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ゆかり。

Blogを毎日更新するくらい、ちょっと落ち込む時期らしく、
そのせいであまり食欲がないけど、体調管理は大切だと思い、
いつも行く喫茶店に遅い昼食を取りに行きました。

ウガンダさんの「カレーは飲み物」発言じゃないけど、
昔から噛むのが苦手で何でも飲み込む癖がついて、
だから食べるのはいつも結構早い方なのに、今日は箸が進まない。

いつもと違う様子にマスターもおばちゃんもチラチラ見てるんだけど、
大丈夫なフリをして、漫画を読んでるからアピールをしたのに、
「今日、ちょっと多すぎた?
お兄ちゃんどうせ夜しっかり食べないんでしょ。
じゃあ綺麗に食べなきゃ。仕事何してるの?」
と色々話しかけてくれました。

そんなものは、目や口をふさいでも、毛穴から出るしくみになっていて、
みんなバレてないつもりでも、こっちから見ればバレバレなのに、
自分のこととなると、よししっかり隠せてると思っちゃって、
ズボンのお尻にところ穴あいているものなのにさ。

もしくはウンコもらしてるようなもので、
「平然と口笛吹いてるけど明らかに臭いよ!」みたいなね。
その場合は早く言ってしまって、すみやかにパンツを洗わなきゃ、
染みが取れなくなりますよって、
この2番目の例え、いらなかった気もするけど。

でも、おばちゃん。
落ち込んでるのプラス、ごはんの上のゆかり、
実は僕、すっごい苦手なんだぁ。
今度は言ってみよう。

今年もあと1ヶ月。12月のBlogは15件くらいになるように、
ゆっくりゆっくりとゆかりみたく飲み込めたらいいなぁ。
ごちそうさまでした。
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by kazekissa | 2007-11-30 16:44 | 日記

かわいいひと。

近藤ようこ先生の代表作「見晴らしヶ丘にて~完全版」が発売されました。

近藤先生の作品に出会ったのは大学生の頃。
つげ義春や鈴木翁二などいわゆるガロ系の漫画に興味が出てきて、
これまで読んできた少年・青年漫画とは全然違う、
些細な日常や心のテーマ、独特な絵柄は目新しかったのですが、
僕にとっては何かちょっと心にすっと入ってくるものがありませんでした。
「だけどここに何かある」と感じ、色々と掘っていたら見つけた「赤い爪」。
これも近藤先生の代表的な短編集のひとつです。
あくまで平凡な日常の中の時に冷やっと、時にほっこり、
そしてシーンと静まり返る時間が冷静な目線で切り取られてあります。

いつからか僕は、男性でも女性でも「この人いいな」と思う人に出会うと、
まずは「見晴らしガ丘にて」を貸してみる癖がつきました。
それくらい自分の温度に近いのか、その温度を求めてるのかはわかりませんが、
共有したい微熱の世界なのです。

話は戻り、そこでこの完全版の発売。
今まで僕の持っていた文庫版が9話までしか掲載されていないのに対し、
14話まで完全収録されています。
僕の作品の温度が好きな方ならきっと気に入って貰えると思います。
是非、この機会に読んでみて下さい。
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これからは好きな人が出来ても、9話まではいつでも読めるなぁ。
色んな人の手に渡り黄ばんでボロボロだけど、
その方が愛着があるし、第4話「かわいいひと」が読めるからいいや。
一度、文庫版を貸したのに、また完全版を貸された僕の周りの方、
きっとあなたのこと結構、信頼しかけています。
そして、僕のことも少しわかってよっていうかわいいテストなので許してね。
もしくは逃げてね。
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by kazekissa | 2007-11-29 19:22 | 日記

犬と猫と。

小学館きららに連載中の「微風ハイツ」の第5話を仕上げました。
今までのものもWEB上で読めますので、この機会に是非。
PDFファイルで2ページに渡ってるので、印刷した方が読みやすいと思います。

今回は特に犬と猫が可愛く描けました。

動物はよくモチーフに選ぶので、
これまでもよくインタビューやファンの方から、
「動物が好きなんですねぇ?」と聞かれることがありましたが、
造形や色、または存在自体がイラストにとって
効果的だなと判断した場合に脇役として描くだけで、
実は、特にこれといった思い入れはないのですが、
ガッカリさせちゃいけないと思い「は、はぁ・・・」みたいなアンニュイな返事をしてきました。
好きだよ。好きなんだけど、女の子よりはそりゃ興味ないよ。
興味あったら田中義剛の牧場にカントリー息子として就職しています。
だけど、そこまで説明するのは面倒くさいし、
言えば言うほど、中学生がエロ本を見つかった時の言い訳みたいになってくるので、
「は、はぁ」がベストな訳です。

だけど今回のは特別です。
女の子も2人描いたんだけど、
もしかしたら彼女たちよりも可愛く描けたのかもしれない。
たぶん、猫が飼いたいだけだったのかなぁ、僕は。
やっぱり犬がいいや。きつね色でまんまるの。

沸点に達しても蒸気にならず、もっとずっと真っ赤になる熱おくれ。
火傷してしまうくらいの。ねぇ、悪魔とお嬢さん。
これ、あげるからさぁ。
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by kazekissa | 2007-11-28 20:57 | 日記

なんとなくなんとなく。

ザ・スパイダースの曲名でこんなのあったなぁ。
僕は井上順ソロバージョンの方がのんびり感があって好きだけど、
そんな話は置いといて、同じく音楽家の小沢健二さんが昔、
ロッキンオンジャパンのインタビューで、
「音楽が詳しい人がたくさん言葉を並べて説明するのも、
ギャルが"なんとなく好き~"っていうのも同じことだ」みたいなことを言っていて、
なるほどな~と学生寮で寝転がってハナクソをほじりながら読んでいた。

デートをしていて「何食べたい?」と聞いたら、
「中華がいい」「何で?」「何となく」女性にはよくあることだ。
しかし男性諸君、これをあなどるなかれ。
女性は母体だ。自分の身体にとって今何が必要かが肌で分かっている。
「私(彼)にはこの栄養素が足りない」「この気分を解消出来そう」
そんな色んなことを身体が欲するので、「何となく」で片付ける。
理路整然としない回答も、笑顔で帳消しになってしまうのも込みで、
女はたくましく生きているような、うん、気がする。

男の僕だって30を間近にむかえ、
お肉より野菜やお魚の方が美味しく感じるようになった。
ビタミンやカルシウムが足りてないのだろう。
たまに焼肉だって食べたい日もある。
エネルギーが足りないのだろう。
たま~にプリンを食べたい日もある。
疲れてるのだろう。
ある人はお酒を浴びるほど飲みたい日もある。
忘れたいのだろう。

つまり、直感で決めても、じっくり考えてから進んでも、
筋道は違えど、行き着くところは同じなんだと思う。
別に食べ物の話をしたかった訳でなく、
それは色んなことにもあてはまる訳で、
先日「佑介は何事も冷静に考えすぎ~もっと直感で動け!」と、
兄弟ゲンカの末、衝動で小学生の僕の足に鉛筆を刺し、
またある時は僕の部屋のドアを突き破り、
「憶えてない」と言い放つ立派なお兄ちゃんに注意されたので、
少し考えてみた訳だ。

だけど、行き着くところが同じなら、
これからもどしどし徹底的にドライに物事を考えることにする。
食事にしろ仕事にしろ人間関係にしろ。
冷たい目の奥で、どうやったら優しく出来るかを考える時だってあるんだ。
そう信じたい。え、理由?

う~ん・・・何となく。
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by kazekissa | 2007-11-27 16:06 | 日記

大きな一歩。

パク・チャヌク監督『サイボーグでも大丈夫』を見に行きました。
『オールド・ボーイ』、『親切なクムジャさん』 など少しバイオレンスな作風を一転、
舞台は精神病棟、自分がサイボーグだと思っている女の子と、
人の性格をコピーしてしまう男の子とのラブストーリーです。
タッチは先日見た『恋愛睡眠のすすめ』が「まさに男版アメリ!!」と
たまたま生まれた的に賞賛されている一方、
何だか大分アレがアレでアレらしいんですよ。
マトリックスとリザレクションの関係性に近いと申しますか、
が、僕は『アメリ』を片手間にしか見ていないので、
そんなことは気にしないし、オリジナリティなんて模倣の結晶だし、
渋谷系世代なので、元ネタがあってもウンヌンカンヌン・・・あぁ、4行も気にしてしまった。

結論から言うと、面白かったです。泣きそうにもなりました。
DVDが出たら買うと思います。
まず主演の2人が役柄も本人もとっても可愛い。
もう歳も歳なのか、最近はもうそれだけでポチ袋あげちゃうような。
親戚のオジサンじゃないんだから。(え~!500円かよぉ。ケチくさいなぁ・・・)
そしてCGやファッション性のレベルも高く、韓国映画元気なんだなぁと感心しました。
ただこれは国民性だから仕方ないのかなと思うのは、
割と韓国の映画に共通しているのはオチがハッピーエンドというより、
バッドエンドでもないのですが、現実的でちょっとその後が心配になります。
日本映画のわかりやすいオチがなく、
小説のように余韻を残しフワッと終わる独自性みたいなものでしょうね。

それにしても、同じくこちらは精神病棟から逃げ出すというロードムービーの
逃亡くそたわけ~21才の夏』を同時上映しているBIG STEPシネマート心斎橋ってば。
もういっその事、『クワイエットルームへようこそ』も入れて3本立てにしちゃえ!
それこそビッグなステップじゃない?(じゃ、ない。)
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by kazekissa | 2007-11-26 15:27 | 日記

パンパンマン。

旅行に行くのが大の苦手です。
小さい頃、家族旅行に行く際、いつも僕のリュックは、
プラモデルや消しゴムや漫画でパンパンでした。
これ以上もう入るスペースがないので、
歯ブラシや着替えや雨ガッパなど旅行に必要なものは、
お父さんとお母さんの荷物のかさを増やしていたことでしょう。
それでも、出来ることなら自分のもの全部抱えて、
「そうだ部屋ごと移動出来たらいいのに」と言うと、
手ぶらのお兄ちゃんはケセラセラと笑っていました。

今はそんなことも言ってられないので、
その思いを振り切るように、旅行や出張で遠出する際は
小さなカバンひとつで極端に何も持たずに部屋を後にします。
だけどやっぱり不安で不安で仕方なく、
せっかくのバカンスなのに一睡も出来なかったりするので、こりゃ馬鹿ンス。
夏の夜空に一瞬の花火が咲いているのに、
ケータイカメラばかりを気にして、ブレた写真はいっぱい残ったけど、
何だか楽しくなかったなぁという事、誰にだって身に覚えあるでしょう。
そうそう、ちょうどそんな感じです。

一瞬のうちに過ぎ去ってしまう出来事や胸の中だけにあるものも、
所有物と同じくらい大切に思えたのならいいんだけれど、
やっぱり末っ子らしくどっちも欲しいので、
また誰かがケセラセラと笑ってくれるなら、
脚もポッケもパンパンのまま、も少し歩いてみようと思います。
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by kazekissa | 2007-11-25 01:41 | 日記

です。ます。

ふと目に止まることばを次々とつなぎ合わせて、
それが例え福笑いみたいな単語の羅列になっても、
整頓された文章よりは本当の気持ちがそこにあるのかもしれません。

今、そう今。これを読んでくれているあなたの頭に浮かぶことは、
「ふむふむ」だったり「お腹すいたなぁ~」だったり「あの子どうしたかなぁ?」だったり、
近所の車の音がうるさくて遮断されたり、眠たかったり、
言葉にならないイメージや色だったりが同時に浮かんでいるでしょう。
僕も同じです。

中学時代、英語の授業中、先生の発音の良い"シックス"とか
"テニス"とかが引き金となりエッチな銃弾が頭の中で暴発し、
ぽわわ~んと色々考えていると、「ちょっと待てよ!、
このクラスにもし頭で考えてることが読み取れるヤツが居るとしたら、
明日から僕のあだ名は"中村佑介兵衛"で決まりじゃないか!」と、
頭をガシガシ掻いていたら、「シャラップ!」と怒られましたが、
もしそんな超能力があったとしても、
人が頭で考えてる時点では綺麗な文章にはなっていないので、
全てをさとられる心配はないということですね。

以前、何度かそのようなメールをもらったことがあり、
何十行もの単語の羅列からは、ただぽつり「哀しい」という感情だけが伝わってきました。
たま時代の知久さんの歌も、そんなやりきれない抽象画のようです。

だけどこうして氷山の一角だけでも文章にして伝えたいのは、
そんな風に接してくれる人が好きだから真似してるのかもしれないし、
僕やっぱりこっちが本当だと思う。です。ます。


さぁ、順調に仕事も片付いたので、
3角形の自転車でちょいと何処かへ行ってきます。
シャツを洗おう。髪を切ろう。
明日は内木くんが秘密の店へ連れてってくれるそうです。
珍しいなぁ。
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by kazekissa | 2007-11-23 00:04 | 日記

買い物日記。

最近買ったもので特に良かったものを紹介します。

土岐麻子「TALKIN'」
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オリジナルアルバムとしては2枚目の元・Cymbals、土岐麻子さんのソロ。
70年代のナンバー中心のカヴァーアルバム「WEEKEND SHUFFLE」を経て、
1枚目より方向性が定まり、音もぎゅっと凝縮の充実感あるアルバム。
特にボーカルの魅力について書かれる事が多いし、
それだけで存在感のある素晴らしい声なんだけど、
僕は彼女の描く中性的でちょっぴり意地悪な歌詞にキラリと光るものを感じます。
余談だけど、竹内まりやみたいな女性になると思う。
これは音楽性じゃなく顔のはなし。

東京事変「閃光少女」
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椎名林檎の魅力と言えば、外見もイメージもオンナ感はありましたが、
閉鎖された少女の爆発しちゃう叫びだと感じていました。
が、最近の東京事変は開けていて素晴らしいです。
特に『キラーチューン』からこの『閃光少女』への跳躍間は、
少女から"少"が取れて女になる一瞬を切り取ったポートレイトのよう。
行く行くは彼女にはユーミンみたいなうたを歌って欲しいなぁ。
才能は鋭利だけど、当たりは優しいみたいなね。
土岐麻子と椎名林檎、楽曲を取り替えたら、いま面白いかも。

カンニングの恋愛中毒~天狗芸人カンニング竹山を告発する!
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GYAOで放送中、カンニング竹山さんの番組DVDも4本目。
一部で話題になった鳥居みゆきの芸人面接のコーナーも
未公開シーン中心に入っており、
マニアックとメジャー感、ヤラせと本物感のせめぎ合いが非常にスリリングで、
最近では珍しいバランスの取れたバラエティです。

おぎやはぎトークライブ~おぎとやはぎでおぎやはぎです。別に、やはぎおぎでもいいんですけど
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ライブミランカのトークライブシリーズも、さまぁ~ず、アンタッチャブルと来て
あまり知られてないけど、実はフリートークが得意なおぎやはぎの登場。
ラジオでも聴ける彼らの独特なテンポによる世界は飲みやすいお酒のようで、
どんどん行っちゃったら、いつの間にホテルで来ちゃってたみたいな罠と魅力。
今後もよゐこ、バナナマン、ドランクドラゴンと分かってるラインナップが発売予定だけど、
個人的にはアンガールズのが凄く見たいなぁ。スタッフさんお願いします。


昨日は1日ラジオの編集・更新。
先日の講演会のレポートや、そこで読めなかったアンケートを何通か紹介しているので、
まだ聴いたことのない方はこの機会に是非。
と大きい声では中々宣伝できないようなお下品な内容だけど、
頭のネジを1本外して、ヘッドフォンでひっそり聴いたら面白いと思うよ。
女の子はコチラがいいかな。アヤカンさんいつもありがとう。

今日は次の仕事のラフを描いて早く終わったら、
自転車でナイトクルージングしよう。
火曜日と木曜日と雨曜日は、僕でも優越感に浸れるから好きだ。
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by kazekissa | 2007-11-22 19:46 | 日記

石鹸。

(振り出し)
石田衣良先生の『親指の恋人』単行本イラストを描き上げました。
いつもと少し印象の違う女の子と男の子が登場します。
小学館きらら連載分15回の扉絵、挿絵も凄く気に入っており、
何と、白黒になりそうですが全て載せてくれるようですので、
発売を楽しみにお待ち下さい。また追ってお知らせします。

(本文)
僕が皮膚が弱いので頭も身体もベビー石鹸1本なのは、
近しい友だちの間だけで知られていることですが、
いつの間にか消しゴムくらいの大きさになってしまっていたので、
近くの薬局に買いに行くと、ない。ベビーだけでなく普通のもひとつも。
局地的オイルショックのようなので、
仕方が無いので牛乳石鹸をコンビニで買いました。

仕事がひと段落したので(←クライアント様への言い訳)、
お風呂に入って、自転車でタワーレコードへ行く途中、
何かが同じスピードでずっと着いてくる。
どうやら今夜は月や猫だけじゃないみたいだ。
いつもと髪の匂いが違うから、まるで1人じゃないみたいで、
そうさ、石鹸を変えるだけで、こんなにも上機嫌になれるのに、
秋の夜長が寂しい訳ないだろが、ばか。
フランス座に行き、ココアを2杯飲む。そして振り出しに戻る。

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by kazekissa | 2007-11-21 06:14 | 日記

夢が夢でも。

ビョークやケミカル・ブラザーズ、ダフト・パンクなどなどのPVでもお馴染み
ミシェル・ゴンドリー監督「恋愛睡眠のすすめ」を見ました。
夢と現実の区別がつかない青年のラブストーリーで、
詳しくは公式サイトの予告編を見た方が早いと思います。
と言うのも、この映画にとって、あらすじは特に重要じゃない気もするのです。

僕の大好きな映画監督ウディ・アレンも
「現実と虚構の混在する」と形容されるんだけど、
アレンの、例えば「アニーホール」の場合が
現実世界に空想の世界がひょいと顔を出すとしたら、
この「恋愛睡眠のすすめ」の場合はその逆で、
素晴らしい夢の世界に現実が入り込んできてしまうといった印象です。
ストーリーを聞かれると両作品とも、
「好きな女の子にフラれてしょげる」だし、
それなのに全然違う作品になっているところが、
映画、というか監督、いや人の面白いところです。

屋根を裸足で駆けて行き、
紙やパステルで描かれた夢の世界に辿り着いたなら、
超音速で感情くらい反転してくれたらいいのに。
だってそんなとこだけ大人になってしまっていたのは、
ほんとはステファンや僕やきみの方かもしれないけど、
哀しいことは、悔しくもなんて綺麗なんだろね。

男性版アメリはこんなにも情けなくすてきな映画でした。
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by kazekissa | 2007-11-19 15:50 | 日記