イラストレーター、ミュージシャン中村佑介のオフィシャルブログ または心のおもらし。Twitterは@kazekissaまで。


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ハロー、まだ見ぬフレンズ。

トンネルを抜けたのに雨にとうせんぼされたので、
昨日は部屋で1日中、ラジオの編集をして、
夜も雨も明けた今日、久々に自転車でなんばへ出る。
僕の愛車は少し変わった形をしていて、
鳥山明先生が扉絵で亀仙人を乗せそうな、
三角形をモチーフにした折りたたみ自転車だ。
(以下「ストライダ」、正式名称。)

タワーレコードに行ってアジカン「アフターダーク」を確認。
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近くの視聴機に、ははのきまぐれのメジャーデビューアルバム「そろそろ時間ですよ」と、
元・クリンゴン木村ひさしさんのソロデビューシングル「ハロー」があったので、
買って外に出ると、ストライダの隣に水色のスマートな自転車が止めてあった。
「へー、格好いいじゃん」と横目に次はTSUTAYAに行くと、
近場にはなかったのでAmazonで注文しようとしてた、
夜回り先生のDVD第2巻があったので、また買って外に出ると、
またまたストライダの横にはかっこいい自転車が、
「俺の方が格好いいだろう」と言わんばかりに止めてある。
ぱっと見はただの極彩色のロードバイクなんだけど、
良く見ると、ブレーキがない。元々ついてないご様子で、
ハンドルなんてゴムなし(女の子、気をつけて!)の何と鉄むき出し!!
これには負けた。僕の自転車なんてそれに比べたら、
3角形なだけでゴムありだし(普通)、ブレーキありだし(普通)、8万円なだけだし(ちょっと自慢)。

そういえば、これまでも街に止めたら大体こんな調子で、
帰ってきたら、横には少し変わった自転車が止まってることがよくあった。
果たして、競争心なのか仲間意識なのか。
そこでちょっと前に、割と個性的でお洒落な服を着る友だちが言っていた言葉を思い出す。
「わたしはわたしのセンスで服を択び買っていたと思ってたけど、
少しは他人の目を意識していたことに気付いて、何かちょっと複雑だった。」

そうなんだよねぇ。
この"残念"ではなく"複雑"ってのがこの状況を的確に表していて、
他人とは違う個性による優越感と、それを少数の仲間と共有する安心感。
もっとわかりやすくこの2つの気持ちを同時にことばで表すと、
「僕らって変わってるよねぇ」って感じかな。
人よりちょっと大き目の穴の開いたザルでふるいにかければ、
「あの子、変だよね」って思う人は勝手に横をスルーしてくれて、
時間をあまりかけずに逢いたい人に逢えるって寸法。
僕はいいことだと思うよ。

今回の自転車の件も、僕が緑の服ばっかり着るのも、
音楽が好きなのも、いうなれば絵を描いてるのも、
勿論無意識に好きでやってるんだけど、
おそらく底には同じメッセージを持っていて、
逢いたい人に、逢うべく人にきちんと逢えている実感があるので、
だんだんとそのふるいにかけるテストのような鎧も、
20代前半に比べると少なくなってきています。
だからご年配の方は何だかスッキリしているのでしょうなぁ。

だけど極彩色の自転車の彼よ。
安全の為にブレーキはつけた方がいいと思うよ。
君はまだ見ぬ僕の友だちかもしれないんだもん。
あと、色んな意味でゴムも忘れずに。
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(画像は赤川次郎セレクション「⑨哀愁時代」と「⑩血とバラ」。22日発売です。)
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by kazekissa | 2007-11-06 23:39 | 日記