イラストレーター、ミュージシャン中村佑介のオフィシャルブログ または心のおもらし。Twitterは@kazekissaまで。


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芸の為なら

3年ほど前から一人暮らししている母が「犬を飼いたい」と
言っていたのですが、母のマンションはペット禁止なので、
最近話題のニンテンドー3DSとニンテンドッグスをプレゼントしたら、
電話越しに本当に犬を飼っているんじゃないかと錯覚するくらい、
うれしそうに犬のことを話す母の声を聞いて、
やっぱりゲームはいいなぁと思った次第です。
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母の愛犬・プータン

ニンテンドッグスは本体内蔵のマイクに向かって、
名前を読んだら「ワン!」と答えたり、こちらに走ってくれるだけでなく、
「お手!」や「お座り!」と言うと、次第に芸も憶えるようになるそうなのですが、
最近の母の悩みは、犬が立ち上がる"チンチン"という芸の呼び名は、
本来外でやる目的の携帯ゲームだと考えた場合、
あまりにもハードルが高すぎるネーミングなので、
それをどう憶えさそうという幸せなもの。
あれって"チンチン"以外呼び名はあるのでしょうか。

まぁ、最近はプレイ自体はほとんどしないようになったのですが、
やはり僕もゲームが大好きで、少年ジャンプも読まないようになったのに、
毎週欠かさずファミ通だけは読んでおり、
大学の頃まではゲーム業界を目指していた程です。
それがなぜ現在、このようなゲームとは関係ない仕事に至ったのかは、
ユリイカやエッセイ、またインタビューを読んで頂きたく思っております。

さて、次回第4回を迎える季刊エスの連載コーナー『シゴトバ探訪』で、
イラストレーターの"あきまん"さんこと安田朗さんにお会いしてきました。
4といえば僕の大好きな格闘ゲーム"ストリートファイター"も
シリーズ4作目まで出ています。そう、何を隠そうあきまんさんは、
あのスト2シリーズのキャラクターを作って、描いた人なのです。
他にもカプコンの数々のゲームや、∀ガンダムが有名なお仕事ですが、
今はフリーランスとして、イラストに油絵に漫画にキャラクターデザインに、
幅広く活動されております。

一方、第3回でお会いしたCENTRAL67の木村豊さんは、
スピッツや椎名林檎、東京事変、SUPERCAR、
最近では僕も大好きなメレンゲやふくろうずなどなど、
数々の有名なCDジャケットを手掛けられているデザイナーさまで、
今現在自分がAISAN KUNG-FU GENERATIONやゲントウキのCDジャケットの仕事で、
ご一緒させて頂いていることを、音楽に興味を持ちだした高校生時代の僕が知ったら、
まさに「君と言う花」のCDジャケット通りに鼻血が出る勢いで、
僕の今の音楽と関わる仕事において、一番大きな影響を与えて下さったお方です。
詳しくは現在発売中の季刊エスをお読みください。

そう考えると、あきまんさんは直接的に今の僕の仕事や絵柄とは
あまり関係ないようにも見えますが、それよりもっと以前、
まだ将来のことも考えてもいない中学生の頃に夢中になったものは
テレビゲームでした。
その中でもファイナルファイトやストリートファイターという
カプコンが発売したリアルで過激な格闘ゲームは
女の子とうまく喋れない男の子のどこに持って行ったら良いのかわからない
ありあまる生の、いや性の膨大なパワーを、ゲームセンターにさえ行けば
わずが50円一枚で一手に引き受けてくれた神さまのような存在で、
当時のことを思い出すと、やはりかなり溜まってたんだなぁと思いま…ちがう、
感謝の心でいっぱいです。

あの頃はもう本当に、寝ても覚めてもスト2のことばかり。
カプコンの開発スタッフより"スト2"という言葉を言っていたように思います。
そのうちにプレイするだけでは飽き足らず、
自分でオリジナルキャラクターを作ったり、
時に、春麗みたいな色気のある女性キャラを参考にしようとエロ本を開いたり、
グラフ用紙にそのキャラクターをドットで起したり、
開いたエロ本で興奮した汗で、薄いグラフ用紙が波打ってしまったり、
オリジナル必殺技コマンドを考えたり、
その際に複雑なポーズの参考の為に再び開いたエロ本で興奮して、
もう今日は寝ることにしたり、やっぱり起きたり、
このように、なぜか僕の中で一見縁遠そうなスト2とエロスは同じ思い出のページにあり、
それは年齢も年齢なのでかなぁと思っていたら、
あきまんさんにお会いして「なるほど」と合点がいきました。

あれからほぼ20年、ようやくお会いしたあきまんさんは実にエロかったのです。
「仕事の途中だったのかな?」というつけっぱなしのパソコンのモニターに映っていたのは、
アダルトビデオの通販サイト、大人のAmazonことDMM.comの注文ページ。
「仕事の途中だったのかな?」というパソコンのフォルダの中に入っていたのは、
"~.wmv"や"~.rm"というエロの拡張子のついた動画ファイルが満載。
するとあきまんさんは「あ、これですか」と何事もなかったように
実にフランクに「エロいということは良いことです。
つまり生物として身体が"生きたい!"って言ってるってことですからね」
と、とつとつと語り始めました。やっぱり!なんて素敵な人なんだと思いました。

「エロい」というと言葉が悪いかもしれませんが、
それだけ女性に興味があり、きちんと見ているということなんですよね。
それじゃないと、春麗に代表されるディフォルメされているのに骨格や肉付きが正確で、
あんなにも魅力的なキャラクターは作り出せません。
そして「あぁ、だからスト2とエロの思い出が一緒に引き出しに入っていたのか。。。」
と納得しつつ、その後も対談は続き、絵についての大変為になるお話から、
使えるのか使えないのかわからない主に下半身のお話まで、
3時間以上も夢の中にいさせて頂きました。

それはもうあの頃スト2をはじめて見た時よりもワクワクする時間で、
もしかしたら、当時の僕もゲームの画面のの奥から、その素敵な人の気配を感じ取って、
「その作った人に会って、絵のお話がしたい!」
「そして仲良くなって最終的にはエロ本を貸してほしい!!」
と無意識に思っていたのかもしれません。
しっかりお借りするどころか頂いちゃったよ、あの頃の僕。
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なんとあきまん先生のオリジナル同人誌『ふゆまん5』。
過激な内容の為モザイク処理させて頂きましたので、
「どうしても見たい!」という健全な18才以上の方はコチラから。
僕もこの本を熟読して勉強します。


対談の内容やその模様は、次号季刊エスを楽しみに待って頂くとして、
今度は母に「例の芸の名前はそのままで良いんじゃないか」と提案してみようと思います。
だって、ゲームクリエイターのあきまんさん本人が
対談中に"おちんちん"という言葉を30回以上も連呼されていたのですから。
おそらくその部分は本誌ではカットになるので、ブログにて失礼いたします。
ありがとうございました。
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by kazekissa | 2011-04-16 07:13 | 日記