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カテゴリ:日記( 683 )

季刊エスとの10年

さて、福岡旅行記も書いたところで、お知らせのコーナーです。
まずは、リクナビ『就職ジャーナル』にインタビュー記事が掲載されました。
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http://journal.rikunabi.com/work/job/job_vol85.html
ここ最近の単独インタビューでは一番文字量も多く、
興味深い記事になっておりますので、ぜひともお読みください。

しかしイラストレーターになった今の技術や、
伝えたいこと、また大切にしていることはよく話すのですが、
それではどうやってイラストレーターになったかということは、
なかなかお話しする機会が少ないように思います。
思い返せば、僕のイラストレーターとしての10年は、
イラスト誌「季刊エス」と一緒に歩んできた10年でした。

というのも、大学卒業時にイラストレーターになるべく、
どの賞に応募しても「絵が古い」「我が社のカラーに合わない」などの理由で、
落選ばかり、とうとうくじけてしまい、絵をまったく描かなくなりました。
今考えると、賞を受賞したからってイラストレーターになれる訳じゃなかったのですが、
そんな中、「おもしろい絵ですね。会いませんか?」と大阪まで来て下さった
当時コミッカーズ、現在・季刊エスの天野編集長の存在が、
直接的に自信につながり、再び絵をかきはじめる日々がはじまりました。
その頃の僕は何者でもないのに、どうして会いに来てくれたんだろうと、
不思議にさえ思いました。それと同時に「将来絶対有名になって、
天野編集長のところから画集を出して、いっぱい売って、恩返しする!」
と心に決めました。ちょうどいまから10年前の2002年頃の話です。

それから、季刊エスの賞に応募するようになって、
ちょくちょく掲載して頂き、ひとつひとつ丁寧に添えられた的を得たコメントを参考に、
どんどん絵を描いていきました。すると、仕事もちょこちょこ来るようになり、
気付けばバイトも辞め、いつの間にかイラストレーターになっていました。
そして季刊エスではじめての連載コーナーを持たせてもらったのです。
それは『絵寿通信』という、現在季刊エスのイメージキャラクターになっている
"絵寿(えす)ちゃん"と、相棒のバクを中心にした絵物語でした。
そのイラスト自体は画集『Blue』にも2点(106-107)収録されておりますが、
1年間の連載でしたので、読んでいない方の為にも再掲載しておきます。
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この第3話「ともだち」は、画集にも掲載していない作品で、
(※文字が読みにくい方はクリックで拡大してお読みください)
バクの「夢々(むむ)」という可愛らしい名前も、
友人の"美和子ちゃん"という美しい名前も、読者の方からご応募頂きました。
数年経ち、僕は季刊エスに応募する側から、応募される側へとなっていたのです。

そして画集『Blue』は願い通り、天野編集長の編集で、
季刊エスの発行元・飛鳥新社の発行で出版し、
エス編集部のみんなと47都道府県サイン会ツアーを周り、
あの時に心に決めた思いは、皆さまのおかげで
画集では異例の8万5000部という数となり、
ようやく、天野編集長をはじめとした、季刊エス編集部にお返しで来たなぁと、
ホッと胸を撫で下ろしたのは記憶に新しいところです。

そんな10年、10周年を迎え、季刊エスは落ち着いて停滞することはなく、
更にイラストレーション界全体の為に、新たな一歩を踏み出そうとしています。
それがいよいよ来年はじまる、イラスト総合情報サイト『ecrii(エクリ)』です。
音楽にはBARKSやナタリー、CINRA、ototoyなど、
ゲームやアニメ、漫画にも数々の総合情報サイトが多数存在しますが、
イラストには投稿サイトはあるものの、情報をひとまとめに見れるものがありませんでしたので、
これはイラスト界の大きな一歩で、とてもうれしく思います。

それを祝して、季刊エスの"絵寿ちゃん"のように、
ecriiの為にも"エクリちゃん"というイメージキャラクターを担当させて頂きました。
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彼女は専門学校や芸術大学に通ってイラストの勉強をしている女の子です。
「四畳半神話大系」の明石さんよりニコニコしてるけど、
「果汁グミ」のメグミちゃんよりはおっとりという感じで、
ちょうど絵寿ちゃんが成長した姿にも重なりますね。

そして気になるのは肩にいる相棒のオコジョの存在。
彼(オス)は、よく漫画でも出てくる頼りないペット的存在ではなく、
人間年齢でいえばエクリちゃんより年上で、
いつも絵のアドバイスをくれる師匠的存在です。
サイトがはじまったら『絵寿通信』同様、このオコジョの名前を募集する予定ですので、
絵が好きだけど描かないって人だって、それまでに考えていて下さいね。
みんなでイラストレーションというものを、より一層盛り上げられたらなと思います。

そして、12月15日(土)に発売する「季刊エス」第41号にも、
10周年を祝し、このエクリちゃん特製クリアファイルが付録としてついてきます。
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今回の"シゴトバ探訪"コーナーも、漫画家・山田参助先生をお迎えして、
非常に内容の濃いものになっておりますので、
今月29日発売のポストカードブック『REDとご一緒にご予約頂ければ幸いです。


最後に、これは僕がボーカル・ギターをつとめるセイルズからのお知らせです。
来たる2012年12月23日(日)に久々に東京ライブをします。
下北沢の全9会場で行われるTHEラブ人間主催の
ライブハウスサーキットイベント『 下北沢にて’12 』への出演です。

我々、セイルズはLeguna(ラグーナ)に出演ですが、
他会場、アーティストを1枚のチケットで行き来できます。
タイムスケジュール、詳細は随時更新されている公式WEBサイトからご確認ください。

なお、11/20~11/27に先行チケットをご購入された方には、
先着でオリジナルTシャツをプレゼント。(ローソンチケットL-76525)
また、当日会場でTHEラブ人間のキーボーディスト・ツネモリサワさんに
「YOU GO!」と声をかけるとオリジナルステッカーがもらえます。
ぜひ色んなバンドと会場を見に、下北沢へ遊びに来て下さい。お待ちしております。

THEラブ人間 presents 『 下北沢にて’12

【日時】2012年12月23日(日)  12:00開場・開演/21:00終演予定
【会場】club251 / Cave-Be / MOSAiC / Daisy Bar / Laguna / Loft / BASEMENT BAR / THREE/ studio BAYD (全9会場)
【チケット】前売り¥3,000 / 当日¥3,500
【出演】セイルズ / THEラブ人間 / ひらくドア / 荒川ケンタウロス / 壊れかけのテープレコーダーズ / 僕のレテパシーズ / 未完成vs新世界 / パンパンの塔 / She Her Her Hers / about tess / salsa / 大森靖子 / Sorrys! / テクマ! / テツコ/ ミートザホープス / フジロッ久(仮) / テングインベーダーズ/ ANIMA / TheJohn'sGuerrilla / 父親タイガーマスク似 / 井乃頭蓄音団/ラックライフ/バックドロップシンデレラ / thatta / cafelon / TheFlickers / 笹口騒音ハーモニカ / 三輪二郎 / MOROHA / 倉内太 / 本棚のモヨコ / URBANフェチ / BellBoy / NewAction!(DJ:星原喜一郎・遠藤孝行) / FREETHROW(DJ:弦先誠人・タイラダイスケ・神啓文) / ちくわテイスティング協会 / 島音流 / THAMII andmore! / チーナ / クリトリック・リス / リクオ / グッバイフジヤマ / はいざらこうかん / Radio DTM


以上、お知らせのコーナーでした。
最後まで読んで下さり、どうもありがとうございます。
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by kazekissa | 2012-11-18 19:38 | 日記

出来ることと出来ないこと

昨日は17日(土)は北海道芸術高等学校・福岡キャンパスにて…
いいえ、聴き違いではありませんので、もう一度言いますね。
福岡にある北海道芸術高校にて、講演会の日でした。
僕も新幹線の切符を買う時ですら、頭が混乱して「北海道」を押しそうになりましたが、
行ってみると、紛れもない福岡らしい朗らかな先生方、生徒たちが迎えてくれました。
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着いてすぐに、福岡キャンパスの高橋先生と、
写真に後頭部が写っているマネージャーの沼田さんと3人で
すぐ近くにある「ブレジレイロ」という喫茶&洋食屋に
昼食を食べに行きました。
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僕はハンバーグ、沼田さんはドライカレー、高橋先生はオムライスと
別々なものを頼みましたが、ランチタイムなので共通して同じサラダが着いてきます。
そして、そこにはトマトが乗っていました。

実は、マネージャーの沼田さん、
これまで全国津々浦々を一緒に旅してきて、100回以上一緒に食事をしましたが、
トマトが大の苦手で、一度も食べた姿を見たことがありません。
サラダだけではなく、例えばピザに乗っている薄いトマトも、
全部はがして食べる程です。それじゃあただのチーズパンです。
「トマトが嫌いで残すなんて、子供みたいやなぁ。。。」と思うのですが、
「残すのは店に対して失礼!」というやはり大人の部分も持ち合わせているので、
必然的に僕のお皿にトマトがやってきます。
僕もトマトは好きではありませんが、健康面を考え、
自分の分と沼田さんの分、ふたつを食べるのが習慣となり、
最近はあまり気にすることもありませんでした。

しかし今回気付けば、沼田さん(38)のサラダ皿にトマトがありませんでした。
やはり年下である高橋先生(30)を前にして、頑張って食べたんだなと感心しました。
じゃあ僕も食べようと思い、自分のサラダを見ると、さっきは1個だったはずのトマトが、
2個に増えているじゃありませんか。
単に、沼田さんの業が目にもとまらぬ早さになっていただけでした。
大人になってもまだ成長することってあるんだ…ってバカ!!
そして、その一部始終を見ていた高橋先生からさらに驚きの一言。
「おふたりはそういうご関係なのですか!?」
確かにカップルや女の子同士では食事中「それとこれ交換しよ~」と
キャッキャしますが、これは違うんです。と余計怪しく見える程長々と弁解しました。

お料理は、ハンバーグ、カラシが添えてあって、とても美味しかったです。
本格的な珈琲と洋食屋の味をリーズナブルに楽しめるカフェ・ブラジレイロ、
福岡近辺の方はぜひ行ってみて下さい。地図はコチラ
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さて講演会会場に戻ります。この北海道芸術高校、通称「北芸」は
北海道からはじまった通信制高校で、札幌、福岡、仙台、名古屋、広島にも校舎があります。
そして今回僕が訪れた天神にある福岡キャンパスはその中でも一番新しく、
今年の4月から開校したので、生徒はなんとまだ10人ほどしかおりません。

沼田さんが所属する飛鳥新社も、12月には待望の2巻も発売される「夢をかなえるゾウ」や
柴田トヨさんの詩集「くじけないで」など、100万部を超えるたくさんのヒット作がありますが、
実は社員数は決して多くはありません。

つまりヒットする・しないは、会社の規模とは関係なく、
そのやり方によっていくらでも出来るということを、
僕も画集『Blue』を出版させて頂き、全国をサイン会で回った時に
身をもって知りました。少人数ならではの伝達の早さとフットワークの軽さで、
思いついたらすぐ実行→全国を飛び回り、
飛鳥新社は他の出版社に負けない本をたくさん生み出しているのです。
そしてそのふところにつけこみ、画集が出版されて3年もたっているのに、
僕はまだ、普段は営業が本業である沼田さんに、
ズルズルとこうして仕事や出張のマネジメントを続けてもらっております。
だから沼田さんのトマトも断る訳にはいかないのです。
そういう持ちつもたれずの暗黙の大人の関係なので、
高橋先生の食事中の見解もあながち間違ってはいないのでした。

この北芸・福岡キャンパスも同じ、少人数制ならではの良さを感じました。
もちろん、学校としてはこれから100人、200人と
生徒数を増やしていきたいという気持もあるとは思いますが、
いまの学生と先生方みんなの意見が行き届いた、風通しの良い人間関係。
それは何ものにも代えがたく、逆に僕が学ばせてもらったことがたくさんありました。

講演会には姉妹校である日本デザイナー学院の生徒さんたちも
たくさん遊びに来て下さいました。司会は大阪からかけつけてくれた
いつものなんば紅鶴・白鯨のオーナー・柏木くん。
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内容は最近の大きなトピックであった果汁グミのパッケージ、
AKB48・柏木由紀さんとのスピリッツのコラボレーショングラビア、
そして「夢をかなえるゾウ2」と同日の12月12日に
3巻が発売される東川篤哉著「謎解きはディナーのあとで」の装丁をメインに、
イラストレーションが一般にどう浸透させるかという事を、
両脇から下ネタと冗談のパンで挟んだ、ハンバーガーのような内容でした。

それよりも僕が驚いたのが、特に本校学生たちの手をあげる率の高かったこと。
普段講演会やトークショーにおいて、実は聞きたいことがあっても、
なかなかみんなの前で発言するのは恥ずかしくて、
質問コーナーではシーンとしてしまうものでした。
やはりこれも少人数制で培ってきた子供たちの自信と、
それを受け入れてきた先生方の度量あってこそのものだなと思いました。

実は先ほどからお話しに出ている高橋先生、
まだ30歳だというのに、結婚して10年、お子さんが4人もいらっしゃる愛妻家。
もし福岡近辺の中高生で、「学校はあまり好きじゃないけど、絵は好き」という方は
(僕もそうでした)、ぜひ北海道芸術高校・福岡キャンパスを考えに入れてみて下さい。
キャンパス見学会や学校説明会も随時開催しているようです。
楽しい状況で描いた絵は、もっと楽しい作品になります。
いまならそんな愛溢れる高橋先生も一人占め、いいえ10人占め
(こう書くと柔道の落とし技みたいですが…)できる特典つきです。

あらためて、北海道芸術高校・福岡キャンパスの先生方、生徒のみんな、
スタッフの皆さまをはじめ、来て下さった皆さま、どうもありがとうございました。
とても楽しかったです。また行きますので、新しく描いた絵を見せて下さいね。


帰りは博多駅にて、僕のイラストレーターとしての初仕事にして、
実に10年ぶりに再販された、福岡名菓「博多の女」ハチミツレモン味を購入。
さすがに地元では大々的に展開されていて、
このなつかしさと、新たな出会いこそが一番のお土産なのかもしれないなぁ。
そんな風に思った福岡の旅でした。
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by kazekissa | 2012-11-18 17:22 | 日記

謎解きはディナーのあとで 3

ふと、「自分が子供だったら、今の自分の絵は好きになるかなぁ?」と思う時があります。
仕事で関わるCDや本などのファン層が若者を中心にしているという事もありますが、
僕自体、"思春期"や"恋"にスポットを当てて絵を描き続けてきたので、
画集『Blue』のサイン会にはやはり、小学生の姿は見えず、
あの頃の僕から「そんなの興味ないやい!」と言い返されるような気持ちでした。
それでも当時の僕は絵が大好きで、コロコロコミックばかり読んでいました。

それが最近のサイン会や講演会では、ちらほらと子どもたちも参加してくれるようになりました。
そのきっかけで一番多いのがやはり、現在2巻まで発売されている
東川篤哉著『謎解きはディナーのあとで』を読んでというもの。
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友人であるmiette-oneこと橋本さゆりちゃんの姪っ子達もこの作品のファンで、
彼女たちがお小遣いを溜めて買ってくれた単行本を大事そうに抱える姿を写メールで見た時、
ようやく過去の自分に想いが伝わったような、とても嬉しい気持ちになりました。
それは僕にとっては2011年度の本屋大賞を獲った時より大きな気持ちだったかもしれません。
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それから再び『謎解き~』は3巻に向けて、文芸誌"きらら"で連載がはじまり、
他の仕事とは違い、ファンの子供たちとあの頃の自分に向けて、毎回1話ごとに扉絵を描きました。
そしてようやく、2012年12月12日(水)に『謎解きはディナーのあとで』の
第3巻が発売されることとなりました。
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東川篤哉著 『謎解きはディナーのあとで 3

同じく表紙イラストを描かせて頂いた森見登美彦著『夜は短し歩けよ乙女』や、
石田衣良著『親指の恋人』と同じ装丁家・高柳雅人さんによるデザインで、
きらら連載中のイラストも、カラー口絵や各話扉絵などに多数使って頂き、
これまで以上に可愛く、かっこいい1冊に仕上がりました。

内容は、表紙にすべて描き入れましたので、詳しくは言葉にしませんが、
今回書き下ろしで収録されている最終話のタイトルと締めくくり方が実にニクイ。
シリーズ累計300万部という大ベストセラーなのに、それを感じさせない、
気負いのないラストシーンが逆に胸にグッと来ました。
別れとはいつもこんな風に訪れるものですが、決して後ろ向きじゃありません。
あとは読んでのお楽しみということで、1巻2巻と追いかけ続けて下さっている方々も、
どちらも読んでいない方にもぜひ、12月12日は本書を手に取って頂けたら幸いです。

大人から子供にまで幅広い表現の伝え方をたくさん教えてくれた
『謎解きはディナーのあとで』と、実際子供の頃に読んでいた
コロコロコミックが同じ小学館というのは、なんとも必然なのでした。
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by kazekissa | 2012-11-11 11:44 | 日記

秋場所

今年のキッチン周りにこびりついたような粘り強い残暑を雨が洗い流し、
いよいよ肌寒い季節の到来に、町はみんな長袖になりました。

秋といえば、"芸術の秋"ということで、岡山で現在開催中の林静一先生の展覧会を観に行ってきました。
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岡山といえば、竹久夢二の故郷であり、倉敷の美しい町並も相まって、僕にとっては叙情画の聖地。
そんな土地で見る「赤色エレジーから小梅ちゃんまで」と題された林先生の
100点以上の作品は、どれも息をし忘れる程美しいものばかり。
きっと林先生もあんな緊張感のある線ですから、息を止めて描いたに違いありません。
その分、キャンパスに描かれた少女たちはまるで生きているかのように、活き活きとしているのですね。
僕も少年のように夢中で見て、たくさんグッズを買い物してしまいました。
写真ではそんな興奮した僕によって少し隠れてしまっておりますが、
11月4日(日)まで岡山駅直結の"岡山シティミュージアム4階"にて開催中。
入場料は一般(高校生以上)が800円、65歳以上が700円、小・中学生は500円。
僕の絵に多大なる影響を与えて下さった先生の作品、いえ少女たちに
みんなで会いに行きましょう。詳細はコチラからご確認ください。


そしてその11月4日(日)には大阪で、僕のバンド・セイルズの久々のライブがあります。
同じく会場のartyardとゆかりの深いバンドroot13.、フラクチャーズとの3マンイベントです。
セイルズは来春発売予定の2ndミニアルバムのレコーディングに専念する為、
今年最後の関西でのライブとなり、会場では僕や五味岳久さん(from LOSTAGE)の
当日限りの展示もありますので、お誘い合わせの上、ご来場下さい。詳細は以下です。
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artyard presents
『"セイルズ+root 13.+フラクチャーズ" 3マン!!!』
【日時】2012年11月4日() 18:30開場/19:00開演
【出演】セイルズ/root13./フラクチャーズ 【料金】1,500円(+1drink)
【会場】大阪難波・artyard studio(アートヤード・スタジオ)

〒556-0016 大阪府大阪市浪速区元町1丁目2-25 A.I.R.1963ビル4F-A
TEL / 06-6585-7212 http://www.artyard.jp/artyardstudio/

セイルズ


root13.


フラクチャーズ



時系列は逆になってしまいますが、以前もお伝えした通り、
今週末は、富山大学芸術文化学部の学園祭『創己祭』にて、
富山県では初の講演会を行います。以下詳細になります。

富山大学芸術文化学部学園祭『創己祭』presents
中村佑介 講演会


【日時】2012年10月20日(土) 14:15~16:15 (※開場/13:45)
【会場】富山大学高岡キャンパス・講堂(富山県高岡市二上町180番地)
・万葉線米島口駅より徒歩約15分  ・JR高岡駅前発加越能バス(4番のりば)
「富大高岡・城光寺線」乗車、「富大高岡」バス停下車
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お車でお越しの際には大学西側の駐車場をご利用下さい。
【お問い合わせ】富山大学高岡キャンパス学生会 E-mail / g.soukisai@gmail.com

講演会にはもちろん学生以外の一般の方も入場可能で、
講演会後にはサイン会もございますので、お誘い合わせの上ご来場下さい。
今回の司会は、いつものなんば紅鶴・白鯨の柏木くんや、季刊エス編集部の女性陣ではなく、
生物学を研究しつつ絵も描いているというユニークな友人が行いますので、
僕もどんな講演会になるのか、いまからワクワクしています。
富山近辺にお住まいの方、今週末は会場でお会いしましょうね。


そして最後に、秋と言えばやはり"スポーツの秋"ということで、
20日に発刊される小学館の文芸誌「きらら」11月号の表紙を描きました。
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土俵には鍛え上げられた体格の男の子を迎えうつ、土佐犬を従えた華奢な女の子との大一番。
しかし彼の手にも仔犬がひっそり。この勝負の一体どちらが勝つのでしょうか。
「きらら」は毎月20日全国書店にて配本。バックナンバー、定期購読はコチラから。
23日(火)には林静一先生との対談が掲載された「イラストノート」No.24もいよいよ発売。
あわせて宜しくお願い致します。


以上、皆さまの秋が実りの多いものでありますように、心よりお祈りしております。
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by kazekissa | 2012-10-18 11:38 | 日記

裏ゴンボール

現在公開中のアニメ映画アシュラを観てきました。

原作漫画は『浮浪雲』、『恋子の毎日』、『銭ゲバ』で有名なジョージ秋山先生作。
主人公の孤児・アシュラが飢饉により荒野と化した室町時代の京都を、
まだ子供なのに一人でたくましく生きて行くという時代劇。
という、ちょうど初期『ドラゴンボール』からファンタジー色を抜いてリアルにした感じです。
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こちらは現在売っている幻冬舎文庫コミック版の表紙

1970年の連載当時、限界の飢餓状態から
村人やアシュラが人肉を食べるという過激なシーンが問題となり、
一部地域で有害指定され回収騒ぎを起こした問題作、と言われました。
しかしきちんと読んでみると、伝えたいメッセージは全く逆で
「人肉は食べてはいけない。人間なら他人に思いやりを持って生きなさい」というもの。
それは実際にアシュラのことを親身になって面倒を見た法師が自らの切り落とした腕を差し出し、
「お前が本当に人間でなく獣なら、食ってみろアシュラ!!」とすごむシーンに集約されています。

そして40年の時を経て映画化された今作。これがとても良かった。
さすがに時間の関係上、原作全巻のすべての内容はかなり編集されていますが、
見終わった後に伝わってくるメッセージの方向性は同じものでした。

映像も今主流のCGによるあっさりタッチのアニメーションながら、
その濃いアシュラの世界観を食べやすい味にする為の
バランスを取る良い役割を果たしています。

しかし、特筆すべきは何より、声。
例に出した『ドラゴンボール』の孫悟空役でお馴染みの野沢雅子さんが
主人公・アシュラを担当しており、これが圧巻。
文字通り阿修羅の如く危機迫る演技で、容赦なく観客の胸ぐらを掴みかかってくる。
声だけでこの作品のクオリティを倍以上に引き上げています。
AKB48の篠田麻里子さんがヒロイン役の声を演じ、
あまりに浮きっぷりにストーリーにまったく集中できなかった洋画『TIME』とは、
同じ目立つ声でもまったく逆の作用と言えるでしょう。
しかしアイドルやモデルとしての篠田麻里子さんは嫌いではないし、
俳優と声優は似て非なる表現形態なので、
悪いのは話題性があるという理由で彼女を声優に抜擢してしまった日本版担当…いや違う!
イカンイカン!責めちゃいかん!!そんな過ちも人間なら許せと、法師は言ったじゃないか。
ということで、この映画から学ぶことは非常に大きかったのでした。

ドラマ『銭ゲバ』やジョージ秋山作品のファンの方はもちろん、
来年18年ぶりに公開される映画『ドラゴンボールZ』が待てない方もぜひ、
劇場に自分の心というものを発見しに行ってみて下さい。必見です。

映画『アシュラ』公式サイト http://asura-movie.com/

【予告編】

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by kazekissa | 2012-10-13 16:14 | 日記

なにはなくとも神無月

10月になりました。はい、誰が何と言おうと10月です。
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というのも、こうして小学館『きらら』の表紙を毎月描かせてもらうようになってから、
季節や月日というものを特に意識して生活するようになったものの、
10月というのは一般的にハロウィンくらいしか表立ったイベントがない為、
すごくアイデアをひねり出さないといけない月で、
今回は文芸誌らしく"読書の秋"をテーマに無事うまく描けましたが、毎年悩んで早3年。
と同時に、「今年のカレンダー、もう…たった3枚!?」と驚く季節でもあります。
もしかしたら、ハロウィンのカボチャくんもそういう感情で
あんぐり口を開けているのかもしれませんね。

と言っても、僕のカレンダーは来年の3月まであるので、
残り6枚、ようやく半分を切ったところですね。(コチラでは値段も半分!!)
来年(2013年度)も、4月はじまりのものを発売しますので、
カレンダーどうしようと考えている方は、ゆっくりお待ち頂ければと思います。


同じく小学館から昨日発売されたビッグコミックスピリッツ』第45号で、
以前、AKB48の柏木由紀さんとコラボレーションさせて頂いた作品が、
本年度のAKB関連グラビアで第一位の支持率を獲得したと発表され、
同じ作品の絵柄の特製トレーディングカードが付録についております。
投票頂いた方々、この場をかりてお礼申し上げます。ありがとうございました。
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実はこの企画はあのAKB総選挙とちょうど同じ期間に制作していたので、
僕も「1位になれ~!!」という念を送りながらテレビにくぎ付けで、
夢中になり過ぎて結果締切を遅れてしまったほど。
そして惜しくも3位という結果になったことを知り、
そんな状況の彼女に対してどんな絵を描けば良いのかと、
筆を置いて、少し悩み込んでしましました。
そこで僕が思ったのは、また次の機会には、「やっぱり一位!」という
思いきり明るい色合いの、左手の人さし指を「1」とした絵にしました。

という僕としても思い入れの強い企画だったので、
こうしてスピリッツ部門で念願の1位に輝いたこと、うれしく思いました。
天性の遅刻癖で念力まで遅れたけど、きちんと届いたのかもしれないと、
胸をなでおろした次第です。柏木さん、おめでとうございます。
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そんなグラビアがあしらわれた限定トレーディングカードも特別付録についている
スピリッツ第45号(340円)、好評発売中ですので、前回気に入って下さった方も、
「買い逃した~」という方も、ぜひお近くの書店やコンビニでお買い求め頂ければ幸いです。
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そして、10月といえば"芸術の秋"ということで、
富山大学芸術文化学部の学園祭『創己祭』にて、
富山県では初の講演会を行います。以下詳細になります。

富山大学芸術文化学部学園祭『創己祭』presents
中村佑介 講演会


【日時】2012年10月20日(土) 14:15~16:15 (※開場/13:45)
【会場】富山大学高岡キャンパス・講堂(富山県高岡市二上町180番地)
・万葉線米島口駅より徒歩約15分  ・JR高岡駅前発加越能バス(4番のりば)
「富大高岡・城光寺線」乗車、「富大高岡」バス停下車
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お車でお越しの際には大学西側の駐車場をご利用下さい。

講演会にはもちろん学生以外の一般の方も入場可能で、
サイン会もありますので、お誘い合わせの上ご来場下さい。
今回の司会は、いつものなんば紅鶴・白鯨の柏木くんや、飛鳥新社編集部の女性陣ではなく、
生物学を研究しつつ絵も描いているというユニークな友人が行いますので、
僕もどんな講演会になるのか、いまからワクワクしています。
富山近辺にお住まいの方、会場でお会いしましょうね。

他にも11月4日(日)に大阪artyard STUDIOにて、
セイルズ、root 13.フラクチャーズでの3マンライブがあったり、
こんなイベントにも参加しますが、これはまた次回記事で改めてお知らせ致します。


そして以前お伝えしていた林静一先生との対談が掲載された
イラストノート』No.24の詳細も出ましたので、お知らせしておきます。
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イラストノート No.24
2012年10月23日(火)発売/誠文堂新光社/1890円(税込)
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中村佑介 × 林静一 スペシャル対談
少女たちが呼び起こすのは 心の奥に息づく青春の記憶

1960 年代の後半から“ 竹久夢二の再来” と呼ばれ、日本を代表する美人画の旗手として数多くの作品を描いてきた林静一。2000 年代の初頭にイラストレーションの世界へ登場し、個性的な美しい少女の絵で知られる中村佑介。同じ系譜に連なる両者は、それぞれどんなことを考えているのだろう。はじめての顔合わせとなる特別対談をお届けする。
(写真:戸室健介 構成:永井健人 文:重藤貴志)
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ロッテ「小梅」の小梅ちゃんとmeiji「果汁グミ」のメグミちゃんの対比や、
竹久夢二をはじめとしたイラストレーターの話題、新旧イラストを交えながらお互いの印象、
今と昔のイラストレーションについてなど、カラー8ページに渡って内容の濃い大特集です。
お近くに取り扱っている大型書店がない場合は、Amazonからもお買い求めいただけます。
まだ気が早いかもしれませんが、今年一番うれしかった対談で、
僕のイラストレーター人生において確実に重要な出来事でしたので、
ぜひ呼んで頂きたい1冊です。10月23日(火)発売です。宜しくお願い致します。
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最後に秋といえばお月見ということで、最近描いた絵を1枚。
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妻の27回目の誕生日プレゼントに添えた手紙のイラストです。
彼女は子供の頃に見始めたアニメ『セーラームーン』が好き過ぎて、
DVD-BOXを見ながら、誰からも頼まれていないのに受験生並に各話のレポートを描き、
最近はセーラー戦士それぞれの楽曲も多重録音で作り始めました。
「27になったんだし、そろそろ情熱が届いて、セーラームーンになれるといいね」という願いを込めて。
あっちゃんは僕のバンド・セイルズのメンバー(アコーディオン)でもあるのですが、
もはやライブ告知は当日まで一切なく、完全にセーラームーンブログと化したコチラ
興味ある方、好きだった方はぜひ秋の夜長の友にどうぞ。


ということで、最後まで読んで下さった方、どうもありがとうございました。
結構たくさんありましたね、10月。来年は苦労しなさそうです。
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by kazekissa | 2012-10-07 01:58 | 日記

出来ないことは良いことだ (後編)

そんな風に梅嫌いのまま、大人になり、イラストレーターになった僕だが、
もうひとつどうしても苦手なものがボーリングだった。

絵や小説や漫画、アニメ、ゲーム、映画などが好きな、
いわゆる文科系タイプは「元々運動が苦手だったので…」という人が少なくないだろう。
しかしいくら運動が苦手な方でも、小中学校の卒業式の帰りにみんなで
ボーリングくらいには寄ったことはあるだろう。
かくゆう僕は小学校~中学校まで、サッカー、水泳、卓球、剣道などをやっていて、
運動に対する苦手意識は特になかったのだが、
小学校3年生の時に父親に連れて行ってもらった
はじめてのボーリング体験の一投目がガーターで、
負けず嫌いの性格が「こんなもの一生やらない」と言わせ、
頑固な性格が故に、「あんな玉を転がして棒を倒すような原始的な行動は
この文明社会に生きる人間のやるべきことではない!」だの、
「ただの下ネタやん。玉と棒ならもう間に合ってます!」だの、
屁理屈ばかりをこねているうちに、2投目を投げることなく30過ぎになってしまった。

一方、ボーリング以外にも現実のそういうゲームは、
この歳になれば、余程のことがないとやることがなくなるが、
テレビの中でのゲームはよくやっている。
最近はまったのがX-BOX360を購入した時についてきた「塊魂」という、
雪だるまのように町中のものを巻き込んで行き、どんどん大きくするという単純なゲーム。

そのシリーズが他の機種でも出てると知り、いまさらプレイステーション2を購入し
iPodtouchのゲームでも2作品出ているので、それも購入し、
昔使っていた携帯電話を引っ張り出し、SIMカードを入れ替えて、
携帯アプリ版もプレイ。塊魂シリーズはすべてやりつくしてしまった。
それでも僕の玉ころがし欲はとどまることを知らず、
「わるいこはいねーかー?」という秋田県のなまはげの如く、
「他に転がせるものはねーかー?」とワナワナしていると、
妻が「だったらボーリング行けばいいじゃん」と提案。
すっかりボーリングなどこの世からなかったことにしていたので、
それに対する憎悪も忘れていて、「その手があったか」と行くことにした。

しかし、34年間溜まりに溜まっていたボーリングに対する熱はとどまることを知らず、
そこから毎日毎日行くことになった。妻も自分が提案してしまった手前、
泣く泣く付き合ってくれていたのだが、先に悲鳴を上げたのは僕の身体だった。
日頃運動不足だった身体がいきなりの運動でビックリして、
汗を出す機能が追い付かず、蕁麻疹を起こしてしまったのだ。
医者に行くと、薬とともに「完治するまでボーリングは禁止です」という言葉が渡された。
「大人しく得意な絵だけを描いていれば良かったのに、
やはり、慣れないことはすべきじゃなかった…」とひどく落ち込んだ。

そんなある日、雑誌「イラストノート」から対談の企画が上がった。
これまでもたくさんさせてもらい、季刊エスにはコーナーも持たせてもらっている程、
対談は大好きなのだが、その相手として真っ先に頭に浮かびながらも、
出来なかった方がいた。避けてきたという方が近いのかもしれない。
それが林静一先生だった。


女の子のイラストレーションを描くにあたって、
新旧問わずたくさんのイラストレーターや画家や漫画家の方達の作風を研究してきたが、
その中でも、最初にお手本とし、一番大きな影響を受けたのが林先生なので、
プロという同じ土俵に上がってしまってからは、
どうやったら先生がしていないアプローチが出来るかをずっと探していた10年だった。
それくらい林先生の絵は僕にとって完璧すぎたのだ。

だからこそ「もっと一人前にならなきゃお逢いできない!」と思い、
その機会をずっと我慢してきた気持ちは、それこそ、
前編で紹介したあのレコードジャケットの煙のように、イラストの端々から漏れていた。
横顔の少女という共通点が大きすぎて、あまり気付かれないが、
何を隠そう、僕の描く水しぶきの形は大体、「ゆでめん」へのオマージュになっている。
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左:中村佑介"小学館「きらら」2012年9月号"表紙/右:林静一"はっぴぃえんど「ゆでめん」"ジャケット
他にもたくさんあるので、ぜひ画集を持っている方は過去作品からその漏れた想いを探してほしい。
そして、その画集『Blue』のタイトルは"青春"の意味で、
あとがきにも書いている通り、そこからの卒業を意識した本として、
それまでの作品を全てまとめて出版した。僕にとってはそれは、
子供が親から自立するように、林先生を追いかける事からの卒業の儀式でもあると考え、
最後に描いた表紙は、林先生の中でも一番大好きな「ひなあそび」という絵と同じポーズにした。
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右:林静一"ひなあそび" / 右:中村佑介"画集「Blue」"表紙

そこから3年、ようやく最近になって、
自分のこれから描いていきたい方向性が見つかり、
雑誌イラストノートから対談の企画を頂いたので、
「林静一さんとお逢いしたいです!!」と答えた。

そして先日、イラストレーターになって10年、
小梅ちゃんと目が合ってから20年以上の時を経て、
とうとう憧れの林静一先生にお会い出来ることになった。

実際お逢いした林先生は、想像よりもっと楽しく、柔らかく、大きな方で、
絵ももちろん大好きだが、林先生のことがもっと大好きになった。
誌面ではカットされるかもしれないが、ふとしたことからボーリングの話題になり、
林先生もこれまでの人生で未体験で、最近になってお孫さんに誘われようやくはじめたらしく、
そんなひょんな共通点から花が咲き、「出来なくって良いこともあるんだなぁ」と思った。
もちろん他にも、ほんとうに長い時間を頂き、絵のことをはじめ、
たくさんお話させて頂いたが、僕は「大好きです!」と伝えられたことが一番うれしかった。
いまだに梅は食べれないけど、それは林先生と小梅ちゃん、
お二人に向けた言葉でした。

長々となりましたが、そんな前置きのもと、
10月23日発売の雑誌「イラストノート」vol.24を楽しんで頂ければ幸いです。


最後に、この場を借りて、あらためてお逢いして下さった林静一先生、
このような貴重な機会を作って頂いたイラストノート編集部の皆さま、
これまで応援して下さった皆さま、支えてくれた家族や友人たちにお礼申し上げます。
本当にどうもありがとうございました。

これからもより一層、叙情画、イラストレーションを盛り上げるべく精進致しますので、
今後ともよろしくお願い致します。
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追伸/林先生、蕁麻疹治ったら、ボーリングご一緒させて下さい(笑)
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by kazekissa | 2012-09-29 10:01 | 日記

出来ないことは良いことだ (前編)

ゲントウキに「Abeno-music Abeno life」という曲があって、
当ブログの前題が"僕のアベノライフ"ということから、
ゲントウキファンの皆さまや、勘の良い方なら気付くかもしれないが、
ゲントウキのボーカル・ギターであり友人の田中潤さんが僕のこと、
そして僕の10年暮らしていて、田中さんとの出会いの場となった
大阪の阿倍野をテーマに作ってくれたという、とてもうれしい歌だ。

歌詞で"本職は絵描きなんだけど器用に何でもこなすヤツ"と歌われていて、
確かに絵以外にも、バンド活動やエッセイ執筆、そしてトークライブと、
割と器用な方だという自負もあるが、子供の頃からどうしても苦手で、
今もなお克服できないものは勿論ある。

ひとつは梅干し。梅干しやシソのあの独特な味がどうしても苦手で、
最近も定食屋のおじさんが「サービスしとくわ!」と言って、
ごはんにたっぷりゆかりをかけてくれた時には、
「あぁ、こんなに善意の相思相愛関係なのに、
国交関係のように、とてもかなしいすれ違いが起こっている…」
と自分の体質を嘆いたものだ。

そんな梅嫌いな僕であったので、子供時代、スーパーのお菓子売り場で
ロッテ「小梅」というキャンディを見つけた時も、過敏に反応して、
「騙されないぞ!お菓子になっても、例え小さくても、梅は梅だい!!」と
通り過ぎようとしたが、ふと振り返ると「小梅ちゃん」のパッケージに印刷している
ただの線だけのはずの少女が、かなしそうな顔をしている気がした。
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自分も絵は描くので、好きな漫画も上手か下手かで判断していたくらい
絵はあくまで絵(人が描いたもの)という認識が強く、
悪い言い方をすれば、絵に対してだけは冷めた目線を持った子供だった。
Hなものに興味を持ちだす頃でも、その手の入り口であるエロ漫画より
いきなり実写(アダルトビデオ)派だったくらいだ。
そんな僕がただの絵である女の子に対して
淡い恋心を抱いたのは、これがはじめての体験だったように思う。

今考えると、もしかしたらパッケージに使われている濃いピンク色の色彩効果や、
食べれないことに対する反動も助長していたのかもしれないが、
それは"卵が先か、ニワトリが先か?"論争みたく、
もう心に火がついてしまった後の僕にとっては後の祭り、
「あの女の子が"ほ"っと頬を染めている相手が僕だったらいいのになぁ。。。
大人になって梅干しを食べれるようになって、必ず迎えに行くからね!」と、
お菓子コーナーを通り過ぎる度にそう思っ…いや想っていた。

やがて大人になり、相変わらず梅干しは苦手なままだったが、
新しく好きなものが出来た。それが音楽だ。
僕が大学ではじめて一人暮らしする際に父がくれた
鈴木慶一とムーンライダース「火の玉ボーイ」のレコードがきっかけで、
昔の日本の音楽に興味が出てきて、
その中でも特にはっぴぃえんどというバンドが好きになった。
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のちに松田聖子やキンキキッズなどなど数多くの名曲を産み出した
作詞家の松本隆さんがドラムとして在籍していたバンドで、
メンバーはほかにも、細野晴臣、大瀧詠一、鈴木茂と、
いまなお日本の音楽シーンの最先端に君臨する方々が一堂に会している
伝説のバンドだ。ということは後に知った。

というのも、僕が好きになったきっかけはジャケットだった。
それは通称「ゆでめん」と呼ばれるファーストアルバムのジャケットで、
木版画とも劇画とも取れるようなリアルなタッチで描かれた日本風景と、
コミカルにディフォルメされた煙突から出る煙との対比、
一歩間違えたらナンセンスになりえるギリギリのセンスの絵にくぎ付けになった。
そして中身を聴いても、それはそのまま、当時のはっぴぃえんどの音楽性や
時代のムードを的確に表していて、ますますそのジャケットが好きなり、
調べてみると"林静一"という方が描いているのだと知った。

そう、あの僕の愛しのジュリエットこと、小梅ちゃんの作者だったのである。
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さらに調べるとイラストレーターだと思っていた林静一さんは昔、
ガロというアングラ誌で「赤色エレジー」という漫画も描いていたらしい。
ということで「赤色~」はもちろん、つげ義春さんや、鈴木扇二さんなど、
他のガロ作家の漫画も読むようになった。
どの作品も、今まで読んできたどの漫画より繊細な感性が表現されていて
衝撃を受けたと同時に、これが"アングラ"だと言われていることがとてももどかしく思った。
松本隆さんがアングラなイメージのはっぴぃえんどから、
対極に位置する歌謡ヒット曲の作詞家になったように、
僕もストーリーを構築するのは苦手なので漫画家は無理だけど、
どうにかしてこの世界観をもっとみんなに知ってほしいと思い、
大学を卒業する頃、僕はイラストレーターを目指すようになっていた。


一方、そんなきっかけで好きになったはっぴぃえんどだったが、
伝説と言っても、オリジナルアルバムはわずか3枚しか存在していなかったので、
「あんな風に日本語がビンビンにとがった音楽をやっている他のバンドはいないのかなぁ」と
探していたところ、当時インディーズで活動していたゲントウキの音楽に出会った。

お互い大阪で活動していたこともあり、ライブに行ったり、
展覧会に来てもらったり、遊びに行ったり、一緒にエロビデオを見たりする日々。
田中さんはさすがミュージシャンだけあって、
はっぴぃえんどはもちろん、新旧世界中の音楽に詳しかったが、
それと同じくらい漫画にも詳しく、"ゲントウキ"というバンド名も
ガロの漫画から名付けられたことを知った。
(※鈴木扇二「透明通信」の中にッ出てくるモチーフ)

そんなガロ通の田中さんはもちろん林静一さんのことにも詳しくて、
たいがいは「小梅ちゃんエっロいよなぁ~」といったものだったが、
時には真面目に、「いまはアマチュアやけど、お互い将来プロになって
はっぴぃえんどと林静一さんのような理想的なコラボレーションが出来たらええなぁ」
と熱く語っていた。どちらも本心だった。

そんな田中さんと僕の青春がぎゅっと詰まった"Abeno-music Abeno-life"は、
数々の名曲とともに、ゲントウキのベストアルバム『幻燈名作劇場』に収録されています。
ぜひ。
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(つづく)
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by kazekissa | 2012-09-29 07:16 | 日記

東京、大阪、名古屋、富山、九州、そしてタイ

いよいよ本日水曜日はジャケットイラストを担当した
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのニューアルバム『ランドマーク』の発売日です。
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CDショップは1日前には入荷する店舗もあるので、
もしかしたら、もう手に入れた方もいらっしゃるかもしれませんね。

今回のアルバムはアジカンのアルバム史上いまだかつてない程、
問題意識を問いかける詞世界になっています。
その問題とは大雑把にいえば、"社会と自分"や"世界と自分"。
例えばこのインターネットやテレビでニュースを見ていて僕らは、
どこかその出来事を他人事に感じている部分があると思います。
知識の及ばない政治的、また科学的なこと、
ましてそれが海外のことだったらなおさらかもしれません。

まぁ、それらすべてを受け止めていたら心も身体もタイヘンなので、
元々人間の脳は、そういう忘れっぽい作りになっているのですが、
去年の3月11日に起こった地震、またそれ以降にいまも鳴りやまない数々の問題は、
まぎれもないこの日本で起こっていることで、確実に僕らひとりひとりが考えるべき問題です。
そこでジャケットは、現代でも残っている日本的で伝統あるものと、
そこからもっとも遠いと感じているような、宇宙やテクノロジーを同時に描いてみました。

とは言え、そんな難しい問題だけでなく、生活や仕事、恋愛、友達関係においても、
ああすればいい、こうすればいいという正解はまだないからこそ、
日々人と話し合い、また新しい商品や芸術が産まれてくるんだと思います。
なんとなーく、そんな風に耳を澄まして、目を凝らし、
生活の中で、この「ランドマーク」というアルバムと面と向き合って、
正解のない色々な目線をもっと持てたら素敵だなぁと思います。

僕の大好きなアーティスト・小沢健二さんの曲「天使たちのシーン」の中で、
"いつか誰もが花を愛し 歌を歌い 返事じゃない言葉を喋り出すのなら"
という詩がうたわれています。日本の返事じゃない言葉がどうか見つかりますように。


さて、話は変わって先週末に東京・阿佐ヶ谷ロフトAで行われたイベント
『中村佑介×山田参助!東の陣~最強美少女vs最強美おっさん~』、
無事終了しました。たくさんのご来場、心からお礼申し上げます。
参加して下さった皆さま、そして山田参助先生と阿佐ヶ谷ロフトAスタッフの皆さま、
本当にどうもありがとうございました。
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また会場では「ショートソング」(集英社文庫)の表紙を書かせて頂いた歌人・枡野浩一さんや、
別の場所でも「謎解きはディナーのあとで」(小学館)の東川篤哉さんとお会いして、
いつもよりゆっくりとお話しができ、とっても楽しい東京の旅となりました。

さて次のイベントは来週頭、9月17日(月)の夜19:30~、
ホームグラウンドの大阪・なんば紅鶴では半年ぶりのトークライブ『本日休業』。
この日は紅鶴オーナーにして司会・柏木くん(写真左)の誕生日でもありますので、
皆さまぜひ祝杯ムードで遊びにいらして下さい。詳細は以下になります。


2012.9.17mon トークライブ『中村佑介の本日休業

忙しすぎるイラストレーター中村佑介が、心の休みを取るべく言いたい事を言いっ放し。無駄だらけの無責任イベントと思いきや、こちらが偽りのない本当の講演会!? うっかり半年ぶりの今回はなんと司会・B柏木の誕生日に開催!やっ​たー!!

【日時】9月17日(月) 開場19:00 / 開演19:30
【出演】中村佑介 / B・カシワギ
【入場料】¥1,000- (1drink別)※19時から当日券のみ
【会場】大阪・なんば紅鶴
〒542-0074 大阪府大阪市中央区千日前2-3-9 味園ビル2F
(南海なんば駅より南海通り東へ180m 各線日本橋駅より120m
各千難波駅より徒歩5分 同ビル内に駐車場完備)
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予定が合わなくて来れなかった方、また他の地域にお住まいの方も、
その9月末に東京、名古屋、10月には富山でも講演会がありますので、
ぜひ、そちらの情報も更新しているFacebookページをご利用下さい。


一方、福岡では二鶴堂創業40周年ということで、こんなお土産が7年ぶりに復刻。
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実はこの"博多の女"、当時は少し違う味とデザインだったのですが、
僕のイラストレーターとしてのはじめての仕事でした。
"小梅ちゃん"や"萩の月(仙台銘菓)"のパッケージでもお馴染みの
林静一先生の影響がより色濃く出ている時期で、プロの仕事として恥ずかしい限り、
その名の通り蜂蜜とレモンのような甘酸っぱい思い出なのですが、
記念としてイラスト自体は同じもので復刻させてもらうこととなりました。

その林先生にも今月、とあるイラスト誌の対談でお会いすることになっています。
絵と言うのは実に息の長いものなので、それこそ100年以上前の絵でも
いまだに愛されていたりする中、影響を受けた方がまだ現役で活躍されていて、
こうしてお会いできるなんて、つくづく幸せだなぁと思います。

なお、この"博多の女"10月までの期間限定販売で、通信販売もしておりますので、
どうぞ福岡以外の県にお住まいの方も、ぜひそちらをご利用ください。
小さなバームクーヘンにハチミツれもんの餡が入っている
お子様でも食べやすいお菓子です。


(タイについてはまた追記します)



よろしくお願い致します。



イラストレーター/中村佑介
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by kazekissa | 2012-09-12 10:45 | 日記

伝説のイベント、東京で再び!!

9月にある久々の東京にして、大阪で大好評だったイベントのお知らせです。
まずは詳細をご一読下さい。

9/9sun中村佑介×山田参助!東の陣~最強美少女vs最強美おっさん~』
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大阪なんば紅鶴で大好評を得た奇跡の夜が東京で再び!
少女をいま日本一美しく描く イラストレーター中村佑介と、
おっさんをいま日本一美しく描く漫画家山田参助が正面衝突!
中村ファンにとっても参助ファンにとっても異色と思うこの組み合わせ。
しかし、それは真逆に見えてとっても近いところにあるやもしれない。美少女を最も際立たせるもの。
おっさんを最も際立たせるもの。それは、おっさんであり、美少女ではないか?
美しいおっさん、そして少女が描けるようになりたいあなた!
是非、この夜は来るべきである!他では見れない中村佑介と山田参助という組み合わせ!
しかも互いのバンドも引っさげての激突!そして、奇跡はまた起きるのである。


【日時】2012年9月9日() OPEN 18:00 / START 19:00
【会場】阿佐ヶ谷ロフト 地図はコチラ
    東京都杉並区阿佐谷南1-36-16ーB1
    JR中央線阿佐谷駅パールセンター街徒歩2分
【出演】中村佑介、山田参助、B・カシワギ 【バンド】泊、セイルズ
【チケット】前売¥2,000 / 当日¥2,500(共に飲食代別)
前売はローソンチケットにて発売中(Lコード:37829)
【お問い合わせ】Tel : 03-5929-3445(阿佐ヶ谷ロフト)
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<出演者プロフィール>
中村佑介…ASIAN KUNG-FU GENERATIONやゲントウキのCDジャケットをはじめ、
赤川次郎、石田衣良、森見登美彦、東川篤哉などの書籍カバーも数多く手掛ける
大阪在住のイラストレーター。画集『Blue』(飛鳥新社)は8万5000部を記録中。
また"セイルズ"としてバンド活動の他、テレビ、ラジオ出演、エッセイ執筆など多岐にわたって活躍中。
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山田参助…「さぶ」(現在休刊)や「SAMSON」では官能小説の挿絵や短編漫画作品を執筆し、
2005年度のSAMSONの表紙を手がけた。絵のタッチを掲載誌や作品により変えることがあり、
時に線の細いタッチで可愛らしい風俗嬢や美女を、時にコミカルなタッチのキャラを描くこともあるが、
真骨頂はアクが強く緻密なタッチで描かれる男性で、濃い男臭さとどこか和風の雰囲気を漂わせる。
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という感じで、主にホモセクシャル雑誌や各媒体で、いま最も美しいおっさんを描く漫画家と言われている
山田参助さんとのトークイベント+各々がしているバンドのライブがセットになったお得イベントで、
ふたりがレクチャーする美少女の描き方、美おっさんの描き方講座コーナーもあります。
大阪で開催した時は、全編通してあまりの化学反応ぶりに企画・司会の柏木くんが我を忘れる程。
たいへん混雑が予想されますので、関東の皆さまは前売りをお買い求めの上、
ぜひお見逃しのないよう、宜しくお願い致します。


そして来週末は、以前も告知した通り、セイルズの京都ライブがあります。

8/26sun music studio hanamauii presentsLIVE KIRAUEA!! 2012
【日時】2012年8月26日() 13:00~22:00
【会場】京都二条GLOWLY 京都市中京区西ノ京星池町8
(※地下鉄二条駅より徒歩二分) 地図はコチラ
【入場料】charge\2300円
【出演】YeYe / セイルズ / STEPAK-TAKRAW / ドクロズ / 猫殺す
/ neue nahel / Nokies! / ha-gakure / Hotel chloe / Lainy J Groove
【お問い合わせ】TEL:075-366-6369(京都二条GLOWLY)




という我々もミニアルバム『Pink』のレコーディングをして頂いた
京都スタジオハナマウイにゆかりのある総勢全10アーティスト出演の一大ライブイベントです。
ロックもあれば、ポップスもあり、フォークもあり、ヒップホップもありのたっぷりの9時間。
関西の方はぜひ、夏の京都を音楽とともにゆっくりと過ごしましょう。


以上、イベント情報でした。
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by kazekissa | 2012-08-20 05:57 | 日記