憲さんも同様、
青春時代の僕の核となっている人たちです。光栄です。
僕ら以外みんな東京の人たちですね。

そして前日10日(金)も同じクラブジャングルで、
エレキベースのレコ初イベント1日目があり、
そちらは弾き語りで出演させてもらいます。共演がこれまた豪華。
先日発売された『ワールドスタンダード』でジャケットを描かせてもらったタイフーン・ミニスターズ
元クロスフィンガーズの二宮さんと、元マーガレットホープのほざきまゆみちゃんによる木漏れ日
ちなみにもうひとりのメンバーであるミンソンは今回仕事の都合により欠席とのことですが、
愛しの韓国の歌姫ヨンジンちゃんのギターポップバンド
"ライナスブランケット"のメンバーでもあります。
媚びようと思っていたのに…勘づいたか!?
名古屋のabcdefgレコードから発売された2ndアルバムも好調な京都のQuesa(ケサ)。
お、こちらは見事に全員東京の人ではないのですね。
そしてDJには、先日日記でも紹介したSoda fountainsからこいちゃんこと小泉ひとし。
はじめてのDJとのことで緊張しているようなので、
彼の持ってくるであろうレアなスウェディッシュポップのCDを
すべてアダルトDVDとハムにすり変えたり、全力で邪魔しに行く所存。
あぁ、クラブジャングルのオーナー様、悪夢の再来であります。

僕は31の男がひとりでボソボソ歌うのもなんだか切ないので、
何とこいちゃんにガットギター、ほざきまゆみちゃんにフルートとコーラス、
タイフーン・ミニスターズにピアノとドラムで協力してもらえることになりました。
あぁ、何と心強い。楽しみ。両日とも詳細はコチラ
今回も渾身の出来のCD第3巻を無料でご用意しておりますので、
たくさんのご来場を心よりお待ちしております。

早くヨンジンとも人生のコラボレートをしたい。
来たるその日の為に、ユスケさんカコよくなる。
1個、2個、サンコン!ヨンジン、5陣、6陣!全体ススメ!!
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by kazekissa | 2009-07-02 06:31 | 日記

ほんとうそ

はじめて絵に興味を持ったのはアニメがきっかけで、
初恋の相手は何を隠そう『ドロロンえん魔くん』の雪子姫という妖怪だ。
ちなみに小学校高学年でやっと人間である斉藤由貴、
おっ、7月だと言うのに"雪"の話題で持ち切りじゃないか。
まぁ、そのくらいだったから当時はどのアニメにしろ原作があることすら知らず、
漫画はアニメの真似をして、乱雑な白黒の線で書き直しているだけのものだと思っていたくらいだ。
逆でした。失礼しました、永井豪先生。

とは言え、僕の中のアニメブームは中学3年生まで続き、
小学校の時から描き溜めたオリジナルキャラクター帳は50冊を超えた。
自由帳にひとつのアニメを設定して、30体くらいのキャラクターを描いたものだ。
もっとわかりやすく言えば、オリジナル魔神英雄伝ワタルや、
オリジナル魔動王グランゾートや、オリジナル超幕末少年世紀タカマルがその内訳。
そう、僕は芦田豊雄さんの絵や世界観が大好きだった。
名前を聞いたことない人の為に説明すると、
もっと有名な作品に「魔法のプリンセスミンキーモモ」があり、
当時センセーショナルだった独特なカクカク髪の描き方は、
後期・ドラゴンボールに大きな影響を与えた。

そして高校生になる頃にはアニメからTVゲームへと、
大学生になり音楽やイラストレーションへと関心は移り、
だんだんと非現実的な夢のような世界からより現実的ものに興味を抱き、
自然と僕の絵柄も変わっていった。
そしてこの度、画集を出させてもらうこととなり思い出すのは、
生まれてはじめて買った画集もやはり芦田豊雄さんの本だったことで、
「大人になったら嫌でも自分で気付くから、子供には出来るだけ楽しい嘘をつきたい」
というあとがきが、ずっとずしりと心に残っていた。

時々、中学生や高校生の男の子から「中村さんの描く女の子と付き合いたい」
というファンレターをもらい、僕も彼らの雪子姫を作りだすことが出来たのかと、
すごい嬉しくなる。付き合えるなら僕が先だ!だから無理だけどガンバレ!と思う。
だけど、僕が絵に興味を持ち始めた頃くらいの子供に対しては、
まだ何の影響力もない。がっくし。これが本当のBlue。なんて思ってたら、
何とアニメーションの仕事に携わることになりました。

これ以上詳しくは言えないんだけど、とにかくそういうことで、
さっきようやくキャラクターのラフイメージを描き終えた。
十数年ぶりの51冊目のオリジナルキャラクター帳。
楽しい嘘を少しだけ入れてみた。これは嘘じゃない。
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by kazekissa | 2009-07-01 11:27 | 日記